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Z 9041-3 : 1999 (ISO 11453 : 1996)
表1 ラーソン (Larson) のノモグラフ(図2)でサンプルサイズを決定する方法
場合 与えられた値 p0と下の値を結ぶ直線1 p´と下の値を結ぶ直線2
H0 : p≧p0 p´H0 : p≦p0 p´>p0 1− 愀 戀
H0 : p=p0 p´>p0 1− 愀一 戀
H0 : p=p0 p´二つの直線の交点でx尺上の値Cl, o (Cu, o)を読み取る。もし,xが整数でなければ,前後の整数に丸め
る。
7.3 二つの割合の比較
7.3.1 検定方法
帰無仮説
H0 : p1≧p2
H0 : p1≦p2
H0 : p1=p2
の検定方法(ただし,p1は母集団1の該当アイテムの割合で,p2は母集団2の該当アイテムの割合であ
る)は,書式C-1からC-3に示されている。これらの方法は,また,一つの母集団におけるアイテムの2
種の属性(2種の2値特性)の独立性を検定するためにも適している。
7.3.2 検定特性 次のことが仮定される。
a) 0 : p1≦p2の片側検定において,検出力 (1− 戀 ‰ p1>p2と判断される確率をp1とp2の与えられた
組み合わせに対して計算したものとする。
b) 二つのサンプルサイズが同じ,すなわち,n1=n2=nとする。
有意水準を 地 検出力のたいへん正確な近似値が,次に示すウォルターズ(Walters [1] に
よって提案された)逆正弦変換によって得られる :
1− 拿 z−u1−愀
ただし,
標準正規分布の分布関数,
u1− 標準正規分布の100 (1− 愀 ,
z 2n [arcsinp1 /1 2n arcsin p2 /1 2n ]
である。
愀一歿
この近似は,また,両側の場合(対立仮説H1 : p1>p2をもつH0 : p1=p2)に対して, え
ることによって用いることができる。
7.3.3 サンプルサイズnの決定 もし,サンプルサイズn1とn2とが前もって決められていない場合には,
有意水準を 地替 検定の検出力が (1− 戀 上となるような,最小の自然数に決められなければならな
い。
帰無仮説をH0 : p1≦p2と仮定する。しかし,次に示す方法は,また,愀一歿 え,制限のついた
対立仮説H1 : p1>p2を用いることによって両側の場合のH0 : p1=p2にも適用する。
サンプルサイズの正確な値は,選ばれた 戰 歛地 スマン(Haseman [2] によって最初に発
表された)表5及び表6で与えられる。これらの表は,二つの母集団に共通のサンプルサイズn=n1=n2
を仮定している。
これらの表に載せられていない 懿 p1,p2及び (1− 戀 ‰ 歛地替 次の近似式を使うことができる。
――――― [JIS Z 9041-3 pdf 6] ―――――
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Z 9041-3 : 1999 (ISO 11453 : 1996)
これは,また,サンプルサイズが等しくない場合も適用できる。その場合にはサンプルサイズの比r (n1/n2)
を前もって選んでおく必要がある。
2
n 2r 1
n1 1 1
4 rn p1 p2
n2=n1/r
ただし,
2
u1 r 1 pq u1 rp1 1 p1 p2 1 p2
n
r p1 p2
rp1 p2
p
r 1
q p
である。
8. 書式
適用を簡単にするために,書式で用いられる部分を表している□に印を付ける。(□の水平位置
が,それぞれの部分のその書式の階層における位置を示す。右が上位の階層である。)次に,必要なデータ
を記入し,要求される手順に従う。
8.1 書式A : 割合pの信頼区間
――――― [JIS Z 9041-3 pdf 7] ―――――
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Z 9041-3 : 1999 (ISO 11453 : 1996)
8.1.1 書式A-1 : 片側,割合pの信頼区間の上限
特性 :
測定方法 :
アイテム :
該当アイテムの識別基準 :
備考 :
懿
選択した信頼係数 : 1−
サンプルサイズ : n=
サンプルにおける該当アイテムの数 : x=
信頼限界の決定 :
a) ≦30のときの方法 □
1) =nの場合 □
pu, o=1
2)既知の値n,X=x及びq=1− 歛 む。
(この値が信頼限界である。) :
T (1-愀 n, x) =pu, o=
b) >30のときの方法 □
1) =0の場合 □
計算 :
愀
pu, o=1−一
2) =nの場合 □
pu, o=1
3) 0q=1− 歛 む : u1-懿
選択した信頼係数に対応するdの値を読む。
計算 :
p*= (x+1) / (n+1)
po
u, p* 1 1
2 p* d / n u1 p* 1 p* 1 d/ n 1 /n 1
結果 :
p≦pu, o=
――――― [JIS Z 9041-3 pdf 8] ―――――
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Z 9041-3 : 1999 (ISO 11453 : 1996)
8.1.2 書式A-2 : 片側,割合pの信頼区間の下限
特性 :
測定方法 :
アイテム :
該当アイテムの識別基準 :
備考 :
懿
選択した信頼係数 : 1−
サンプルサイズ : n=
サンプルにおける該当アイテムの数 : x=
信頼限界の決定 :
a) ≦30のときの方法 □
1) =0の場合 □
pl, o=0
2) >0の場合 □
既知の値n,X=n−x及びq=1− 歛 む。
T (1-愀 n, n−x) =
計算 :
pl, o=1−T (1-a) (n, n−x) =
b) >30のときの方法 □
1) =0の場合 □
pl, o=0
2) =nの場合 □
計算 :
愀
pl, o= 一滿
3) 0q=1− 歛 む : u1-a=
選択した信頼係数に対応するdの値を読む。
計算 :
p*=x/ (n+1)
po
l, p* 1 1
2 p* d / n u1 p* 1 p* 1 d/ n 1 /n 1
結果 :
pl, o= ≦p
――――― [JIS Z 9041-3 pdf 9] ―――――
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Z 9041-3 : 1999 (ISO 11453 : 1996)
8.1.3 書式A-3 : 割合pの両側信頼区間
特性 :
測定方法 :
アイテム :
該当アイテムの識別基準 :
備考 :
懿
選択した信頼係数 : 1−
サンプルサイズ : n=
サンプルにおける該当アイテムの数 : x=
信頼限界の決定 :
a) ≦30のときの方法 □
1) 上側信頼限界
− x=nの場合 □
pu, t=1
− x既知の値n,X=x及びq=1− 愀一歛 む。
(この値が信頼限界である。) :
愀一
T (1− n, x) =pu, t=
2) 下側信頼限界
− x=0の場合 □
pl, t=0
− x>0の場合 □
既知の値n,X=n−x及びq=1− 愀一歛 む。
愀一
T (1- n, n−x) =
計算 :
愀一
pl, t=1−T (1- n, n−x) =
b) >30のときの方法 □
1) 上側信頼限界
− x=0の場合 □
計算 :
愀一
pu, t=1− ( 一滿
− x=nの場合 □
pu, t=1
− 0q=1− 愀一歛 む : u1-愀一
選択した信頼係数に対応するdの値を読む。
計算 : p*= (x+1) / (n+1)
pt
u, p* 1 1
2 p* d / n u1 /2 p* 1 p* 1 d/ n 1 /n 1
2) 下側信頼限界
− x=0の場合 □
pl, t=0
− x=nの場合 □
計算 :
愀一
pl, t= ( 一滿
− 0q=1− 愀一歛 む : u1-愀一
選択した信頼係数に対するdの値を読む。
――――― [JIS Z 9041-3 pdf 10] ―――――
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JIS Z 9041-3:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11453:1996(IDT)
- ISO 11453:1996/CORRIGENDUM 1:1999(IDT)
JIS Z 9041-3:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.120 : 品質 > 03.120.30 : 統計的方法の応用
JIS Z 9041-3:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8101-1:2015
- 統計―用語及び記号―第1部:一般統計用語及び確率で用いられる用語
- JISZ8101-2:2015
- 統計―用語及び記号―第2部:統計の応用