JIS G 3317:2019 溶融亜鉛―5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3317:2019 規格概要

この規格 G3317は、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板(以下,板という。)及び溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼帯(以下,コイルという。)並びに板をJIS G 3316に規定する形状及び寸法に加工した波板について規定。

JISG3317 規格全文情報

規格番号
JIS G3317 
規格名称
溶融亜鉛―5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯
規格名称英語訳
Hot-dip zinc-5 % aluminium alloy-coated steel sheet and strip
制定年月日
1990年10月1日
最新改正日
2019年3月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 14788:2017(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021
改訂:履歴
1990-10-01 制定日, 1994-02-01 改正日, 2000-02-20 確認日, 2005-03-20 改正日, 2007-09-20 改正日, 2010-06-21 改正日, 2012-04-20 改正日, 2017-06-20 改正日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS G 3317:2019 PDF [37]
                                                                                   G 3317 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類の記号及び適用する表示厚さ・・・・[2]
  •  4 化学成分・・・・[3]
  •  5 めっき・・・・[3]
  •  5.1 めっき浴成分・・・・[3]
  •  5.2 めっきの付着量・・・・[4]
  •  5.3 スキンパス処理・・・・[4]
  •  5.4 めっき密着性・・・・[5]
  •  6 化成処理・・・・[5]
  •  7 塗油・・・・[6]
  •  8 機械的性質・・・・[6]
  •  8.1 適用する機械的性質・・・・[6]
  •  8.2 曲げ性・・・・[6]
  •  8.3 引張試験特性・・・・[7]
  •  9 寸法・・・・[8]
  •  9.1 寸法の表し方・・・・[8]
  •  9.2 標準寸法・・・・[8]
  •  9.3 寸法の許容差・・・・[9]
  •  10 形状・・・・[11]
  •  10.1 横曲がり・・・・[11]
  •  10.2 直角度・・・・[12]
  •  10.3 平たん度・・・・[12]
  •  11 質量・・・・[13]
  •  11.1 板及び波板の質量・・・・[13]
  •  11.2 コイルの質量・・・・[13]
  •  11.3 質量の計算方法・・・・[13]
  •  11.4 板及び波板の計算質量の許容差・・・・[14]
  •  12 外観・・・・[14]
  •  13 試験・・・・[15]
  •  13.1 化学成分分析試験・・・・[15]
  •  13.2 めっき浴成分の試験・・・・[15]
  •  13.3 めっき試験・・・・[15]
  •  13.4 機械試験・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3317 pdf 1] ―――――

G 3317 : 2019

pdf 目次

ページ

  •  14 検査及び再検査・・・・[17]
  •  14.1 検査・・・・[17]
  •  14.2 再検査・・・・[17]
  •  15 表示・・・・[17]
  •  16 注文時の確認事項・・・・[18]
  •  17 報告・・・・[19]
  •  附属書JA(規定)屋根用・建築外板用の板及びコイルのめっきの付着量・・・・[20]
  •  附属書JB(規定)波板のめっきの付着量及び標準寸法・・・・[21]
  •  附属書JC(規定)溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯の蛍光X線法によるオフラインめっき付着量試験方法・・・・[22]
  •  附属書JD(規定)溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼帯の蛍光X線法によるオンラインめっき付着量試験方法・・・・[25]
  •  附属書JE(規定)重量法によるめっき付着量試験方法・・・・[28]
  •  附属書JF(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[30]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3317 pdf 2] ―――――

                                                                                   G 3317 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3317:2017は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成32年3月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3317:2017を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS G 3317 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 3317 : 2019

溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯

Hot-dip zinc-5 % aluminium alloy-coated steel sheet and strip

序文

  この規格は,2017年に第4版として発行されたISO 14788を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JFに示す。また,附属書JA附属書JEは対応国際規格には
ない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼板(以下,板という。)及び溶融亜鉛−5 %アル
ミニウム合金めっき鋼帯(以下,コイルという。)並びに板をJIS G 3316に規定する形状及び寸法に加工
した波板(以下,波板という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14788:2017,Steel sheet, zinc-5 % aluminium alloy-coated by the continuous hot-dip process, of
commercial, drawing and structural qualities(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3316 鋼板製波板の形状及び寸法
JIS K 0119 蛍光X線分析通則
JIS K 8847 ヘキサメチレンテトラミン(試薬)
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

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G 3317 : 2019

3 種類の記号及び適用する表示厚さ

1) 種類の記号及び適用する表示厚さは,次による。
注1) 表示厚さは,めっき前の原板厚さをいう[9.1.1 a)参照]。
a) 板及びコイルの種類は,熱間圧延鋼帯(以下,熱延原板という。)を用いた6種類,及び冷間圧延鋼帯
(以下,冷延原板という。)を用いた11種類とし,種類の記号及び適用する表示厚さは,表1及び表
2による。
b) 波板は,表2のうち一般用,硬質一般用及び高強度一般用の7種類とし,種類の記号及び適用する表
示厚さは,表2による。
c) 屋根用及び建築外板用に適用する場合,その記号は,表3による。
d) 波板の形状の種類及び記号は,表4による。
表1−種類の記号及び適用する表示厚さ(熱延原板の場合)
単位 mm
種類の記号 適用する表示厚さ 適用
SZAHC 一般用
SZAH340
SZAH400
1.6以上 4.5以下
SZAH440 高強度一般用
SZAH490
SZAH540
特に熱延原板の指定がない場合は,熱延原板の仕様を満たす冷延原板を使用して
もよい。
表2−種類の記号及び適用する表示厚さ(冷延原板の場合)
単位 mm
種類の記号 適用する表示厚さ 適用
SZACC 0.25以上 2.3以下 一般用
SZACH 0.25以上 1.0以下 硬質一般用
SZACD1 0.27以上 2.3以下 絞り用1種
SZACD2 0.40以上 2.3以下 絞り用2種
SZACD3 絞り用3種
0.60以上 2.3以下
SZACD4 絞り用4種 非時効性a)
SZAC340
SZAC400
0.25以上 2.3以下
SZAC440 高強度一般用
SZAC490
SZAC570 0.25以上 2.0以下
注a) 非時効性とは,加工の際にストレッチャストレインを発生しない性質をいう。
表3−屋根用及び建築外板用の記号
用途 記号
屋根用 R
建築外板用 A

――――― [JIS G 3317 pdf 5] ―――――

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JIS G 3317:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14788:2017(MOD)

JIS G 3317:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3317:2019の関連規格と引用規格一覧