4
A 1902-3 : 2015
d) 換気回数 (0.5±0.05)回/h
e) 試料負荷率 0.42.2 m2/m3
注記 個別製品規格において規定される場合には,この標準条件範囲を超えて測定を行ってもよい。
5.7.4 状態の監視
試験片を設置したチャンバー及び設置しないチャンバー内部の温度及び湿度を連続的に又は15分を超
えない間隔で測定し,チャンバー内の温度及び湿度を試験期間中記録する。
5.7.5 バックグラウンド濃度測定
バックグラウンド濃度は,試験片を設置しないチャンバーを用いて測定する。
5.7.6 空気捕集間隔
チャンバー内に試験片を設置後,測定のための空気捕集を行う。捕集のための吸収管(VOC用としては
Tenax-TA,活性炭など,ホルムアルデヒド及び他のアルデヒド化合物用にはDNPHカートリッジ)を接続
し,チャンバーから排出される空気を通過させる。空気捕集時間は,吸収管の種類及び試料負荷率によっ
て適切な時間を決める。養生開始から数えて3日(試験開始から2日)及び7日(試験開始から6日)経
過後,空気捕集を行う。7日経過後の値によって放散速度を求める。
ただし,3日後の試験において,対象とする物質が定量下限以下となった場合は,試験を終了すること
ができる。
5.7.7 空気捕集回数
空気捕集時の捕集回数は,通常,2回以上とする。
注記 チャンバー出口濃度の測定系の精度が確保されていることを確認している場合は,2回捕集し
て,1回分を分析し,もう1回分は予備とすることができる。
6 報告
報告事項には,サンプル採取,試験片作製,試験条件に関わる次の事項を主として記載し,その他の項
目に関するものはJIS A 1901に規定する報告事項による。
a) サンプル
・ 一般名称
・ 製造業者又は申請者
・ 製品名
・ 種類及び/又は形式
・ ロット番号又は製造年月日
・ 採取年月日
・ 形状,寸法
・ 包装,保管の方法
b) 試験片の作製
・ 大きさ(寸法)
・ 厚さ
・ 数量
・ 塗付け方法
・ 希釈溶剤の有無及び希釈率
・ 複数塗りの場合はその塗装間隔
――――― [JIS A 1902-3 pdf 6] ―――――
5
A 1902-3 : 2015
・ 塗布量
・ 塗布面積
・ 試験板の種類
・ 試験片作製年月日
・ 試験片の作製場所の温度
c) 試験片の養生
・ 試験片の養生場所の温度及び湿度
・ 養生期間
d) 試験条件
・ チャンバー条件(温度,湿度,換気回数,物質伝達率)
・ 試料負荷率,放散面積
・ 対象化学物質の空気捕集に関する情報(使用した捕集管,空気捕集量,チャンバーに入れてからの
空気捕集時間の長さ及び回数など)
e) その他
・ 試験の結果に影響を及ぼす可能性のあるその他の事項
――――― [JIS A 1902-3 pdf 7] ―――――
6
A 1902-3 : 2015
A1
2
附属書A
90
(参考)
2-
3 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
015
現行規格(JIS A 1902-3:2015) 旧規格(JIS A 1902-3:2006) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
3 用語及 3. 用語の
JIS A 1901を引用することとし,JIS A 1901と重複 この規格で用いる用語全てについて規定。 室内空気関係のJISの中に
び定義 する用語は,削除した。 定義 は同一の用語が異なった定
義で使用されている箇所が
あったため,用語の統一化を
行ったJISを引用すること
とした。
JIS A 1902-3:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.20 : 雰囲気
JIS A 1902-3:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1901:2015
- 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法―小形チャンバー法
- JISA6909:2014
- 建築用仕上塗材
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISK5500:2000
- 塗料用語
- JISK5516:2019
- 合成樹脂調合ペイント
- JISK5600-1-2:2002
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
- JISK5600-1-4:2004
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
- JISK5600-1-6:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
- JISK5670:2003
- アクリル樹脂系非水分散形塗料
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス