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Z 9098 : 2016
表1−災害種別避難誘導標識システムに用いる図記号等
図記号
避難誘導標識
災害種別 災害種別注意図記号 避難場所図記号 避難所図記号 システム
一般図記号
洪水 附属書A
内水氾濫
− 附属書B
JIS Z 8210-6.5.1 JIS Z 8210-6.1.4 JIS Z 8210-6.1.5
高潮 附属書C c)
b)
JIS Z 8210-6.1.6
津波a) JIS Z 9097
JIS Z 8210-6.5.3 JIS Z 8210-6.3.9 JIS Z 8210-6.1.5
JIS Z 8210-6.1.7
土石流 附属書D
JIS Z 8210-6.5.2JIS Z 8210-6.3.10JIS Z 8210-6.1.4 JIS Z 8210-6.1.5
崖崩れ・ 附属書E
地滑り
JIS Z 8210-6.5.4JIS Z 8210-6.3.11JIS Z 8210-6.1.4 JIS Z 8210-6.1.5
大規模な火事 附属書F
−
JIS Z 8210-6.5.5 JIS Z 8210-6.1.4 JIS Z 8210-6.1.5
注a) 津波の避難誘導標識システムについては,JIS Z 9097を参照する。
b) 必要に応じてJIS Z 9097に用いてもよい。
c) 高潮の標識避難誘導システムは,JIS Z 9097に規定する津波の避難誘導標識システムを基とする。
――――― [JIS Z 9098 pdf 6] ―――――
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Z 9098 : 2016
4.3 適不適表示
4.3.1 概要
避難場所は,避難者が災害の種類ごとに適切に選択する必要があることから,その避難場所がどの災害
に適しているか,又は適していないかを表示し,日頃からその適所への避難のイメージを避難訓練などを
通じ形成するようにする。また,一時的な訪問者も,適不適が明確に判断できるように配慮しなければな
らない。
4.3.2 適不適表示マーク
当該避難場所が適しているか適していないかを適不適表示マーク(“○”及び“×”)を用い表示するこ
ともできる。適不適表示マークを,表2に示す。
表2−適不適表示マーク
適不適表示マークa) 意味 色
黒
この避難場所は,当該災害の種類の避難場所に
適していることを表す。 マンセル値N1を使用する。
黒
この避難場所は,当該災害の種類の避難場所に
適していないことを表す。 マンセル値N1を使用する。
注a) 適不適表示マークは,災害種別一般図記号の上に重ねてはならない。また,表示が煩雑にならないように注
意する。
4.3.3 適不適表示マークの記載例
適不適表示マークの記載例を,図1に示す。
災害種別一般図記号の上部に補助表示を,災害種別一般図記号の下部に当該避難場所が適している場合は“○”を,
適していない場合は“×”を記載した例。
当該避難場所は,洪水,高潮及び大規模な火事には適しているが,津波,土石流及び崖崩れ・地滑りには適してい
ないことを示している。
図1−適不適表示マークの記載例
――――― [JIS Z 9098 pdf 7] ―――――
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Z 9098 : 2016
4.4 組合せ式による記載例
4.4.1 避難誘導標識の記載例
避難誘導標識の代表的な記載例を,図2に示す。
a) 方向矢印,避難場所図記号及び災害種別 b) 方向矢印,避難場所図記号及び災害種別
一般図記号(1種類)を組み合せた避難 一般図記号(4種類)を組み合わせた避
誘導標識の記載例 難誘導標識の記載例
図2−避難誘導標識の組合せ式の記載例
4.4.2 避難場所標識の記載例
避難場所標識の代表的な記載例を,図3に示す。
避難場所図記号,災害種別一般図記号及び適不適表示マークを組み合わせた避難場所標識の記載例
図3−避難場所標識の組合せ式の記載例
――――― [JIS Z 9098 pdf 8] ―――――
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Z 9098 : 2016
5 災害種別による避難誘導標識システム
災害種別による避難誘導標識システムは,附属書A附属書Fによる。
6 一般
6.1 距離表示の記載
距離表示の長さを表す単位は,“メートル(m)”を用いることが望ましい。
6.2 振り仮名の併記
記載する施設名(○○避難場所など)などには,振り仮名を併記することが望ましい。
6.3 外国語の併記
日本語に加え,対応英語などを併記することが望ましい。
6.4 文字書体
文字書体は,ゴシック体が望ましい。
文字書体の例及び文字の大きさを,附属書Gに示す。
6.5 文字の色
文字の色は,背景地が白の場合は黒とし,その他については,JIS Z 9103に規定するその意味に適した
色を用いることが望ましい。
6.6 追加情報の記載
標識の設置者,標識管理番号などの情報を,必要に応じて記載してもよい。
7 暗闇対策
災害が夜間に発生した場合の暗闇対策として,蓄光機能,再帰性反射機能,ソーラー電源機能などを備
えていることが望ましい。
注記 暗闇対策に用いる材料の仕様を,附属書Hに示す。
8 災害種別避難誘導標識システムに関する留意事項
災害種別避難誘導標識システムの設置間隔などについては,住民参加型のプロセスを経て,自治体など
によって決めることが望ましい。
災害種別避難誘導標識システムに関する留意事項を,附属書Iに示す。
9 修理,保守及び点検
災害種別避難誘導標識システムは,定期的に汚れを落として点検し,何らかの欠陥があった場合には,
対応措置をとることが望ましい。また,著しく損傷又は退色した標識は,取り替えることが望ましい。
その機能がもはや必要とされなくなった標識は,撤去することが望ましい。
――――― [JIS Z 9098 pdf 9] ―――――
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Z 9098 : 2016
附属書A
(規定)
洪水避難誘導標識システム
A.1 洪水避難誘導標識システムの目的及び提供方法
洪水が発生したときに影響を受ける地域の人々に警告し,速やかに避難誘導するために洪水避難誘導標
識システムが必要である。
洪水避難誘導標識システムは,避難情報標識,避難誘導標識及び避難場所標識をシームレスデザインの
考え方に基づき,途切れることなく提供しなければならない。
A.2 洪水避難誘導標識システムの構成
途切れることのない洪水避難誘導標識システムの概要を,図A.1に示す。
避難情報標識 避難誘導標識 避難場所標識
避難経路を記載した避難 洪水避難場所まで避難誘 この場所又は建物が洪水
案内の標識など避難に関 導標識を途切れることな に対して安全な避難場所
連した情報を記載した標 く設置する。 であることを目につきや
識を必要に応じて設置す すい場所に設置する。
る。
図A.1−洪水避難誘導標識システムの概要
――――― [JIS Z 9098 pdf 10] ―――――
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JIS Z 9098:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.20 : 特定設備に使用するための図記号
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.10 : 公共案内用図記号.標識.プレート.ラベル
JIS Z 9098:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8210:2017
- 案内用図記号
- JISZ9097:2014
- 津波避難誘導標識システム
- JISZ9103:2018
- 図記号―安全色及び安全標識―安全色の色度座標の範囲及び測定方法