JIS Z 8402-6:1999 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方 | ページ 6

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Z 8402-6 : 1999 (ISO 5725-6 : 1994)
処置限界 UCL=+3 TO)=0,199 4
LCL=−3 TO)=−0,199 4
警戒限界 UCL=+2 TO)=0,132 9
LCL=−2 TO)=−0,132 9
移動範囲管理図
中心線=d2 TO) =1,128×0,066 45=0,074 96
処置限界 UCL=D2 TO)=3,686×0,066 45=0,245
LCL=なし
警戒限界 UCL=D2 (2) TO)=2,834×0,066 45=0,188 3
LCL=なし
参考 表の中では小数点としてコンマ (, ) を用いている。

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Z 8402-6 : 1999 (ISO 5725-6 : 1994)
図9 私製標準物質の灰分 [% (m/m) ] の についてのシューハート管理図

――――― [JIS Z 8402-6 pdf 27] ―――――

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Z 8402-6 : 1999 (ISO 5725-6 : 1994)
図10 和製標準物質の灰分 [% (m/m) ] の についての累積和管理図
6.2.5 例4 : 日常分析の真度の安定性のチェック(2)
6.2.5.1 背景
a) 測定方法
Silver diethyldithiocarbamate-arsine evolution colorimetric法による亜鉛酸化物の砒素含有量の測定
b) 出典
Kanzelmeyer, J. H. “Quality Control for Analytical Methods”, ASTM Standardization News, October 1977,
Figure 2, p. 27.
6.2.5.2 オリジナルデータ
表8参照
6.2.5.3 シューハート管理図による安定性のチェック
表8の注に示した公式,及び事前に得られた 爰 い,xについてのシューハート管理図(図11参
照)をつくる。
1点が処置限界を超え,7以上連続する測定結果が中心線の下側に2つあることから,管理図は測定結果
が安定していないことを示している。
6.2.5.4 累積和管理図による安定性のチェック
(h ; k) = (4, 79 ; 0.5) としたときのxに対する累積和管理図のパラメータ (H ; K) の計算を以下に示す
(図12参照)。
上側 : H=h 一滿 4.79×0.167=0.800
K1= k 一滿 3.800+0.5×0.167=3.88
下側 : −H=−0.800
K2= k 一滿 10.29−0.5×0.167=3.72

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Z 8402-6 : 1999 (ISO 5725-6 : 1994)
表8 例4 (6.2.5) のためのx管理図用のデータシート
1. 品質特性 私製標準物質の砒素含有量
2. 測定の単位 ppm (m/m)
3. 分析方法 Silver diethyldithiocarbamate-arsine evolution colorimetric法
群の番号 観測値 記事
x1 x2 x
1 3,70 3,80 3,75
2 3,76 3,86 3,81
3 3,64 3,38 3,51
4 4,01 3,62 3,82
5 3,40 3,52 3,46
6 3,65 3,53 3,59
7 3,20 3,58 3,39
8 4,19 4,65 4,42 処置限界を超えた
9 3,97 3,77 3,87
10 2,95 3,69 3,32
11 3,43 3,55 3,49
12 3,85 3,53 3,69
13 3,77 3,17 3,47
14 3,19 3,60 3,40
15 3,75 3,45 3,60
16 3,55 3,25 3,40
17 3,98 3,76 3,87
18 3,56 3,78 3,67
19 3,54 4,02 3,78
20 3,35 3,55 3,45
21 3,37 3,25 3,31
22 3,42 3,42 3,42
23 3,71 3,87 3,79
24 3,77 3,62 3,70
25 3,82 3,58 3,70
26 3,73 3,02 3,38
27 3,48 3,28 3,38
28 4,01 4,19 4,10
29 3,63 3,11 3,37
30 3,51 3,23 3,37
計 108,28
平均 3,609

私製標準物質の砒素含有量
3,80
過去の標準偏差
0,236
x−管理図
中心線=3,80
処置限界
UCL= 3 刀一滿 4.300
LCL= 3 一滿 3.299
参考 表の中では小数点としてコンマ (, ) を用いている。

――――― [JIS Z 8402-6 pdf 29] ―――――

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Z 8402-6 : 1999 (ISO 5725-6 : 1994)
図11 亜鉛酸化物のSilver diethyldithiocarbamate-arsine evolution colorimetric法による砒素(ひそ)含有
量の測定のxについてのシューハート管理図
図12 亜鉛酸化物のSilver diethyldithiocarbamate-arsine evolution colorimetric法による砒素(ひそ)含有
量の測定のxについての累積和管理図

7. 試験室評価における併行標準偏差と再現標準偏差の利用

7.1 評価方法

7.1.1  一般
ここでは,対象となる測定方法が一つで既に標準化されいろいろな試験室で用いられる場合の,試験室
の評価について述べる。従って,その測定方法の精度を併行標準偏差と再現標準偏差で推定することが可
能である。これらの値は,あらかじめ精度評価実験によって求められるものと仮定する。
測定方法のための標準物質が存在するか,又は参照試験室が存在するかによって,評価方式が3種類あ
る。標準物質が十分な測定水準に存在するならば,試験室が一つであっても評価を行うことができる。標
準物質が存在しない測定方法に関しては,そのような単純な評価は可能ではない。この場合には,対象の
試験室を,評価に関して高い水準にあることが広く認められている技術の優れた試験室と比較しなければ

――――― [JIS Z 8402-6 pdf 30] ―――――

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  • ISO 5725-6:1994(IDT)

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