JIS A 5441:2003 押出成形セメント板(ECP)

JIS A 5441:2003 規格概要

この規格 A5441は、建築物の非耐力外壁及び間仕切壁に用いる材料で,セメント,けい酸質原料及び繊維質原料を主原料として,中空をもつ板状に押出成形しオートクレープ養生した押出成形セメント板(ECP)について規定。

JISA5441 規格全文情報

規格番号
JIS A5441 
規格名称
押出成形セメント板(ECP)
規格名称英語訳
Extruded cement panel
制定年月日
2003年6月20日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.10, 91.100.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2003-06-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS A 5441:2003 PDF [11]
                                                                                   A 5441 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本建材産業協会(FECIMI)から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5441 pdf 1] ―――――

A 5441 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 種類及び記号・・・・[1]
  •  5. 形状及び寸法・・・・[2]
  •  5.1 形状・・・・[2]
  •  5.2 寸法・・・・[2]
  •  5.3 寸法の許容差・・・・[3]
  •  6. 品質・・・・[3]
  •  6.1 性能・・・・[3]
  •  6.2 外観・・・・[4]
  •  7. 試験方法・・・・[4]
  •  7.1 試験の一般条件・・・・[4]
  •  7.2 試験体・・・・[4]
  •  7.3 寸法の測定・・・・[4]
  •  7.4 素材比重,含水率及び吸水率試験・・・・[5]
  •  7.5 曲げ強度試験・・・・[5]
  •  7.6 衝撃試験・・・・[6]
  •  7.7 吸水による長さ変化率試験・・・・[6]
  •  7.8 耐凍結融解性試験・・・・[7]
  •  7.9 難燃性試験・・・・[8]
  •  8. 製品の呼び方・・・・[8]
  •  9. 検査・・・・[8]
  •  10. 表示・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5441 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 5441 : 2003

押出成形セメント板 (ECP)

Extruded cement panel

序文

 この規格は,主として中高層の鉄骨造建築物の外壁及び間仕切壁に用いる押出成形セメント板の種
類,品質,試験方法などについて規定する。押出成形セメント板は,セメント,けい酸質原料及び繊維質
原料を主原料として,中空を有する板状に押出成形しオートクレーブ養生したパネルである。品質基準と
して,曲げ強度などの力学的性能及び耐水性,耐久性,難燃性を明確に規定し,使用者の選択がより容易
にできるように作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

1. 適用範囲

 この規格は,主として建築物の非耐力外壁及び間仕切壁に用いる材料で,セメント,けい
酸質原料及び繊維質原料を主原料として,中空をもつ板状に押出成形しオートクレーブ養生した押出成形
セメント板(以下,ECPという。)について規定する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1321 建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法
JIS A 1414 建築用構成材(パネル)及びその構造部分の性能試験方法
JIS A 1435 建築用外壁材料の耐凍害性試験方法(凍結融解法)
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 1464 工業用乾燥剤
JIS K 8123 塩化カルシウム(試薬)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 繊維質原料 パルプ,ガラス質繊維など(石綿を使用してはならない)。
b) 押出成形法 形状に合わせた金型を通して,原料を連続して板状に押し出し成形する製法。
c) 働き幅 製品幅に目地幅(目地幅は製造業者ごとに定められている。)を加えた寸法。

4. 種類及び記号

 ECPの種類は,表面形状及び充てん材によって表1及び表2のとおり区分する。
a) 表面形状による種類 表面形状による種類の区分は,表1による。

――――― [JIS A 5441 pdf 3] ―――――

2
A 5441 : 2003
表 1 表面形状の種類
種類 記号 備考
フラットパネル F 表面を平滑にしたパネル
デザインパネル D 表面にリブ及びエンボスを施したパネル
タイルベースパネル T 表面にタイル張付け用あり(蟻)溝形状を施したパネル
b) ロックウール充てんの有無による種類 ロックウール充てんの有無による種類の区分は,表2による。
表 2 ロックウール充てんの種類
種類 記号 備考
ロックウール充てん品 R 中空部にロックウールを充てんしたパネル

5. 形状及び寸法

5.1 形状

 ECPの形状の例を,図1に示す。

5.2 寸法

 ECPの寸法及び許容差は,次による。
a) 標準品 標準品の寸法は表3及び寸法の許容差は表4による。
表 3 標準品の寸法
単位 mm
表面形状による分類 厚さ 働き幅 長さ
フラットパネル 35 450 5 000以下
50 500
600
60 450
75 500
600
900
1 000
1 200
100 450
500
600
デザインパネル 50
60 600
タイルベースパネル(2) 60 605以下(1)
注(1) タイルベースパネルの働き幅は,タイル割付に合わせる(図2参照)。
(2) タイルベースパネル表面のあり溝形状は,図3による。
b) 特注品 特注品の長さ及び製品幅は,受渡当事者間の協定による。ただし,許容差は,表4による。

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A 5441 : 2003
図 1 形状の例
図 2 製品幅及び厚さの例
図 3 タイルベースパネル表面のあり溝形状の例

5.3 寸法の許容差

 標準品及び特注品の寸法許容差は,表4による。
表 4 寸法の許容差
単位 mm
長さ 製品幅 厚さ
0 0 +1.5
−2 −2 −1.5

6. 品質

6.1 性能

 性能は7.によって試験し,表5の規定に適合しなければならない。

――――― [JIS A 5441 pdf 5] ―――――

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