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A 1211 : 2020
単位 mm
図4−軸付き有孔板の例
2) 荷重板 荷重板は,質量(1.25±0.01)kgの鉛製とし,4個を用意する(図5参照)。
単位 mm
図5−荷重板の例
3) 試料押出し器,混合器具及び直ナイフ 試料押出し器,混合器具及び直ナイフは,JIS A 1210によ
る。
4) はかり はかりは,最小読取値5 gまではかることのできるもの。
5) ふるい ふるいは,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいで目開き37.5 mmのもの。
6) 含水比測定器具 含水比測定器具は,JIS A 1203による。
7) 水槽 水槽は,底板付きモールドが入り,供試体が水浸できるもの。
8) ストップウォッチ又は時計
9) ろ紙 ろ紙は,底板又はスペーサーディスクと土との圧着を防ぐため,JIS P 3801 1種又はそれと同
等以上の品質のものを使用するのが望ましい。
5.2 乱さない土のCBR試験装置及び器具
乱さない土のCBR試験装置及び器具は,次による。
a) BR試験装置 CBR試験装置は,5.1 a) による。
b) 膨張量測定装置 膨張量測定装置は,5.1 b) による。
c) 供試体作製器具 供試体作製器具は,5.1 c) によるもの及び次のものを用意する。
1) カッターリング カッターリングは,内径150 mm,高さ50 mmの片刃の付いた鋼製とする(図6
――――― [JIS A 1211 pdf 6] ―――――
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A 1211 : 2020
参照)。
単位 mm
図6−カッターリングの例
2) ジャッキ及び反力装置
d) その他の器具 その他の器具は,5.1 d) による。ただし,ふるい及び混合器具は除く。
6 試料
締め固めた土のCBR試験に用いる試料は,次による。ただし,乱さない土の場合には,特別な準備は必
要としない。
a) IS A 1201に規定する非乾燥法又は空気乾燥法によって調製した後,目開き37.5 mmのふるいでふる
い分けたものを試料とし,その含水比w0(%)を求める。土が非常に湿ってふるいを通過させること
ができない場合は,粗大な粒子を手で取り除いたものを試料とする。
b) 試料は,約5 kgずつ必要組数用意する。
c) 試料の含水比を試験の目的に応じて自然含水比又は最適含水比で調整し,その含水比w1(%)を求め
る。ただし,自然含水比の場合には,w0をw1としてもよい。最適含水比に調整する場合,最適含水
比と試料の含水比との差違がCBR試験結果に有意な差を生じるようであれば,改めて試料調製を行う。
設計CBRを求めるときは,自然含水比で試験を行い,修正CBRを求めるときは,最適含水比で試験
を行う場合がある。
d) 試料の含水比が変わらないように保存する。
7 供試体の作製方法
7.1 締め固めた土の供試体の作製方法
締め固めた土の供試体の作製方法は,次による。
a) モールド及び有孔底板の質量m1(g)をはかる。
b) カラーと有孔底板とを結合したモールドにスペーサーディスクを入れ,その上にろ紙を敷く。
c) 箇条6で準備した試料を用いて,JIS A 1210の突固め方法の呼び名E及びJIS A 1210によって供試体
を作製する。突固め回数は,試験の目的に応じて変更する。設計CBRを求めるときの突固め回数は,
各層67回とすることが望ましい。修正CBRを求めるときの突固め回数は,各層17回,42回及び92
回としてもよい。
d) モールド及び有孔底板の外部に付いた土をよく拭き取り,スペーサーディスクを取り外す。
e) ろ紙を有孔底板の上に敷き,供試体を静かに転倒し,有孔底板に再び固定して,全体の質量m2(g)
をはかる。
――――― [JIS A 1211 pdf 7] ―――――
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A 1211 : 2020
7.2 乱さない土の供試体の作製方法
乱さない土の供試体の作製方法は,次による。
a) モールド及び有孔底板の質量m1(g)をはかる。
b) 現場の代表的な箇所にカッターリングを付けたモールドを,反力装置及びジャッキを用いて押し込み,
試料を採取する。モールドを押し込むことができない場合は,次のいずれかの方法で試料を採取する。
モールドと供試体との隙間は,溶かしたパラフィンなどを用いて充する。
1) 土の組織を緩めないように周囲を掘り,直径約150 mmの円柱形に削りながらモールドをかぶせて
採取する。
2) 十分な大きさの土塊を採取して,直径約150 mm,高さ約170 mmの円柱形に成形し,これにモール
ドをかぶせてもよい。
c) スペーサーディスクが入るように,スペーサーディスク,その他の器具を用いて試料を押し出し,モ
ールドの縁の面に合わせて直ナイフで試料の両端面を成形し,供試体を作製する。
d) ろ紙を有孔底板の上に敷き,供試体を静かに転倒し,有孔底板をモールドに固定する。
e) モールド及び有孔底板の外部に付いた土をよく拭き取り,全体の質量m2(g)をはかる。
f) 削り落とした試料を用いて含水比w1(%)を求める。
8 試験方法
8.1 吸水膨張試験
吸水膨張試験は,次による。
a) 供試体の上面にろ紙を置き,その上に軸付き有孔板を載せる。
b) ) の供試体等を水槽内に水浸し,図7に示すようにモールドの縁に膨張量測定用のゲージホルダー及
び変位計を設置する。水浸後の膨張量の測定時間は,1 h,2 h,4 h,8 h,24 h,48 h,72 h及び96 h
とする。ただし,膨張量が一定に落ち着いた場合には,水浸を途中で中止してもよい。
――――― [JIS A 1211 pdf 8] ―――――
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供試体
図7−吸水膨張試験の例
c) 水中からモールドを取り出して軸付き有孔板を載せたまま静かに傾け,たまっている水を除き,約15
分間静置する。供試体上端のろ紙を除いてから全体の質量m3(g)をはかる。
8.2 貫入試験
貫入試験は,次による。
a) 貫入ピストンの断面積を四捨五入によって小数点以下2桁まで求める。
b) モールドに入った供試体の上に,荷重板を4個載せる。
c) 載荷装置の貫入ピストンと供試体との中心線が一致するように供試体を載荷装置に設置し,供試体と
ピストンとを密着させるために0.05 kN以下の荷重を加える。このときの荷重計及び貫入量測定装置
の読みを初期値とする。
d) 貫入ピストンを速さ1 mm/minの一定速度で貫入させ,貫入量が0.5 mm,1.0 mm,1.5 mm,2.0 mm,
2.5 mm,3.0 mm,4.0 mm,5.0 mm,7.5 mm,10.0 mm及び12.5 mmのとき,荷重計の読みを記録する。
貫入量が12.5 mmになる前に荷重計の読みが最大値に達したときは,そのときの荷重計の読みと貫入
量とを記録する。
e) 試料押出し器を用いてモールドから供試体を押し出し,含水比w2(%)を求める。
9 計算
計算は,次による。
a) 供試体の湿潤密度及び乾燥密度は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下2桁に丸め
る。
m2 m1
t 10 3
V
――――― [JIS A 1211 pdf 9] ―――――
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t
d
w1
1
100
ここに, ρt : 供試体の湿潤密度(Mg/m3)
ρd : 供試体の乾燥密度(Mg/m3)
m1 : モールド及び有孔底板の質量(g)
m2 : 供試体,モールド及び有孔底板の質量(g)
V : モールドの容量(2 209×103 mm3)
w1 : 供試体の含水比(%)
b) 供試体の膨張比は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下2桁に丸める。
e
re 100
0
ここに, re : 供試体の膨張比(%)
de : 供試体の吸水膨張試験終了時の膨張量(mm)
h0 : 供試体の最初の高さ(125 mm)
c) 必要に応じて,吸水膨張試験後における供試体の乾燥密度は,次の式によって算出し,四捨五入によ
って小数点以下2桁に丸める。また,平均含水比は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数
点以下1桁に丸める。
d
d
re
1
100
t
w 1 100
d
m3 m1
ただし, t 103
re
V1
100
ここに, ρ'd : 吸水膨張試験後の供試体の乾燥密度(Mg/m3)
w' : 吸水膨張試験後の供試体の平均含水比(%)
m3 : 吸水膨張試験後の供試体,モールド及び有孔底板の質量
(g)
ρ't : 吸水膨張試験後の湿潤密度(Mg/m3)
d) 貫入試験で読み取った荷重を貫入ピストンの断面積で除して荷重強さを四捨五入によって小数点以下
1桁まで求め,荷重強さ−貫入量曲線を描く。荷重強さ−貫入量曲線の初期の部分に図8の曲線1と
違い,曲線2のような変曲点が生じる場合は,変曲点以降の直線部分を延長し,横軸との交点を貫入
量の修正原点とする。
なお,荷重強さを荷重で表してもよい。この場合は,荷重−貫入量曲線という。荷重は,四捨五入
によって小数点以下2桁に丸める。
――――― [JIS A 1211 pdf 10] ―――――
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JIS A 1211:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.080 : 土質.土壌学 > 13.080.20 : 土壌の物理学的性質
JIS A 1211:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0207:2018
- 地盤工学用語
- JISA1201:2020
- 地盤材料試験のための乱した土の試料調製方法
- JISA1203:2020
- 土の含水比試験方法
- JISA1210:2020
- 突固めによる土の締固め試験方法
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい