この規格ページの目次
JIS A 9501:2019 規格概要
この規格 A9501は、化学工業,燃料工業及び熱利用動力に関する諸装置,空気調和,給排水衛生設備などの保温保冷工事において使用する保温保冷材料及び副資材の種類,使用方法,設計方法及び施工要領について規定。冷蔵庫・船舶・鉄道車両関係の保温保冷工事を除く。
JISA9501 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A9501
- 規格名称
- 保温保冷工事施工標準
- 規格名称英語訳
- Standard practice for thermal insulation works
- 制定年月日
- 1952年9月4日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 27.220, 91.120.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021, 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 1952-09-04 制定日, 1955-08-25 改正日, 1958-08-25 改正日, 1961-08-25 確認日, 1961-11-01 改正日, 1964-11-01 確認日, 1965-05-01 改正日, 1968-06-01 確認日, 1969-10-01 改正日, 1974-01-01 改正日, 1977-03-01 改正日, 1979-02-01 改正日, 1980-01-01 改正日, 1984-02-01 改正日, 1989-02-01 確認日, 1990-02-01 改正日, 1995-05-01 改正日, 2000-03-20 確認日, 2001-03-20 改正日, 2006-04-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2014-01-20 改正日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS A 9501:2019 PDF [138]
A 9501 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 保温保冷工事に使用する材料・・・・[5]
- 4.1 材料の種類の選択・・・・[5]
- 4.2 保温保冷工事に使用する主な保温保冷材料・・・・[6]
- 4.3 使用する主な副資材・・・・[6]
- 5 保温材及び保冷材の厚さの算出・・・・[8]
- 5.1 伝熱計算の基本式・・・・[8]
- 5.2 平均熱伝導率の基本式・・・・[11]
- 5.3 保温材及び保冷材の厚さの設計条件・・・・[12]
- 5.4 放散熱量を設計条件とする場合・・・・[13]
- 5.5 表面温度を設計条件とする場合・・・・[15]
- 5.6 保冷の場合・・・・[17]
- 5.7 防露の場合・・・・[18]
- 5.8 経済的な保温厚さの算出・・・・[18]
- 6 保温工事施工法・・・・[19]
- 6.1 使用する保温材・・・・[19]
- 6.2 使用する主な副資材・・・・[19]
- 6.3 保温工事の施工要領・・・・[20]
- 7 保冷工事施工法・・・・[22]
- 7.1 使用する保冷材・・・・[22]
- 7.2 使用する主な副資材・・・・[22]
- 7.3 保冷工事施工要領・・・・[22]
- 8 建築設備の保温・保冷・防露工事施工法・・・・[25]
- 8.1 使用する保温・保冷・防露材・・・・[25]
- 8.2 使用する主な副資材・・・・[25]
- 8.3 保温工事,保冷工事及び防露工事の施工要領・・・・[25]
- 9 検査・・・・[29]
- 9.1 検査の区分・・・・[29]
- 9.2 自主確認事項・・・・[29]
- 9.3 性能確認検査・・・・[29]
- 9.4 合否判定・・・・[30]
- 9.5 測定機器・・・・[30]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 9501 pdf 1] ―――――
A 9501 : 2019
pdf 目次
ページ
- 附属書A(参考)配管輸送流体の温度変化を設計条件とする場合の保温厚さの計算・・・・[64]
- 附属書B(参考)静止流体の時間に対する温度変化及び保温厚さの計算・・・・[66]
- 附属書C(参考)管内水の凍結防止の保温厚さの計算・・・・[68]
- 附属書D(参考)表面温度及び表面熱伝達率の算出方法・・・・[70]
- 附属書E(参考)経済的な保温厚さの求め方・・・・[72]
- 附属書F(参考)保温材の使用温度について・・・・[75]
- 附属書G(参考)保温材下腐食(CUI)に対する留意事項・・・・[76]
- 附属書H(参考)計算事例について・・・・[79]
- 附属書I(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[133]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 9501 pdf 2] ―――――
A 9501 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
保温保冷工業協会(JTIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS A 9501:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS A 9501 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 9501 : 2019
保温保冷工事施工標準
Standard practice for thermal insulation works
序文
この規格は,1952年に制定され,その後16回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2014年に
行われたが,その後の社会的ニーズの変化及び施工技術の変化に対応するために改正した。また,技術上
重要な改正に関する新旧対照表を附属書Iに示す。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,化学工業,燃料工業及び熱利用動力に関する諸装置,空気調和,給排水衛生設備などの保
温保冷工事において使用する保温保冷材料及び副資材の種類,使用方法,設計方法及び施工要領について
規定する。ただし,冷蔵庫・船舶・鉄道車両関係の保温保冷工事を除く。この規格で適用する保温保冷工
事の対象温度は,−180 ℃1 000 ℃の範囲とする。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 1322 建築用薄物材料の難燃性試験方法
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 5538 壁・天井ボード用接着剤
JIS A 5547 発泡プラスチック保温板用接着剤
JIS A 5549 造作用接着剤
JIS A 5556 工業用ステープル
JIS A 5758 建築用シーリング材
JIS A 9504 人造鉱物繊維保温材
JIS A 9510 無機多孔質保温材
JIS A 9511 発泡プラスチック保温材
JIS B 0147 ブラインドリベット−用語及び定義
JIS B 1122 十字穴付きタッピンねじ
JIS B 1123 六角タッピンねじ
JIS B 1126 つば付き六角タッピンねじ
JIS B 1181 六角ナット
――――― [JIS A 9501 pdf 4] ―――――
2
A 9501 : 2019
JIS B 7414 ガラス製温度計
JIS C 1602 熱電対
JIS C 2336 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3312 塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3313 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3314 溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3316 鋼板製波板の形状及び寸法
JIS G 3317 溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3318 塗装溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3321 溶融55 %アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3322 塗装溶融55 %アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3350 一般構造用軽量形鋼
JIS G 3352 デッキプレート
JIS G 3547 亜鉛めっき鉄線
JIS G 3551 溶接金網及び鉄筋格子
JIS G 3553 クリンプ金網
JIS G 3554 きっ甲金網
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4309 ステンレス鋼線
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS H 4001 アルミニウム及びアルミニウム合金の焼付け塗装板及び条
JIS H 4160 アルミニウム及びアルミニウム合金はく
JIS K 6804 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤
JIS Z 1524 包装用布粘着テープ
JIS Z 1528 両面粘着テープ
JIS Z 1702 包装用ポリエチレンフィルム
JIS Z 8806 湿度−測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1
保温
常温以上,約1 000 ℃以下の物体を被覆し熱放散を少なくすること又は被覆後の表面温度を低下させる
こと。
注記 JIS A 0202の定義を変更している。
3.2
保温材
保温の目的を果たすために使用される材料。一般に常温において熱伝導率が0.065 W/(m・K) 以下の材料。
注記 JIS A 0202の定義を変更している。
――――― [JIS A 9501 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS A 9501:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.220 : 熱回収.断熱
JIS A 9501:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0202:2008
- 断熱用語
- JISA1322:1966
- 建築用薄物材料の難燃性試験方法
- JISA1412-2:1999
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第2部:熱流計法(HFM法)
- JISA5538:2003
- 壁・天井ボード用接着剤
- JISA5547:2003
- 発泡プラスチック保温板用接着剤
- JISA5549:2003
- 造作用接着剤
- JISA5556:2012
- 工業用ステープル
- JISA5556:2021
- 工業用ステープル
- JISA5758:2016
- 建築用シーリング材
- JISA9504:2017
- 人造鉱物繊維保温材
- JISA9510:2016
- 無機多孔質保温材
- JISA9511:2017
- 発泡プラスチック保温材
- JISB0147:2004
- ブラインドリベット―用語及び定義
- JISB1122:1960
- ボルト・ナット検査
- JISB1122:2015
- 十字穴付きタッピンねじ
- JISB1123:1952
- リベット検査
- JISB1123:2015
- 六角タッピンねじ
- JISB1126:2015
- つば付き六角タッピンねじ
- JISB1181:2014
- 六角ナット
- JISB7414:2018
- ガラス製温度計
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISC2336:2012
- 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
- JISG3302:2019
- 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3312:2019
- 塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3313:2015
- 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3313:2021
- 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3314:2019
- 溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯
- JISG3316:2019
- 鋼板製波板の形状及び寸法
- JISG3317:2019
- 溶融亜鉛―5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3318:2019
- 塗装溶融亜鉛―5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3321:2019
- 溶融55%アルミニウム―亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3322:2019
- 塗装溶融55%アルミニウム―亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3350:2017
- 一般構造用軽量形鋼
- JISG3350:2021
- 一般構造用軽量形鋼
- JISG3352:2014
- デッキプレート
- JISG3547:2015
- 亜鉛めっき鉄線
- JISG3551:2005
- 溶接金網及び鉄筋格子
- JISG3551:2021
- 溶接金網及び鉄筋格子
- JISG3553:2002
- クリンプ金網
- JISG3554:2002
- きっ甲金網
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4309:2013
- ステンレス鋼線
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH4001:2006
- アルミニウム及びアルミニウム合金の焼付け塗装板及び条
- JISH4160:1994
- アルミニウム及びアルミニウム合金はく
- JISK6804:2003
- 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤
- JISZ1524:2009
- 包装用布粘着テープ
- JISZ1528:2009
- 両面粘着テープ
- JISZ1702:1994
- 包装用ポリエチレンフィルム
- JISZ8806:2001
- 湿度―測定方法