JIS A 5440:2009 火山性ガラス質複層板(VSボード)

JIS A 5440:2009 規格概要

この規格 A5440は、主として建築物の化粧材,内外壁下地,床下地,屋根下地,型枠などに用いる建築用ボードで,主な使用原料として火山性ガラス質たい積物(シラス,白土,軽石など)の粒体及びそれらの発泡体をJIS A 9504に規定する無機繊維と無機粉体(フライアッシュ,炭酸カルシウムなど)とを複合し,有機系結合材によって層状に成形した製品(VSボード)について規定。

JISA5440 規格全文情報

規格番号
JIS A5440 
規格名称
火山性ガラス質複層板(VSボード)
規格名称英語訳
Volcanic silicates fiber reinforced multi-layer board
制定年月日
2000年12月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.01, 91.100.15
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-12-20 制定日, 2003-03-20 改正日, 2009-07-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS A 5440:2009 PDF [19]
                                                                                   A 5440 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 寸法及び許容差・・・・[3]
  •  6 品質・・・・[4]
  •  6.1 外観・・・・[4]
  •  6.2 性能・・・・[4]
  •  7 試験方法・・・・[5]
  •  7.1 試験の一般条件・・・・[5]
  •  7.2 試験片・・・・[5]
  •  7.3 寸法の測定・・・・[6]
  •  7.4 密度測定・・・・[7]
  •  7.5 曲げ強度試験・・・・[7]
  •  7.6 吸水試験・・・・[7]
  •  7.7 寸法安定性試験・・・・[8]
  •  7.8 難燃性試験又は発熱性試験・・・・[9]
  •  7.9 透湿性試験・・・・[9]
  •  7.10 平面はく離強度試験・・・・[9]
  •  7.11 ホルムアルデヒド放散量試験・・・・[9]
  •  7.12 耐衝撃性試験・・・・[9]
  •  7.13 耐酸性試験・・・・[10]
  •  7.14 耐アルカリ性試験・・・・[10]
  •  7.15 耐変退色性試験・・・・[10]
  •  7.16 吸放湿性試験・・・・[10]
  •  8 製品の呼び方・・・・[11]
  •  9 検査方法・・・・[11]
  •  9.1 検査の種類及び検査項目・・・・[11]
  •  9.2 判定基準・・・・[12]
  •  10 表示・・・・[12]
  •  附属書A(規定)発熱性試験方法及び評価方法・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5440 pdf 1] ―――――

A 5440 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人建材試験
センター(JTCCM)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によって,JIS A 5440:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5440 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
A 5440 : 2009

火山性ガラス質複層板(VSボード)

Volcanic silicates fiber reinforced multi-layer board

1 適用範囲

  この規格は,主として建築物の化粧材,内外壁下地,床下地,屋根下地,型枠などに用いる建築用ボー
ドで,主な使用原料として火山性ガラス質たい積物(シラス,白土,軽石など)の粒体及びそれらの発泡
体をJIS A 9504に規定する無機繊維と無機粉体(フライアッシュ,炭酸カルシウムなど)とを複合し,有
機系結合材によって層状に成形した製品(以下,VSボードという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1321 建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法
JIS A 1324 建築材料の透湿性測定方法
JIS A 1408 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法
JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JIS A 1460 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法−デシケーター法
JIS A 1470-1 建築材料の吸放湿性試験方法−第1部 : 湿度応答法
JIS A 9504 人造鉱物繊維保温材
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 7101 着色プラスチック材料のガラスを透過した日光に対する色堅ろう度試験方法
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8624 炭酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8886 無水酢酸(試薬)
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

――――― [JIS A 5440 pdf 3] ―――――

2
A 5440 : 2009

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
火山性ガラス質たい積物
火山噴火によって噴出又は流出したマグマが冷却し,たい積したものの総称で,主としてシリカ(SiO2)と
アルミナ(Al2O3)とによって構成する化合物。
3.2
人造鉱物繊維保温材
保温保冷材として使用する人造鉱物繊維保温材の種類のうち,ウール状のロックウール及びグラスウー
ル。
3.3
ロックウール
石灰及びけい酸を主成分とする鉱物を溶融し,繊維化したもの。
3.4
グラスウール
ガラスを溶融し,繊維化したもの。
3.5
無機粉体
フライアッシュ,炭酸カルシウムなど。
3.6
有機系結合材
熱硬化性樹脂(フェノール樹脂),熱可塑性樹脂 (PVA),でん(澱)粉など。
3.7
普通火山性ガラス質複層板
化粧加工を施さないもの及び下地処理をした化粧下地用。
3.8
化粧火山性ガラス質複層板
普通火山性ガラス質複層板を基板とし,その表面に凹凸などの型押し・印刷・吹付け・塗装・焼付け・
化粧材のは(貼)り付けなどの化粧加工を施したもの。
3.9
吸放湿性
材料がもつ吸湿及び放湿に関する性質をいい,吸放湿性をもつ板を内装材などに使用することによって,
主として室内などの対象空間の相対湿度変動を緩和する効果がある。
なお,吸放湿性をもった建材を調湿建材という。

4 種類

  VSボードの種類は,化粧加工の有無によって表1に示すとおり,及び密度によって表2に示すとおり
区分する。

――――― [JIS A 5440 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 5440 : 2009
表1−化粧加工の有無による区分
種類 区分記号 化粧加工方法
普通火山性ガラス質複層板 F 普通板 化粧加工なし
化粧加工板(樹脂処理系) 熱硬化性樹脂含浸紙,熱可塑性樹脂シート,印
K1
刷,塗装,焼付け,型押し(凹凸など)など
化粧火山性ガラス質複層板
化粧加工板(単板及び化
K2 単板オーバーレイ,アフターコート紙など
粧紙処理系)
表2−密度による区分
区分記号 密度 g/cm3 主な用途
A1 0.4以上0.6未満 内装下地,軒天井材,化粧下地など
A
A2 0.4以上0.6未満 調湿建材
B 0.6以上0.8未満 構造用内外装壁下地,化粧下地など
C 0.8以上 打込型枠,化粧下地など

5 寸法及び許容差

  寸法及び許容差は,7.3によって試験したとき,表3による。ただし,規定寸法以外の製品の寸法は,受
渡当事者間の協定による。
表3−製品の寸法及び許容差
単位 mm
厚さ 幅 長さ
研磨の有無
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
3
±0.3
6
9
9.5
12 1 820
2 420
研磨品a) 12.5 ±0.4 910 ±3 ±3
2 730
13 3 030
15
18
20
±0.5
25
3
±0.5
6
9
9.5
12 1 820
2 420
無研磨品b) 12.5 ±0.7 910 ±3 ±3
2 730
13 3 030
15
18
20
±1.0
25
注a) 研磨品とは,化粧下地など,表面平滑性の要求を満たすためにサンディングペーパーなどで研磨したもの。
b) 無研磨品とは,構造用外装壁下地など,表面平滑性の必要がないために無研磨のもの。

――――― [JIS A 5440 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS A 5440:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5440:2009の関連規格と引用規格一覧