JIS Z 8843:1998 工業用板ふるい

JIS Z 8843:1998 規格概要

この規格 Z8843は、粉粒体状物質のふるい分けに用いる,板厚12.5mm以下の打抜き加工による金属製平板状及びコイル状の工業用板ふるいについて規定。

JISZ8843 規格全文情報

規格番号
JIS Z8843 
規格名称
工業用板ふるい
規格名称英語訳
Industrial plate screens
制定年月日
1998年7月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 10630:1994(MOD), ISO 2194:1991(MOD), ISO 7805-1:1984(MOD), ISO 7805-2:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

19.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1998-07-20 制定日, 2003-02-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS Z 8843:1998 PDF [24]
Z 8843 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
JIS Z 8843には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 板厚3mm以上の板ふるいのあなの寸法許容差及びピッチの値
附属書2(規定) 板厚3mm未満の板ふるいであなの寸法が10mm以下の場合の寸法許容差及びピッ
チの値
附属書3(参考) 工業用板ふるい−打抜き形式のコード

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS Z 8843 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8843 : 1998

工業用板ふるい

Industrial plate screens

序文 この規格は,次に示す国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)で
あり,また,規格の使用者の便を図るため,一つの規格に合体させて作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
ISO 2194 : 1991 Industrial screens−Woven wire cloth, perforated plate and elctroformed sheet−
Designation andnominal sizes of openings
ISO 7805-1 : 1984 Industrial plate screens−Part 1 : Thickness of 3 mm and above
ISO 7805-2 : 1987 Industrial plate screens−Part 2 : Thickness below 3 mm
ISO 10630 : 1994 Industrial plate screens−Specifications and test methods
なお,この規格で,点線の下線を施してある部分は,原国際規格にない部分である。
附属書3(参考)は,1983年に第1版として発行されたISO 7806, Industrial plate screens−Codification for
designating perforationsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成したものである。
我が国では,板ふるいのコード表示は,現在ほとんど使用されていないが,今後の活用を図るために附属
書3(参考)として記載した。
1. 適用範囲 この規格は,粉粒体状物質のふるい分けに用いる,板厚12.5mm以下の打抜き加工による
金属製平板状及びコイル状の工業用板ふるいについて規定する。
この規格の適用範囲は,板厚によって次の寸法のあな(孔)をもつ板ふるいとする。
a) 板厚3mm以上 : 丸あな,角あなとも3.15125mm
b) 板厚3mm未満 : 丸あなは0.5125mm,角あなは2125mm
参考 板厚3mm未満のものは,ISO 10630の適用範囲は,丸あなの場合はあなの寸法が1125mm,
角あなの場合は,4125mmとなっている。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。この引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 7420 限界プレーンゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7544 デプスマイクロメータ
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 板 (plate)厚さ312.5mmの打抜き金属板製造用の圧延材。板のエッジは,圧延中に自由に変形で
き,一般には角形の平板として供給するが,設計に従って他の形にもできる(1)。
注(1) 打抜き後は,板及び薄板は両者とも“打抜き板”と呼ぶ。

――――― [JIS Z 8843 pdf 2] ―――――

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Z 8843 : 1998
b) 薄板 (sheet) 厚さ3mm未満の打抜き金属板製造用の圧延材。板のエッジは,圧延中に自由に変形で
き,一般には角形の平板として供給するが,設計に従って他の形にもできる。
打抜き金属板製造用圧延薄板。板のエッジは,圧延中に自由に変形でき,最終圧延工
c) コイル (coil)
程後に重ね巻きの形に巻き取る。
d) 打抜き板 (perforated plate)対称的な配列の一様なあなからなるふるい面をもつ板。あなは,角形,
スロット形,丸形,その他の規則的な幾何学形状のものがある。
e) 板厚 (plate thickness)打抜き前の板の厚さ。
f) 送り方向 (feed direction)板又は薄板を打抜きプレスに送り込む方向。
g) パンチ側 (punch side) パンチが入る打抜き板の表面。
金属製打抜き板の丸あなの直径又は角あなの相対する辺間の距離。
h) あなの寸法 (hole size)
i) 打抜き板の隣接する二つのあなの対応する点間の距離。
ピッチ (pitch)
j) 打抜き板の隣接する二つのあなの最も近い縁間の距離。
ブリッジ幅 (bridge width; bar)
k) マージン (margin)あなの外側の列の外縁と打抜き板のエッジとの間の距離。
l) 開孔率 (percentage open area)板の打抜き部分の全面積に対するあなの全面積の割合。打抜きの対象
とならない部分は除く。
金属製打抜き板を平らにするための冷間機械加工。
m) ローラー矯正 (roller levelling)
4. 記号 この規格で用いる記号は,表1による。
表1 金属製打抜き板の記述に使用する記号
記号 説明 参照図
a1 板の短辺側の全長(板幅) 1
a2 板の短辺側の打抜き面の長さ 1
b1 板の長辺側の全長(板長さ) 1
b2 板の長辺側の打抜き面の長さ 1
c 角形板の直角からのずれ 5
e 板の長辺側のマージンの幅 1
e1 1
e−マージンが左右で等しくない場合の大きい方のマージンの幅
e2 1
e−マージンが左右で等しくない場合の小さい方のマージンの幅
f 板の短辺側のマージンの幅 1
f1 1
f−マージンが左右で等しくない場合の大きい方のマージンの幅
f2 1
f−マージンが左右で等しくない場合の小さい方のマージンの幅
g エッジの平面からのずれ 8
h エッジの直線からのずれ 9
p あなのピッチ 2
t 板厚 1
t1 あなのだれ面の高さ 7
t2 あなの切断面の高さ 7
t3 あなの破断面の高さ 7
t4 あなのばりの高さ 7
w パンチ側で測定したあなの寸法 7
wb 裏側(ばり側)で測定したあなの寸法 7
5. あなの寸法系列の種類及び呼び寸法 あなの寸法系列は,R10, R20及びR40とし,その呼び寸法は,
付表1による。

――――― [JIS Z 8843 pdf 3] ―――――

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Z 8843 : 1998
6. 打抜き板の構造,寸法及び許容差 打抜き板の構造の代表的な例を図1に示す。
図1 打抜き板の構造
6.1 あなの形状及び配列 あなの形状は,丸あな又は角あなとする。あなの配列は,丸あなの場合には
図2に示す60°千鳥配列,角あなの場合には図3及び図4に示す並列配列又は千鳥配列とする。
図2 丸あな : 60°千鳥配列

――――― [JIS Z 8843 pdf 4] ―――――

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Z 8843 : 1998
図3 角あな : 並列配列 図4 角あな : 千鳥配列
6.2 あなの寸法及びその許容差 板ふるいに使用するあなの寸法wは,付表1のR10の系列の呼び寸法
から選択する。不足する場合にはR20の系列から選択し,更に必要な場合はR40の系列の寸法から選択し
てもよい。
あなの寸法許容差は,未使用の板ふるいに適用するもので,板厚によって6.2.1及び6.2.2によるものと
する。
備考 あなの寸法をR40の系列から選択した場合,許容差を含めると実際のあなの寸法の大小が逆に
なることがあるので,契約するときにその点を明確にしておくことが必要である。
6.2.1 板厚3mm以上の場合 あなの寸法の平均値の許容差は,次の式によってw以内とする。
w5.4( lg w)
w (1)
100
ここに, w及びwの単位は,ミリメートルとする。
備考 あなの寸法の平均値の許容差の例を,附属書1表1及び附属書1表2に示す。
6.2.2 板厚3mm未満の場合
a) あなの寸法の平均値の許容差w あなの寸法の平均値の許容差は,次の式によってw以内とする。
ここに,w及びwの単位は,ミリメートルとする。
1) あなの寸法が6.3mmを超える場合
w5.4( lg w)
w (2)
100
2) あなの寸法が6.3mm以下の場合
w(14 125. lg w)
w (3)
100
最小値は,0.1mmとする。
備考 あなの寸法が10mm以下の場合について,wの値を0.05mm刻みで最も近い値に丸めた例を,
附属書2表1及び附属書2表2に示す。あなの寸法が10mmを超える場合は,附属書1による。
b) 個々のあなの寸法許容差 個々のあなの寸法は,呼び寸法wから2w以上偏ってはならない。

――――― [JIS Z 8843 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8843:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10630:1994(MOD)
  • ISO 2194:1991(MOD)
  • ISO 7805-1:1984(MOD)
  • ISO 7805-2:1987(MOD)

JIS Z 8843:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8843:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7420:1997
限界プレーンゲージ
JISB7507:2016
ノギス
JISB7544:1994
デプスマイクロメータ