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A 1191 : 2021
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS A 1191 ISO 10406-2:2015,(MOD)
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご e) ISと対応国際
d) ISと対応国際規格との技術的差異の内容
条番号 規格の対 との評 及び理由 規格との技術的
応する箇 価 差異に対する今
条番号 後の対策
3 3 削除 ISOへの提案は行わ
ISOから削除した用語 : “fibre mass per unit
追加 area”,“tensile capacity” ない。
JIS独自に定義した用語 : FRPシート,ドライ
シート,含浸接着樹脂,最大引張荷重。
“fibre mass per unit area”は,国内で統一され
た用語がないため,定義しなかった。“tensile
capacity”は,最大引張荷重と同義語であるが,
試験結果を説明する上では,測定値の最大引張
荷重が適しており,旧規格の定義を残した。
FRPシート,含浸接着樹脂は旧規格の定義を残
した。
ドライシートはISO規格でも使用されている
が定義がないため,JISでは定義した。
4.2 5.1.2 追加 ISOへの提案は行わ
JIS : 試験片は温度5 ℃35 ℃の室内で,次の
方法で作製する。 ない。
ISO : 規定なし
我が国で使用される樹脂の使用温度範囲及び
作業性の影響を受ける繊維の直線性の要求精
度を考慮し,温度範囲及び屋内の規定を残し
た。
4.2 5.1.2.1 追加 ISOへの提案は行わ
JIS : 離型性フィルムとしては,通常,ポリエ
ない。
ステル製又はポリエチレン製のフィルムを用
いるが,プレート作製に用いる含浸接着樹脂が
硬化した後,接着しない材料であればよい。
ISO : 記載なし
参考情報として有用であることから,JISで
は,通常使用する離型性フィルムの材質の説明
を残した。
JIS : タブとして繊維強化プラスチックを用い
る場合には,プレートと接着した後に切り出し
てもよい。
ISO : 記載なし
接着後に切り出したものと切り出した後にタ
ブを接着したものとに実質的な差異はない。
――――― [JIS A 1191 pdf 11] ―――――
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A 1191 : 2021
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご e) ISと対応国際
d) ISと対応国際規格との技術的差異の内容
条番号 規格の対 との評 及び理由 規格との技術的
応する箇 価 差異に対する今
条番号 後の対策
4.2 5.1.2.1 ISOへの提案は行わ
JIS : 更に含浸接着樹脂を上塗りし脱泡する。
5.1.2.2 ない。
5) プレート表面に凹み,気泡が残らないよう
に,必要に応じて,含浸接着樹脂を追加で上塗
りする。
ISO : 5) 含浸接着樹脂を上塗りする。
よりボイドの少ない試験片,及び凹み,離型性
フィルムをかぶせた場合に気泡が残らない試
験片の作製に必要であり,JISでは規定を残し
た。
JIS : 含浸接着樹脂層の厚さが均一なプレート
が得られるように適切な圧力を加えてならす。
ISO : 含浸接着樹脂層の厚さが均一なプレート
が得られるようにならす。
圧力を加えすぎると繊維の蛇行の要因となる
ため,JISでは適切な圧力を加えることを残し
た。
4.3 5.1.3 追加 ISOへの提案は行わ
JIS : なお,養生期間は7日間,養生温度は5 ℃
35 ℃が一般的であるが,特別な施工条件及ない。
び使用環境で用いる場合には,その施工条件及
び使用環境を考慮して養生期間及び養生温度
を変更してもよい。
ISO : 記載なし
低温又は高温での施工条件及び使用環境の試
験評価も想定されることから,JISでは規定を
残した。
5.2 5.2 追加 ISOへの提案は行わ
JIS : ひずみゲージを用いる場合は,一般的に
ない。
はゲージ長20 mmのひずみゲージを用いるが,
同様の精度でひずみが測定できる場合には,異
なるゲージ長のひずみゲージを用いてもよい。
ISO : 記載なし
参考情報として有用であることから,JISで
は,注記にゲージ長の説明を残した。
6.1 5.3.1 変更 ISO規格の見直しの
JIS : 試験片の幅及び厚さは,試験片の異なる
3か所以上の測定値の最小幅及び最小幅位置際,提案を検討する。
の厚さとする。
ISO : 試験片の幅及び厚さは,試験片の異なる
3か所以上の測定値の平均値とする。
7.3のA形試験片の断面積の算出に使用するの
は試験片の最小幅であるため,JISでは最小値
を規定した。
6.1 5.3.1 追加 ISO規格の見直しの
JIS : なお,B形試験片では,試験片に含まれ
る繊維束の数も測定する。 際,提案を検討する。
ISO : 記載なし
断面積の算出に必要な事項であり,最大引張荷
重及び引張強度にも影響を与えるため,JISで
は規定を残した。
――――― [JIS A 1191 pdf 12] ―――――
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A 1191 : 2021
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご e) ISと対応国際
d) ISと対応国際規格との技術的差異の内容
条番号 規格の対 との評 及び理由 規格との技術的
応する箇 価 差異に対する今
条番号 後の対策
6.5 5.3.5 追加 ISOへの提案は行わ
JIS : 温度が試験結果に与える影響がないこと
ない。
が確認されている場合には,試験室温度は,
5 ℃35 ℃としてもよい。
ISO : 記載なし
これまでのデータの蓄積を考慮し,許容事項と
して残した。
6.6 5.3.6 変更 ISO規格の見直しの
JIS : 載荷試験は破壊まで行い,荷重は最大引
際,提案を検討する。
張荷重まで連続的に又は等間隔に10点以上で
計測·記録する。ひずみは,最大引張荷重の少
なくとも2/3程度まで連続的に又は等間隔に
10点以上で計測·記録する。
ISO : 載荷試験は破壊まで行い,荷重及びひず
みは,最大引張荷重の少なくとも2/3程度まで
連続的に又は等間隔に計測·記録する。
最大引張荷重は重要な結果であるため,荷重は
破壊まで計測する規定を残した。計測点数も計
測精度に影響を与えるためJISでは規定を残
した。
7.1 5.4.3 変更 ISOへの提案は行わ
JIS : JIS Z 8401の規則B(四捨五入)によっ
5.4.4 て丸める。 ない。
5.4.5 ISO : ISO 31-0 ANNEX Bによって丸める。ISO
5725 (all parts) によって丸める。
試験片の断面積はISO 31-0 ANNEX Bも電算
上の四捨五入と同等のため,四捨五入及び有効
数字の記載を残した。
ISO 5725 (all parts)も実質的な差異はないため,
四捨五入の記載を残した。
7.3 5.4.3 追加 JIS : 試験片の断面積Aは,A形試験片の場合ISOへの提案は行わ
ない。
は次の式(2)によって,B形試験片の場合は次
の式(3)によって算出し,有効数字4桁に丸め
る。
ISO : 有効数字の記載なし
これまでのデータの蓄積,我が国の実情を考慮
し,有効数字の記載を残した。
JIS : ドライシートの繊維の密度
ISO : ドライシートの密度
引張耐力方向の繊維断面積を算出することか
ら,繊維の密度であることを明記するために,
繊維の記載を残した。
8 5.5 追加 JIS : 標準雰囲気の記号及び級別 ISOへの提案は行わ
ISO : 記載なし ない。
JIS K 7100の引用によって,JISでは必ず報告
する事項に規定した。
――――― [JIS A 1191 pdf 13] ―――――
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A 1191 : 2021
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 削除 : 対応国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。
――――― [JIS A 1191 pdf 14] ―――――
13
A 1191 : 2021
附属書JB
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS A 1191:2021) 旧規格(JIS A 1191:2004) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
3 用語及 3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次によるほ この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
対応国際規格に整合させるため,こ
び定義 か,JIS K 7100による。 a) コンクリート補強用連続繊維シート の規格に状態調節について規定した
3.1 ことに伴い,状態調節に関する引用
FRPシート 規格JIS K 7100を追記し,JIS用語
3.2 の一貫性を保つ必要がある。
ドライシート 対応国際規格及び我が国の動向を踏
まえ,我が国独自の呼称を改め,対応
国際規格の呼称に変更した。
4 試験片 4) 製造業者の定める方法を考慮してプレート 4. 試験片 d) 含浸接着樹脂が十分に硬化するのに必要な A形試験片は繊維を切断することか
4.2 試験 4.2 試験
を所定の期間養生し,幅12.5±0.5 mm,長さ ら,幅の寸法精度が要求される。対応
温度条件で所定期間養生し,離型性フィルム
片の作製 片の作製
200 mm以上に切り出す。工具は,ダイヤモン をはがしたプレートから,幅12.5±2.5 mm,
国際規格との整合も考慮し,許容値
a) 形試 ドカッタなどを用いるのがよい。 4.2.1 A形 長さ200 mm以上に切り出す。工具はダイヤ を±2.5 mmから±0.5 mmに変更し
験片 試験片 モンドカッタなどを用いる。 た。
6) 試験前に,製造業者の定める方法を考慮して 備考 養生期間は20 ℃で1週間(7日間) 養生期間,養生温度は,対応国際規格
4.5によって試験片の状態調節を行う。 程度が一般的であるが,施工条件とに整合させるため,4.3に規定した。
して535 ℃が考えられるので,そ 状態調節は,対応国際規格に整合さ
のときの温度条件に合った養生期間せるため,4.5に規定した。
をとる。特別な施工条件及び使用環
境で用いる場合には,その施工条件
及び使用環境を考慮して,養生期間
及び養生温度を変更してもよい。
ただし,その場合には,試験結果に
A1
養生方法を明確に記述しなければな
1 9
らない。
1 : 2
021
2
――――― [JIS A 1191 pdf 15] ―――――
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JIS A 1191:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10406-2:2015(MOD)
JIS A 1191:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.120 : 強化プラスチック
JIS A 1191:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方