JIS A 1452:2015 建築材料及び建築構成部分の摩耗試験方法(落砂法) | ページ 2

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A 1452 : 2015

7 試験

7.1 温湿度条件

  試験は,温度20±2 ℃,相対湿度(4580)%の試験室で行う。試験片は,摩耗試験前に少なくとも24
時間以上,この状態に保ってから試験に供する。

7.2 試験条件

  試験条件は,表1による。
表1−試験条件
測定項目 研削材の粒度 研削材毎分の落下量 研削材の落下総量
鏡面光沢度 F80 200±10 g 2 000 g
透明度
塗膜消失抵抗度 F36 400±20 g 400 g×塗膜消失までの落下回数

7.3 試験手順及び試験結果の表し方

7.3.1  一般
試験一般は,次による。
a) 測定項目を鏡面光沢度又は透明度とする場合には,試験片中央部分の研削材落下部分について,表2
によって摩耗試験前に試験片の鏡面光沢度又は全光線透過率を測定する。
b) 試験片を6.1 c)の保持装置によって,試験片保持装置の試験片保持台上に堅固に取り付けて回転させ
る。この場合,台と試験片とは,隙間のないように密着させなければならない。
c) 研削材補給タンクに,表1に規定する研削材の落下総量を入れ,落下させる。ただし,塗膜消失抵抗
度を測定する場合は400 gずつ落下させる。
d) 研削材は,400回以上使用したものは,用いてはならない。
e) 摩耗試験後,試験片を保持装置から取り外し,柔らかいはけなどで,試験片表面のほこりなどを払い
除いてから,表2に示すいずれかの方法によって測定する。
7.3.2 測定項目ごとの手順及び試験結果の表し方
測定項目,測定方法,計算方法及び結果の表示は,表2による。
表2−測定項目,測定方法,計算方法及び結果の表示
測定項目 鏡面光沢度 透明度 塗膜消失抵抗度
測定方法 JIS Z 8741の方法3(60度鏡面 400 gを1回とし,塗膜が失われ
JIS K 7136によって,摩耗試験前
及び摩耗試験後に試験片に研削
光沢)で測定を行う。摩耗試験 る(下地の露出)までの落下回
材が落下する中央部分の5か所に
前及び摩耗試験後に試験片に研 数を数える。
削材が落下する中央部分の5かついて全光線透過率を測定する。
所について鏡面光沢度を測定す
る。
計算方法 鏡面光沢度減少率(%)= 全光線透過率減少率(%)= 塗膜消失抵抗度=N
G1 G2 T1 T2
100 100
G1 T1 N : 400 gを1回とする落下回数
T1 : 摩耗試験前の全光線透過率(%)
G1 : 摩耗試験前の鏡面光沢度(%)
T2 : 摩耗試験後の全光線透過率(%)
G2 : 摩耗試験後の鏡面光沢度(%)
G1,G2は,それぞれ5か所の測 T1,T2は,それぞれ5か所の測定値
定値の平均値 の平均値
結果の表示 試験片3個の値の平均値で示す。
なお,試験結果はJIS Z 8401によって整数で表す。

――――― [JIS A 1452 pdf 6] ―――――

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A 1452 : 2015

8 報告

  次の事項について報告する。
a) 試験片の名称
b) 適用した試験規格の番号
c) 試験片の寸法
d) 試験室の温湿度条件
e) 測定項目の種類
f) 試験結果
g) 試験年月日
h) その他必要な事項

――――― [JIS A 1452 pdf 7] ―――――

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A 1452 : 2015
A1
2
附属書A
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(参考)
2 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
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現行規格(JIS A 1452:2015) 旧規格(JIS A 1452:1972) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
3 用語及び 3.1 鏡面光沢度減少率 − − この規格で独自に使用されている用語
定義 3.2 全光線透過率減少率 について定義した。
3.3 塗膜消失抵抗度
4 測定項目 2. 摩耗試
摩耗試験の結果の評価項目は,試験の目的に応 摩耗試験方法は落砂法であり,ここでは
摩耗試験方法の種類は,試験の目的に応じて次
の種類 じて,次のとおりとする。 験方法の種 のとおりとする。 試験方法でなく評価方法の種類が記載
類 されているため変更した。
4 測定項目 塗膜消失抵抗度 2. 摩耗試 摩耗抵抗度 定義を正確に表現する用語に変更した。
の種類 験方法の種

5 試験片 試験片の数は3個とする。 3. 試験片 注(1) その組成,製造条件(材種,材質,処理
試験片の数は,試験条件として表1に記
この場合,その組成,製造条件(材種,材質及 載していたが,本文中に記載されていな
条件)及び表面状態などが,試験しようとする
び処理条件),表面状態などが,試験しようと 材料と同様のものでなければならない。 かったため,本文中に明記した。
する材料と同等のものでなければならない。 また,注で記載されていた部分は規定事
項であるので,本文とした。
4.1.1
6.1 装置 a) IS R 6001に規定する研削材の粒度F80のとき 粒度80番のとき200±10 g,36番のとき400 粒度の表記はJIS R 6001に従った。
200±10 g,F36のとき400±20 gになるように ±20 gになるように···。
···。
図1−装置 ホッパの落口の位置を図中に追加 付図1 装置 − 4.試験装置に“ホッパの落口から650
(例) (例) mmの距離”と記載されているが,図1
の中にホッパの落口が記載されておら
ず,分かりづらかったため追記した。

――――― [JIS A 1452 pdf 8] ―――――

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現行規格(JIS A 1452:2015) 旧規格(JIS A 1452:1972) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
6.2 研削材 4.2 研削材
研削材は,JIS R 6111に規定する炭化けい素質 JIS R 6111の改正によって,炭化けい素
研削材は,JIS R 6111(人造研削材)の4.1.2 表
研削材 Cとする。 6に規定した炭化けい素研削材2Cとする。 質研削材の種類が変更となったため,材
質,粒度,比重及び化学成分を比較検討
し,炭化けい素研削材2Cの条件を満た
す炭化けい素質研削材 Cに読み替える
こととした。
7.1 温湿度 温度20±2 ℃ 5.1 温湿度 標準温度状態2級 温湿度条件の表記を現行のJIS Z 8703
条件 相対湿度(4580)% 条件 標準湿度状態3級 (試験場所の標準状態)に従って変更し
た。
7.3 試験手 摩耗試験前/後 5.3 試験方 試験前/後 用語及び定義に合わせて変更した。
順及び試験 鏡面光沢度 法 光沢度
結果の表し 全光線透過率 透明度

表2−測定 表2
JIS K 7136によって,摩耗試験前及び摩耗試験 JIS K 6718で測定方法として引用して
JIS K 6718(一般用メタクリル樹脂板)の4.6
項目,測定 後に試験片に研削材が落下する中央部分の5 に規定する積分球式光線透過率測定装置によいたJIS K 7105が廃止され,JIS K 7136
方法,計算 か所について全光線透過率を測定する。 に移行された。測定方法が両者間には若
り,試験前及び試験後に試験片に研削材が落下
方法及び結 する中央部分の5か所について光線透過率を 干の差異があり,その影響の有無につい
果の表示 測定する。 て検討する必要が生じたため確認試験
を行った。試験の結果,大きな差異のな
いことが確認されたため,試験方法は,
JIS K 7136によることとした。
A1 452 : 2
0 15
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JIS A 1452:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1452:2015の関連規格と引用規格一覧