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A.3 洪水避難情報標識の記載内容
洪水避難情報標識には,次の項目を記載することが望ましい。
a) 避難場所の位置
b) 現在地(この部分に色彩を用いる場合は,赤で表示する。)
c) その他必要とされる防災・救急設備備品などの所在等
洪水避難情報標識の記載例を,図A.2に示す。
a) 洪水避難情報標識(避難案内の市街図)
b) 洪水避難情報標識(避難案内の近接図) c) 洪水避難情報標識(想定・実績浸水深)
図A.2−洪水避難情報標識の記載例
――――― [JIS Z 9098 pdf 11] ―――――
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A.4 洪水避難誘導標識の記載内容
洪水避難誘導標識には,避難方向を示す矢印図記号(JIS Z 8210の6.4.9“矢印”)(表G.1参照),避難
場所を表す図記号(JIS Z 8210の6.1.4“広域避難場所”など),並びに災害種別一般図記号(JIS Z 8210
の6.5.1“洪水/内水氾濫”)(表1及び図A.5参照)を記載する。また,当該避難場所が,その他の災害か
らの避難にも適している場合には,その災害種別一般図記号も記載する(図2参照)。
なお,洪水避難誘導標識に記載する補助表示は,避難場所の名称及び避難場所までの距離を記載し,外
国語(対応英語など)を併記することが望ましい。
洪水避難誘導標識の記載例を,図A.3に示す。
・方向矢印(必須)
・避難場所までの距離(方向矢印の直近に配置)
・避難場所を表す図記号(必須)
・災害種別一般図記号(必須)
当該避難場所に適した災害種類の図記号を記載
・避難場所であることを記載(避難場所の名称記載例)
・外国語併記が望ましい(英語併記の例)
・その他の情報を記載してもよい。
a) 例1
・避難場所を表す図記号(必須)
・方向矢印(必須)
・避難場所までの距離(方向矢印の直近に配置)
・災害種別一般図記号(必須)
当該避難場所に適した災害種類の図記号を記載
・避難場所であることを記載(避難場所の名称記載例)
・外国語併記が望ましい(英語併記の例)
b) 例2
図A.3−洪水避難誘導標識の記載例
――――― [JIS Z 9098 pdf 12] ―――――
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Z 9098 : 2016
A.5 洪水避難場所標識の記載内容
洪水避難場所標識には,避難場所を表す図記号(JIS Z 8210の6.1.4“広域避難場所”など),災害種別
一般図記号(JIS Z 8210の6.5.1“洪水/内水氾濫”)(表1及び図A.5参照),並びに当該避難場所に適し
ているその他の災害の災害種別一般図記号を記載する(適不適表示を行う場合は,当該避難場所には適さ
ない災害種別一般図記号も記載する。)。
なお,洪水避難場所標識には,避難場所の名称を記載し,外国語(対応英語など)を併記することが望
ましい。また,適不適表示を行うことが望ましい。
注記 洪水避難場所標識には,海抜及び想定浸水深を記載してもよい。
洪水避難場所標識の記載例を,図A.4に示す。
・避難場所を表す図記号(必須)
・災害種別一般図記号(必須)
・適不適表示マーク(適しているものに“○”を,
不適には“×”を示す。)
・避難場所であることを記載(避難場所の名称
記載例)
・外国語併記が望ましい(英語併記の例)
図A.4−洪水避難場所標識の記載例
A.6 洪水避難誘導標識システムに用いる災害種別一般図記号
洪水避難誘導標識システムに用いる災害種別一般図記号は,JIS Z 8210の6.5.1“洪水/内水氾濫”(図
A.5参照)とする。
なお,洪水避難誘導標識システムに用いる災害種別一般図記号は,内水氾濫避難誘導標識システム(附
属書B参照)にも用いる。
図A.5−洪水避難誘導標識システム及び内水氾濫避難誘導標識システムに用いる災害種別一般図記号
――――― [JIS Z 9098 pdf 13] ―――――
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Z 9098 : 2016
A.7 洪水標識の設置例
洪水標識の設置例を,図A.6に示す。
目につきやすい場所に自立式の標識を 電柱の上部に過去の実績浸水深を,下部に
設置した例。 避難誘導標識を設置した例。
a) 洪水避難情報標識の設置例 b) 洪水避難誘導標識の設置例1
電柱及び路面に標識を設置した例。 建物の上部及びポール式の標識を設置した例。
c) 洪水避難誘導標識の設置例2 d) 洪水避難誘導標識の設置例3
建物の上部に想定浸水深を,下部に避難 目につきやすい避難場所の入り口近くに
誘導標識を設置した例。 自立式の標識を設置した例。
e) 洪水避難誘導標識の設置例4 f) 洪水避難場所標識の設置例
図A.6−洪水標識の設置例
――――― [JIS Z 9098 pdf 14] ―――――
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附属書B
(規定)
内水氾濫避難誘導標識システム
B.1 内水氾濫避難誘導標識システムの目的及び提供方法
内水氾濫が発生したときに影響を受ける地域の人々に警告し,速やかに避難誘導するために内水氾濫避
難誘導標識システムが必要である。
内水氾濫避難誘導標識システムは,避難情報標識,避難誘導標識及び避難場所標識をシームレスデザイ
ンの考え方に基づき,途切れることなく提供しなければならない。
B.2 内水氾濫避難誘導標識システムの構成
途切れることのない内水氾濫避難誘導標識システムの概要を,図B.1に示す。
避難情報標識 避難誘導標識 避難場所標識
避難経路を記載した避難 内水氾濫避難誘導標識を この場所又は建物が内水
案内の標識など避難に関 途切れることなく設置す 氾濫に対して安全な避難
連した情報を記載した標 る。 場所であることを目につ
識を必要に応じて設置す きやすい場所に設置する。
る。
図B.1−内水氾濫避難誘導標識システムの概要
――――― [JIS Z 9098 pdf 15] ―――――
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JIS Z 9098:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.20 : 特定設備に使用するための図記号
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.10 : 公共案内用図記号.標識.プレート.ラベル
JIS Z 9098:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8210:2017
- 案内用図記号
- JISZ9097:2014
- 津波避難誘導標識システム
- JISZ9103:2018
- 図記号―安全色及び安全標識―安全色の色度座標の範囲及び測定方法