この規格ページの目次
JIS K 6804:2003 規格概要
この規格 K6804は、木材の接着に使用する酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤について規定。
JISK6804 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6804
- 規格名称
- 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤
- 規格名称英語訳
- Poly(vinylacetate) emulsion adhesives for woods
- 制定年月日
- 1964年3月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.140.99, 83.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 接着 2021
- 改訂:履歴
- 1964-03-01 制定日, 1967-03-01 確認日, 1970-02-01 確認日, 1973-06-01 確認日, 1973-12-01 改正日, 1977-05-01 改正日, 1980-10-01 確認日, 1986-01-01 確認日, 1992-02-01 確認日, 1994-10-01 改正日, 2001-10-20 確認日, 2003-03-20 改正日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 6804:2003 PDF [9]
K 6804 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本接着剤工業会(JAI)/財団法人日
本規格協会(JSA)から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申し出があり日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6804:1994は改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 6804 pdf 1] ―――――
K 6804 : 2003
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 接着剤の種類・・・・[1]
- 4.1 使用期間による区分・・・・[1]
- 4.2 ホルムアルデヒド放散による区分・・・・[1]
- 5. 品質・・・・[2]
- 6. 試験の一般条件・・・・[2]
- 6.1 試験室の温湿度・・・・[2]
- 6.2 試料の状態調節・・・・[2]
- 6.3 試験値の丸め方・・・・[2]
- 7. 試料の採取方法及び取扱方法・・・・[2]
- 8. 試験方法・・・・[2]
- 8.1 外観・・・・[2]
- 8.2 pH・・・・[2]
- 8.3 粘度・・・・[2]
- 8.4 不揮発分・・・・[2]
- 8.5 灰分 28.6 最低造膜温度・・・・[3]
- 8.7 木材汚染性・・・・[5]
- 8.8 接着強さ・・・・[5]
- 9. 包装・・・・[7]
- 10. 表示・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 6804 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 6804 : 2003
酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤
Poly (vinylacetate) mulsion adhesives for woods
1. 適用範囲
この規格は,木材の接着に使用する酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤(以下,接着剤と
いう。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 6800 接着剤・接着用語
JIS K 6833 接着剤の一般試験方法
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 8629 タンニン酸(試薬)
JIS K 8978 硫酸鉄 (II) 七水和物(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6800及びJIS K 6900によるほか,次による。
a) 酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤 酢酸ビニルを主剤とし,水を媒体として乳化重合した接着剤。
4. 接着剤の種類
4.1 使用期間による区分
接着剤の種類は,使用期間によって,表1のとおり区分する。
表 1 接着剤の種類
種類 区分 摘要
1種 通年用 年間を通して用いるもの
2種 夏用 主として夏季に用いるもの
3種 冬用 主として冬季に用いるもの
4.2 ホルムアルデヒド放散による区分
接着剤のホルムアルデヒド放散による区分は,表2のとおりと
する。
――――― [JIS K 6804 pdf 3] ―――――
2
K 6804 : 2003
表 2 ホルムアルデヒド放散による区分
区分 記号 内容
F☆☆☆☆等級 F☆☆☆☆ ユリア樹脂,メラミン樹脂,フェノール樹脂,
レゾルシノール樹脂,ホルムアルデヒド系防
腐剤,メチロール基含有モノマー及びロンガ
リット系触媒のいずれをも使用してはならな
い。
5. 品質
接着剤の品質は,8.によって試験し,表3の規定に適合しなければならない。
なお,接着剤には,ユリア樹脂,メラミン樹脂,フェノール樹脂,レゾルシノール樹脂,ホルムアルデ
ヒド系防腐剤,メチロール基含有モノマー及びロンガリット系触媒のいずれをも使用してはならない。
表 3 接着剤の品質
試験項目 1種 2種 3種 適用試験箇条
外観 乳白色で粗粒子及び異物がないこと。 8.1
pH 37 8.2
粘度 Pa・s 1.0以上 8.3
不揮発分 % 40以上 8.4
灰分 % 1以下 8.5
最低造膜温度 ℃ 2以下 2を超え15以下 2以下 8.6
木材汚染性 硫酸第1鉄塗布面より色がうすいこと。 8.7
接着強さ 常態試験 10以上 10以上 7以上
N/mm2 8.8
耐水試験 3以上 4以上 2以上
6. 試験の一般条件
6.1 試験室の温湿度
試験室の温湿度は,JIS K 6833の4.1(試験室の温湿度)による。
6.2 試料の状態調節
試料の状態調節は,JIS K 6833の4.2(試料の状態調節)による。
6.3 試験値の丸め方
試験値の丸め方は,JIS K 6833の4.3(試験値の丸め方)による。
7. 試料の採取方法及び取扱方法
試料の採取方法及び取扱方法は,JIS K 6833の5.(試料の採取方法及
び取扱方法)に準じて行う。
8. 試験方法
8.1 外観
外観は,試料をJIS R 3503に規定する清浄なスライドガラス板上に,ガラス棒などで均一に
薄く塗布し直ちに粗粒子及び異物の有無を調べる。
8.2 pH
pHは,JIS K 6833の6.2 (pH) に規定する方法による。
8.3 粘度
粘度は,JIS K 6833の6.3(粘度)に規定する方法による。
8.4 不揮発分
不揮発分は,JIS K 6833の6.4(不揮発分)に規定する方法による。
8.5 灰分 灰分は,質量の分かっているJIS R 1301に規定する内容積130mlの磁器るつぼに試料3gを正
確に量り採って乾燥,強熱灰化し(1),デシケータ中で放冷後,質量をはかる。灰分は次の式によって算出
する。
――――― [JIS K 6804 pdf 4] ―――――
3
K 6804 : 2003
A 100
ここに, A : 灰分 (%)
B : 灰分の質量 (g)
S : 試料の質量 (g)
注(1) 例えば電気炉で恒量となるまで9001 000℃で強熱灰化。
8.6 最低造膜温度
8.6.1 指定温度方法 試料をJIS R 3503に規定する清浄なスライドガラス板上に一面に広げ,表2に示
す温度で湿度はできる限り低湿度に保って乾燥(2)し,厚さ0.10.3mmの均一な皮膜を作る(3)。乾燥物が
一様な連続皮膜を形成し,更に皮膜が白濁しない最低温度を求め,最低造膜温度とする。
注(2) 受渡当事者間の協定によって1種は2℃以下,2種は2℃を超え15℃以下,3種は2℃以下の範
囲内の特定の温度で測定してもよい。湿度はできる限り低湿度とする。
(3) 不揮発分が約20%になるように蒸留水で希釈し,この2mlを水平に保った顕微鏡用スライドガ
ラス板上に広げる方法が便利である。
8.6.2 温度こう配熱板形方法
a) 器具 器具は,次のものを用いる。
1) 測定器 温度こう配熱板形最低造膜温度測定器で,熱板の一方の端を高温に,他の端を低温に調整
できる装置を用いる。これらの装置の一例を図1に示す。
2) アプリケータ 試料を厚さ0.3mm以下,幅15mm以上に塗布できるアプリケータ。
3) 温度計 JIS B 7410のタグ密閉式低引火点用温度計 (TAG-50) 又はこれと同等の精度のもの。
b) 操作 操作は,次によって行う。
1) 測定する試料に適した温度範囲を想定し,高温側及び低温側の温度を設定する。この際,最低造膜
温度が熱板の中央部分で測定できるように,かつ最低と最高の温度差が2040℃の範囲になるよう
に設定する。
2) 熱板が熱的平衡に達したならば,試料をアプリケータを用いて高温側から低温側に素早く塗布する。
3) 空気循環式測定器の場合は,透明なカバーをして空気を循環させる。
乾燥剤設置式測定器の場合は,所定の金網の上にシリカゲルなどの乾燥剤を置き,透明なカバー
をする。熱板の表面を保護するために薄いアルミニウムはく(箔),ポリエチレンシートなどを敷い
てもよい。この場合,熱板表面に空気層ができないように注意する。
4) クラックのない連続した均一なフィルムが形成される最低の温度を図2によって読み取る。
――――― [JIS K 6804 pdf 5] ―――――
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JIS K 6804:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.180 : 接着剤
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.99 : その他のゴム及びプラスチック製品
JIS K 6804:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISK6800:1985
- 接着剤・接着用語
- JISK6833:1994
- 接着剤の一般試験方法
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISK8629:1996
- タンニン酸(試薬)
- JISK8978:2008
- 硫酸鉄(II)七水和物(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1301:1987
- 化学分析用磁器るつぼ
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具