JIS Z 9098:2016 災害種別避難誘導標識システム | ページ 11

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Z 9098 : 2016
附属書I
(参考)
災害種別避難誘導標識システムに関する留意事項
I.1 一般的推奨事項
災害種別避難誘導標識システムを設置する場合は,次の原則を適用することが望ましい。
a) 正常な視野の範囲内で目立つ場所に設定する。
b) 周辺環境の中で際立たせる。
c) 施設全体を通じて同一の高さで設置する。
d) 標識自体が危険要因とならないような場所に設置する。
e) 標識がよく見え判読できるよう配慮する。また,夜間の視認性にも配慮する。
可能な場合,標識の前のスペースは空いているのが望ましい。これは視力矯正レンズを持参してい
ない人又は視覚障害をもつ人が標識を見ようと近付く際の妨げにならないためである。
f) 設置環境が積雪地帯の場合,又は雨水が標識の設置環境を著しく変化する場所において,蓄光材料の
路面標識が当初の機能・効果を発揮できなくなる場合がある。その場合は,立面設置も考慮する。
I.2 設置間隔
災害種別避難誘導標識システムにとって設置間隔は重要な要素である。標識の設置間隔は,海岸,河川
などから目的とする避難施設まで適切な役目をもつそれぞれの標識を適切な間隔で途切れることなく設置
しなければならない。
特に分岐点となる交差点などには,避難方向を示す方向矢印及び避難場所を表す図記号を用いた標識を
適切な方法で設置しなければならない。
また,標識の設置間隔が長くなると避難者が不安になることが想定されることから設置間隔には十分配
慮する必要がある。
I.3 耐久性及び適合性
災害種別避難誘導標識システムは,設置環境に適合させることを念頭において選定することが望ましい。
また,次の要素を考慮するのがよい。
− 基板材の耐久性
− 表示部分の耐久性
− 色及び耐光性
− 人の往来又は清掃による損傷に対する耐性
− 耐水性
− 海水のしぶきなどに起因する腐食に対する耐性
− 貼り紙及び落書きに対する耐性
− 耐燃性
− 附属品の種類又はそれらの適合性
− 耐風圧性
設置する標識は,予期される環境条件に適合することが望ましい。設置者及び設計者はこれらの点につ

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いて,納入業者が発行する材料証明書,材料使用承認願などで確認することが望ましい。
参考文献 JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8902 キセノン標準白色光源
JIS Z 9095 安全標識−避難誘導システム(SWGS)−蓄光式
JIS Z 9096 床面に設置する蓄光式の安全標識及び誘導ライン
JIS Z 9101 安全色及び安全標識−産業環境及び案内用安全標識のデザイン通則
JIS Z 9107 安全標識−性能の分類,性能基準及び試験方法
JIS Z 9117 再帰性反射材
ISO 3864-4,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 4: Colorimetric and photometric
properties of safety sign materials

JIS Z 9098:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 9098:2016の関連規格と引用規格一覧