この規格ページの目次
JIS A 1481-2:2016 規格概要
この規格 A1481-2は、建材製品中から試料を採取し,採取した試料中のアスベスト含有の有無を判定するために,採取した試料の定性分析用試料(一次分析試料又は二次分析試料)の作製方法,X線回折装置及び位相差・分散顕微鏡を用いた定性分析方法並びにアスベスト含有の有無を判定する方法について規定。アスベストが不純物として含有するおそれのある天然鉱物及びそれを原料としてできた製品(バーミキュライトを原料とした吹付け材を除く。)については,適用できない。
JISA1481-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1481-2
- 規格名称
- 建材製品中のアスベスト含有率測定方法―第2部 : 試料採取及びアスベスト含有の有無を判定するための定性分析方法
- 規格名称英語訳
- Determination of asbestos in building material products -- Part 2:Sampling and qualitative analysis for judgement of existence of containing asbestos
- 制定年月日
- 2014年3月28日
- 最新改正日
- 2016年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2014-03-28 制定日, 2016-03-22 改正
- ページ
- JIS A 1481-2:2016 PDF [30]
A 1481-2 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 定性分析方法及び原理・・・・[2]
- 4.1 定性分析方法の概要・・・・[2]
- 4.2 定性分析方法の原理・・・・[3]
- 5 試料の採取・・・・[5]
- 5.1 試料の採取方法・・・・[5]
- 5.2 試料の移送及び保管・・・・[6]
- 5.3 試料の採取記録・・・・[6]
- 6 一次分析試料の作製方法・・・・[6]
- 6.1 無機成分試料の一次分析試料作製方法・・・・[6]
- 6.2 有機成分試料の一次分析試料作製方法・・・・[6]
- 7 二次分析試料によるX線回折分析方法による定性分析方法・・・・[7]
- 8 一次分析試料による位相差・分散顕微鏡による定性分析方法・・・・[10]
- 8.1 標本の作製・・・・[10]
- 8.2 位相差・分散顕微鏡による分散染色法・・・・[11]
- 9 吹付けバーミキュライトを対象とした定性分析方法・・・・[12]
- 9.1 塩化カリウム処理・・・・[12]
- 9.2 吹付けバーミキュライト中のアスベスト含有の有無の分析方法・・・・[13]
- 10 アスベスト含有の有無の判定方法・・・・[13]
- 11 判定結果の報告・・・・[14]
- 附属書A(規定)アスベスト定性に用いるX線回折装置の条件・・・・[15]
- 附属書B(規定)位相差・分散顕微鏡の仕様・・・・[17]
- 附属書C(参考)判定結果の報告書の様式例・・・・[18]
- 附属書D(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[26]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1481-2 pdf 1] ―――――
A 1481-2 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。これによって,JIS A 1481-2:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS A 1481の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 1481-1 第1部 : 市販バルク材からの試料採取及び定性的判定方法
JIS A 1481-2 第2部 : 試料採取及びアスベスト含有の有無を判定するための定性分析方法
JIS A 1481-3 第3部 : アスベスト含有率のX線回折定量分析方法
JIS A 1481-4 第4部 : 質量法及び顕微鏡法によるアスベストの定量分析方法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1481-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1481-2 : 2016
建材製品中のアスベスト含有率測定方法−第2部 : 試料採取及びアスベスト含有の有無を判定するための定性分析方法
Determination of asbestos in building material products-Part 2: Sampling and qualitative analysis for judgement of existence ofcontaining asbestos
序文
この規格は,JIS A 1481-2として2014年に制定され,今回,JIS A 1481規格群との整合を図るために,
改正を行った。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書Dに示す。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,建材製品中から試料を採取し,採取した試料中のアスベスト含有の有無を判定するために,
採取した試料の定性分析用試料(一次分析試料又は二次分析試料)の作製方法,X線回折装置及び位相差・
分散顕微鏡を用いた定性分析方法並びにアスベスト含有の有無を判定する方法について規定する。
測定対象とする建材製品には,耐火被覆材(吹付け材など),バーミキュライトを原料とした吹付け材,
内装材(成形板),床タイル,外装材(成形板及びモルタル),屋根材,煙突材,保温材,紡織品(クロス),
シール材,伸縮継手などがある。
なお,アスベストが不純物として含有するおそれのある天然鉱物及びそれを原料としてできた製品(た
だし,バーミキュライトを原料とした吹付け材を除く。)については,適用できない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 3850-1 空気中の繊維状粒子測定方法−第1部 : 光学顕微鏡法及び走査電子顕微鏡法
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8264 ぎ酸(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3702 顕微鏡用カバーガラス
JIS R 3703 顕微鏡用スライドガラス
――――― [JIS A 1481-2 pdf 3] ―――――
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A 1481-2 : 2016
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
アスベスト
岩石を形成する鉱物のうち,蛇紋石の群に属する繊維状のけい酸塩鉱物(クリソタイル)及び角せん(閃)
石の群に属する繊維状のけい酸塩鉱物(アモサイト,クロシドライト,トレモライト,アクチノライト及
びアンソフィライト)。石綿ともいう。
3.2
バーミキュライト
うんも(雲母)様の形態を示す膨潤性の粘土鉱物。構造層間に水和したマグネシウム層をもつが,一般
にその構造層間にカリウムを比較的多くもつハイドロバイオタイトを含むことが多く,それらの鉱産物も
バーミキュライトと総称される。ひる石ともいう。
3.3
繊維状粒子
アスペクト比(長さ/幅)3以上の粒子。
3.4
試料
建材製品中から採取したもの。
3.5
一次分析試料
試料を粉砕又は加熱処理し,一定条件下のふるいを通過したもの。
3.6
二次分析試料
一次分析試料をぎ酸処理し,作製したもの。
3.7
浸液
顕微鏡の定性分析方法に使用する試料を浸す液。
3.8
無じん水
精製水又は蒸留水を,孔径0.45 μmのメンブランフィルタでろ過した水。
3.9
標準試料
バーミキュライトを原料とした吹付け材分析に用いるものであって,純粋バーミキュライトに0.5 %の
トレモライト及び純粋バーミキュライトに0.8 %のクリソタイルを含有させたもの。
4 定性分析方法及び原理
4.1 定性分析方法の概要
建材製品中のアスベスト含有の有無は,X線回折による定性分析方法及び顕微鏡による定性分析方法に
よって判定する。吹付けバーミキュライトのアスベストの有無は,標準試料及び当該試料の回折強度を比
較して判定する。アスベスト含有の有無を判定するための測定方法の概要は,次のとおりである(図1参
――――― [JIS A 1481-2 pdf 4] ―――――
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A 1481-2 : 2016
照)。
a) 製造工場で製造された建材,建築物などに施工された建材又は輸入された建材から,分析可能な適切
な量の試料を採取する。
b) 建材のマトリックスによって粉砕又は加熱処理した後に,分析試料を作製する。
c) 一次分析試料にアスベストが認められるかを,位相差・分散顕微鏡使用の分散染色法による定性分析
によって,二次分析試料にアスベストが認められるかをX線回折分析方法による定性分析によって,
それぞれ確認する。ただし,一次分析試料が吹付け材であって,X線回折分析によってバーミキュラ
イトが認められた場合は,吹付けバーミキュライトの定性分析方法によってアスベスト含有の有無を
分析する[図1 b)参照]。
4.2 定性分析方法の原理
定性分析方法の原理は,次による。
a) 定性分析におけるX線回折分析方法は,アスベストにX線を照射したとき,アスベストの種類に応じ
て特有の回折角度が生じるので,これによって,試料中のアスベストの有無を識別する。
b) 定性分析に使用する位相差・分散顕微鏡の分散染色法は,試料の形状及び試料の屈折率による色の変
化でアスベストの有無を識別する。
――――― [JIS A 1481-2 pdf 5] ―――――
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JIS A 1481-2:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.20 : 雰囲気
JIS A 1481-2:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK3850-1:2006
- 空気中の繊維状粒子測定方法―第1部:光学顕微鏡法及び走査電子顕微鏡法
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8264:2020
- ぎ酸(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3702:1996
- 顕微鏡用カバーガラス
- JISR3703:1998
- 顕微鏡用スライドガラス