JIS A 9504:2017 人造鉱物繊維保温材

JIS A 9504:2017 規格概要

この規格 A9504は、工場,発電所,焼却炉などの工業用設備,建築物の空気調和衛生設備などの保温又は保冷に使用される,人造鉱物繊維保温材について規定。

JISA9504 規格全文情報

規格番号
JIS A9504 
規格名称
人造鉱物繊維保温材
規格名称英語訳
Man made mineral fibre thermal insulation materials
制定年月日
1952年9月4日
最新改正日
2017年3月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.60, 91.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1952-09-04 制定日, 1955-08-25 改正日, 1958-08-25 改正日, 1961-08-25 確認日, 1961-11-01 改正日, 1964-11-01 確認日, 1965-05-01 改正日, 1968-06-01 確認日, 1969-10-01 改正日, 1974-01-01 改正日, 1977-03-01 改正日, 1979-02-01 改正日, 1984-02-01 改正日, 1989-09-01 改正日, 1995-05-01 改正日, 1999-04-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2004-06-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認日, 2017-03-21 改正
ページ
JIS A 9504:2017 PDF [24]
                                                                                   A 9504 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  5.1 特性・・・・[3]
  •  5.2 寸法・・・・[4]
  •  5.3 外観・・・・[7]
  •  6 試験・・・・[7]
  •  6.1 保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケットの寸法・・・・[7]
  •  6.2 保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケットの密度・・・・[9]
  •  6.3 保温筒の寸法,密度及び直角度・・・・[10]
  •  6.4 熱伝導率・・・・[10]
  •  6.5 熱間収縮温度・・・・[10]
  •  6.6 繊維の平均太さ・・・・[11]
  •  6.7 粒子の含有率・・・・[11]
  •  6.8 ホルムアルデヒド放散特性・・・・[11]
  •  6.9 外観・・・・[12]
  •  7 検査・・・・[12]
  •  7.1 検査の種類及び検査項目・・・・[12]
  •  7.2 判定基準・・・・[13]
  •  8 製品の呼び方・・・・[13]
  •  9 表示・・・・[14]
  •  附属書A(規定)保温筒の寸法,密度及び直角度の測定方法・・・・[15]
  •  附属書B(規定)熱間収縮温度を決定するための試験方法・・・・[18]
  •  附属書C(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[21]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 9504 pdf 1] ―――――

A 9504 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
保温保冷工業協会(JTIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS A 9504:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年3月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 9504:2011によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 9504 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 9504 : 2017

人造鉱物繊維保温材

Man made mineral fibre thermal insulation materials

1 適用範囲

  この規格は,工場,発電所,焼却炉などの工業用設備,建築物の空気調和衛生設備などの保温又は保冷
に使用される,人造鉱物繊維保温材(以下,保温材という。)について規定する。
なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を,附属書Cに示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 1412-3 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第3部 : 円筒法
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散
測定方法−小形チャンバー法
JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放
散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部 : 断熱材
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS B 7522 繊維製巻尺
JIS B 7526 直角定規
JIS C 1602 熱電対
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
JIS H 3300 銅及び銅合金の継目無管
JIS H 4160 アルミニウム及びアルミニウム合金はく
JIS R 3414 ガラスクロス
JIS Z 1520 はり合せアルミニウムはく
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

――――― [JIS A 9504 pdf 3] ―――――

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A 9504 : 2017

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1
人造鉱物繊維保温材,保温材
ロックウール保温材及びグラスウール保温材の総称。
3.2
ロックウール保温材
石灰及びけい酸を主成分とする高炉スラグ,鉱物などを溶融し,繊維化したもの(以下,ロックウール
という。)を用いて作られた保温材。
3.3
グラスウール保温材
ガラス原料及びガラスを溶融し,繊維化したもの(以下,グラスウールという。)を用いて作られた保温
材。
3.4
外被材
防湿,補強,表面保護などの目的で保温材を被覆する材料。ガラスクロス,はり合せアルミニウムはく,
アルミガラスクロスなどの,布又はフィルム状の材料,及び亀甲金網,メタルラスなどの,金網状の材料。
3.5
圧縮包装
呼び厚さに対して,厚さを10 %以上圧縮した包装。

4 種類

  保温材の種類は,表1による。

――――― [JIS A 9504 pdf 4] ―――――

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A 9504 : 2017
表1−種類
種類 説明
ロ ウール ロックウールを綿状にしたもの。
ッ 保温板 1号 ロックウールにバインダを用いて板状に成形したもの。用途に応じて表面に布若しくはフィ

ウ 2号 ルム状の外被材を被覆したもの,又は全面を布若しくはフィルム状の外被材で被覆したもの。
ー 3号 密度によって1号3号に区分する。

保 フェルト ロックウールにバインダを用いて弾力性のあるフェルト状に成形したもの。用途に応じて表
温 面に布又はフィルム状の外被材を被覆したもの。

保温帯 1号 ロックウール保温板を一定幅に切り取り,これをそろえて縦に並べ,布又はフィルム状の外
2号 被材を片面に張り付けて板状にしたもの。密度によって1号及び2号に区分する。
ブラン 1号 ロックウール保温板を金網状の外被材で被覆したもの。密度によって1号及び2号に区分す
ケット 2号 る。
保温筒 ロックウールにバインダを用いて円筒状に成形したもの。用途に応じて布又はフィルム状の
外被材を被覆したもの。
なお,長さ方向に沿って,切れ目を入れるか,又は複数に分割してもよい。
グ ウール グラスウールを綿状にしたもの。
ラ 保温板 24K グラスウールにバインダを用いて板状に成形したもの。用途に応じて表面に布若しくはフィ

ウ 32K ルム状の外被材を被覆したもの,又は全面を布若しくはフィルム状の外被材で被覆したもの。
ー 40K 密度によって7種類に区分する。

保 48K
温 64K

80K
96K
波形保温板 グラスウールにバインダを用いて波形に折り曲げて,曲面に添うように成形し,布又はフィ
ルム状の外被材を片面に張って仕上げたもの。
保温帯 A グラスウール保温板を一定幅に切り取り,これをそろえて縦に並べ,布又はフィルム状の外
B 被材を片面に張り付けて板状にしたもの。密度によってACに区分する。
C
ブラン A グラスウール又はグラスウール保温板を金網状の外被材で被覆したもの。密度によってA及
ケット B びBに区分する。
保温筒 グラスウールにバインダを用いて円筒状に成形したもの。用途に応じて布又はフィルム状の
外被材を被覆したもの。
なお,長さ方向に沿って,切れ目を入れるか,又は複数に分割してもよい。
− 外被材に使用するガラスクロスの基材は,JIS R 3414によるか,又はこれと同等の性能をもつものとする。
− 外被材に使用するはり合せアルミニウムはくは,JIS Z 1520によるか,又はこれと同等の性能をもつものとす
る。
− 外被材に使用するアルミニウムはくは,JIS H 4160によるか,又はこれと同等の性能をもつものとする。
− 保温帯及び波形保温板に使用する外被材は,引張強さ20 N/cm以上のものを用いる。
− ロックウールを“RW”,グラスウールを“GW”と表示してもよい。

5 品質

5.1 特性

  保温材の特性は,6.26.9に規定する試験を行ったとき,表2及び表3に適合しなければならない。た
だし,ホルムアルデヒド放散特性は,表3に示す等級にて表すものとする。
なお,ユリア樹脂系,メラミン樹脂系,フェノール樹脂系,レゾルシノール樹脂系,ホルムアルデヒド
系防腐剤,メチロール基含有モノマー,ロンガリット系触媒などのホルムアルデヒドを放散する材料を使
用していない製品は,6.8の試験は行わずにF☆☆☆☆等級としてもよい。

――――― [JIS A 9504 pdf 5] ―――――

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JIS A 9504:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 9504:2017の関連規格と引用規格一覧

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