この規格ページの目次
JIS Z 9098:2016 規格概要
この規格 Z9098は、洪水災害(洪水及び内水氾濫),土砂災害(土石流及び崖崩れ・地滑り),高潮,大規模な火事などの災害の発生に備え,人々が安全な場所へ避難する際に利用する災害種別避難誘導標識システムについて規定。
JISZ9098 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z9098
- 規格名称
- 災害種別避難誘導標識システム
- 規格名称英語訳
- Hazard specific evacuation guidance sign system
- 制定年月日
- 2016年3月22日
- 最新改正日
- 2016年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.080.10, 01.080.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2016-03-22 制定
- ページ
- JIS Z 9098:2016 PDF [52]
Z 9098 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 避難誘導標識システム・・・・[3]
- 4.1 目的及び提供方法・・・・[3]
- 4.2 災害種別避難誘導標識システムに用いる図記号等・・・・[3]
- 4.3 適不適表示・・・・[5]
- 4.4 組合せ式による記載例・・・・[6]
- 5 災害種別による避難誘導標識システム・・・・[7]
- 6 一般・・・・[7]
- 6.1 距離表示の記載・・・・[7]
- 6.2 振り仮名の併記・・・・[7]
- 6.3 外国語の併記・・・・[7]
- 6.4 文字書体・・・・[7]
- 6.5 文字の色・・・・[7]
- 6.6 追加情報の記載・・・・[7]
- 7 暗闇対策・・・・[7]
- 8 災害種別避難誘導標識システムに関する留意事項・・・・[7]
- 9 修理,保守及び点検・・・・[7]
- 附属書A(規定)洪水避難誘導標識システム・・・・[8]
- 附属書B(規定)内水氾濫避難誘導標識システム・・・・[13]
- 附属書C(規定)高潮避難誘導標識システム・・・・[19]
- 附属書D(規定)土石流避難誘導標識システム・・・・[26]
- 附属書E(規定)崖崩れ・地滑り避難誘導標識システム・・・・[33]
- 附属書F(規定)大規模な火事避難誘導標識システム・・・・[40]
- 附属書G(参考)災害種別避難誘導標識システムに用いる方向矢印及び文字の大きさ・・・・[45]
- 附属書H(参考)災害種別避難誘導標識システムの暗闇対策・・・・[47]
- 附属書I(参考)災害種別避難誘導標識システムに関する留意事項・・・・[49]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 9098 pdf 1] ―――――
Z 9098 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 9098 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 9098 : 2016
災害種別避難誘導標識システム
Hazard specific evacuation guidance sign system
序文
近年,地球規模で各種の巨大災害が発生しており,その規模は今後も大きくなると予測されている。我
が国においては,巨大災害対策の一環として,災害対策基本法に基づき地方自治体において避難対策を策
定している。2013年の災害対策基本法の一部改正において,“命を守るための避難場所”と“仮の生活の
場としての避難所”とに区別され,避難所を災害種別によっては避難場所として利用できるとされた。津
波については,2014年9月にJIS Z 9097(津波避難誘導標識システム)が制定された。その他の災害種別
についても同様な避難対策を整備する緊急性を考慮し,この規格を制定することとした。
なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,洪水災害(洪水及び内水氾濫),土砂災害(土石流及び崖崩れ・地滑り),高潮,大規模な
火事などの災害の発生に備え,人々が安全な場所へ避難する際に利用する災害種別避難誘導標識システム
について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8210 案内用図記号
JIS Z 9097 津波避難誘導標識システム
JIS Z 9103 安全色−一般的事項
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
なお,標識に用いる場合には,必要に応じて平仮名で表記する。
3.1
避難誘導標識システム(evacuation guidance sign system)
災害が予想される地域において,その災害について日常的に情報として表記又は発信し,災害が発生し
たときに影響を受ける地域の人々に警告し,速やかに避難誘導させることを目的とする標識システム。
3.2
注意標識(warning signs)
災害が発生する危険のある地域を示すことを目的とする標識。
――――― [JIS Z 9098 pdf 3] ―――――
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Z 9098 : 2016
3.3
避難情報標識(evacuation information signs)
避難に関連した情報を示すことを目的とする標識。
3.4
避難誘導標識(evacuation guidance signs)
災害が発生したときに人々を避難場所へ避難誘導することを目的とする標識。
3.5
避難場所標識(evacuation area signs)
避難場所を示すことを目的とする標識。
3.6
図記号(graphical symbols)
言語から独立して情報を伝える一つの意味をもつ,視覚的に知覚される図形(JIS Z 8210参照)。
3.7
補助標識(supplementary signs)
標識の主要な目的を更に明確にするために,補助情報を提供する標識。
3.8
暗闇対策(visible in the dark space)
夜間及び電源喪失による暗闇空間における標識の可視化を行う対策。
3.9
シームレスデザイン(seamless design)
避難誘導標識システムの配置に関し,安全な避難場所まで途切れることのない誘導設計。
3.10
組合せ式(combination type)
災害の種類に応じ注意図記号,災害種別一般図記号,避難場所図記号,避難所図記号及びそれらの固有
名詞を組み合わせて表示すること(図2及び図3の記載例参照)。避難誘導方向矢印,距離表示,海抜,水
かさ(嵩)表示なども加わることがある。
3.11
災害種別一般図記号(hazard specific general graphical symbols)
災害の種類を表した図記号。適切な避難場所,避難所などと組み合わせて表示する。
3.12
避難場所(evacuation area)
災害が発生した場合,又は発生するおそれがある場合に,円滑かつ迅速な避難のための立退きの確保を
図るための施設又は場所。
注記 市町村長が指定した政令で定める基準に適合する避難場所を“指定緊急避難場所”という。指
定緊急避難場所は,洪水,津波,その他の政令で定める異常な現象の種類ごとに指定される。
3.13
避難所(shelter)
避難のための立退きを行った居住者,滞在者及びその他の者を,避難のために必要な間滞在させるか,
又は自ら居住の場所を確保することが困難な被災した住民及びその他の被災者を,一時的に滞在させる施
設。
――――― [JIS Z 9098 pdf 4] ―――――
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Z 9098 : 2016
注記 市町村長が指定した避難所を“指定避難所”という。指定緊急避難場所と指定避難所とは相互
に兼ねることができる。
3.14
洪水(flood from rivers)
河川の氾濫による浸水。
3.15
内水氾濫(flood from inland waters)
主に下水の処理能力を上回る降雨によって発生する堤内地の浸水。
3.16
高潮(storm surges)
低気圧の接近に伴う気圧低下によって生じる海水の吸上げ効果と,強風による吹寄せ効果とによって,
海面が異常に上昇する現象(又は海面が異常に上昇することによる浸水)。
3.17
土石流(debris flow)
大雨などによって山から石及び土砂が一気に下流へ押し流されること。
3.18
崖崩れ・地滑り(steep slope failure,landslide)
大雨,地震などによって斜面が崩れたり,滑ったりすること。
3.19
大規模な火事(fire disasters)
大規模で起こる火災。
4 避難誘導標識システム
4.1 目的及び提供方法
災害が発生したときに影響を受ける地域の人々に警告し,災害種別に応じた速やかな安全確保行動を誘
導するために避難誘導標識システムが必要である。
避難誘導標識システムには,注意標識,避難情報標識,避難誘導標識,避難場所標識を状況に応じてシ
ームレスデザインの考え方に基づき途切れることなく提供しなければならない。ただし,洪水,内水氾濫
及び大規模な火事については,注意標識はない。
4.2 災害種別避難誘導標識システムに用いる図記号等
災害種別避難誘導標識システムに用いる図記号等は,表1による。
――――― [JIS Z 9098 pdf 5] ―――――
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JIS Z 9098:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.20 : 特定設備に使用するための図記号
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.10 : 公共案内用図記号.標識.プレート.ラベル
JIS Z 9098:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8210:2017
- 案内用図記号
- JISZ9097:2014
- 津波避難誘導標識システム
- JISZ9103:2018
- 図記号―安全色及び安全標識―安全色の色度座標の範囲及び測定方法