JIS A 9504:2017 人造鉱物繊維保温材 | ページ 2

4
A 9504 : 2017
表2−特性
種類 密度 熱伝導率 熱間収縮温度 繊維の平均太さ 粒子の含有率
kg/m3 (70 ℃) ℃ μm %
W/(m・K)
ロ ウール − 0.044以下 650以上 7以下 4以下
ッ 保温板 1号 40100 0.044以下 600以上 −

ウ 2号 101160 0.043以下
ー 3号 161300 0.044以下

保 フェルト 2070 0.049以下 400以上
温 保温帯 1号 40100 0.052以下 600以上

2号 101160 0.049以下
ブラン 1号 40100 0.044以下
ケット 2号 101160 0.043以下
保温筒 40200 0.044以下
グ ウール − 0.042以下 400以上 −
ラ 保温板 24K 2226 0.049以下 250以上

ウ 32K 2836 0.046以下 300以上
ー 40K 3744 0.044以下 350以上

保 48K 4552 0.043以下

材 64K 5870 0.042以下 400以上
80K 7387
96K 88105
波形保温板 37105 0.050以下 350以上
保温帯 A 2236 0.052以下 250以上
B 3752 350以上
C 58105 400以上
ブラン A 2440 0.048以下 350以上
ケット B 41120 0.043以下 400以上
保温筒 4590 0.043以下 350以上
表3−ホルムアルデヒド放散特性
種類 区分 記号 特性
ロックウール保温材 F☆☆☆☆等級 F☆☆☆☆ 放散速度が5 μg/(m2・h) 以下
グラスウール保温材 F☆☆☆等級 F☆☆☆ 放散速度が20 μg/(m2・h) 以下
F☆☆等級 F☆☆ 放散速度が120 μg/(m2・h) 以下

5.2 寸法

5.2.1  保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケットの寸法
5.2.1.1 厚さ
保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケットの厚さは,6.1に規定する試験を行ったとき,
表4に適合しなければならない。製造業者は,表4に規定する厚さの範囲から製品の厚さを選び,呼び厚
さとする。
なお,表4に示す厚さを超える寸法は,受渡当事者間の協定によって定めてもよいが,この場合の許容
差は表4に規定する呼び厚さに対する許容差の最大の値以内とする。

――――― [JIS A 9504 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
A 9504 : 2017
表4−厚さ
単位 mm
種類 圧縮包装の有無 厚さの範囲 呼び厚さに対する許容差
ロ 保温板 1号,2号,3号 なし 25以上, 50未満 +5,−2
ッ 50以上, 100以下 +5,−3

ウ フェルト なし 25以上, 50未満 +5,−2
ー 50以上, 100以下 +5,−3

保 有 25以上, 50未満 +規定なし,−2

材 50以上, 100以下 +規定なし,−3
保温帯 1号,2号 なし 25以上, 75以下 +4,−2
ブランケット 1号,2号 なし 25以上, 50未満 +5,−2
50以上, 100以下 +5,−3
有 25以上, 50未満 +規定なし,−2
50以上, 100以下 +規定なし,−3
グ 保温板 24K なし 25以上, 50未満 +5,0
ラ 50以上, 100未満 +8,0

ウ 100以上, 150以下 +10,0
ー 32K,40K,48K,64K 15以上, 100以下 +3,−2

保 80K,96K 12以上, 50以下 ±2
温 24K,32K,40K 有 25以上, 100以下 +規定なし,0

波形保温板 なし 25以上, 75以下 +4,−2
保温帯 A,B,C なし 25以上, 100以下 +4,−2
ブランケット A,B なし 25以上, 100以下 +規定なし,0
5.2.1.2 幅及び長さ
保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケットの幅及び長さは,6.1に規定する試験を行った
とき,表5に適合しなければならない。製造業者は,表5に規定する幅及び長さの寸法の範囲から製品の
幅及び長さを選ぶものとする。
なお,表5に示す幅及び長さを超える寸法は,受渡当事者間の協定によって定めてもよいが,この場合
の許容差は表5に規定する幅又は長さに対する許容差の最大の値以内とする。

――――― [JIS A 9504 pdf 7] ―――――

6
A 9504 : 2017
表5−保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケットの幅及び長さ
単位 mm
種類 幅 長さ
寸法 許容差 寸法 許容差
ロ 保温板 1号,2号,3号 455以上 605以下 +5 910以上 1210以下 +15
ッ −3 −3
ク フェルト 455以上 910以下 +10 0 910以上 5500未満 +30 0


ル 5500以上 16500以下 +規定なし,0
保 保温帯 1号,2号 500以上 605以下 +10 1000以上 2500未満 +30 0

材 −5
2500以上 3650以下 +規定なし,0
ブランケット 1号,2号 500以上 605以下 +5 910以上 2000未満 +15
−3 −3
2000以上 5000以下 +規定なし,0
グ 保温板 24K,32K,40K, 40以上 1000以下 +10 圧縮包装なし +10
ラ 48K,64K,80K,96K −3 300以上 3000以下 −3

ウ 圧縮包装あり +規定なし,0
ー 300以上 33000以下

保 波形保温板 500以上 910以下 ±15 910以上 1000未満 ±20
温 1000以上 10000以下 +規定なし,0

保温帯 A,B,C 500以上 910以下 ±15 910以上 1000未満 ±20
1000以上 10000以下 +規定なし,0
ブランケット A,B 500以上 910以下 +10 910以上 1000以下 +10
−3 −3
5.2.2 保温筒の寸法及び直角度
保温筒の寸法は,6.3に規定する試験を行ったとき,表6に適合しなければならない。
なお,表6に規定した基準寸法及び呼び厚さ以外の保温筒の寸法は,受渡当事者間の協定によって定め
てもよいがこの場合の許容差は,表6による。

――――― [JIS A 9504 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
A 9504 : 2017
表6−保温筒の寸法
単位 mm
保温する 筒の呼び方a) 筒の内径 厚さ 長さ 直角度
管の種類 A B 基準寸法 許容差 呼び厚さ 許容差 基準寸法 許容差
銅管 10C 3/8C 16 +2 20,25 +3 1 000 +5 附属書Aによって
鋼管 15 1
22 −1 20,25,30 −2 −3 測定した直角度が,
2
3 外径の2 %を四捨五
20 4 27
25 1 34 入によって整数に
32
1
14 43 +3 20,30,40 した値又は5 mmの
40 1
12 49 −1 いずれか大きい方
50 2 61 を超えてはならな
1 い。
65 22 76 20,40
なお,外径は筒の内
80 3 89
径の基準寸法と呼
100 4 114 +4 25,40
−1 び厚さの和とする。
125 5 140
150 6 165
200 8 216 40,50
250 10 267
300 12 319
注a) 筒の呼び方は,JIS H 3300又はJIS G 3452の呼び径による。ただし,銅管に使用する種類については,鋼管と
区別するため呼び径の末尾にCを付ける。

5.3 外観

  外観は,6.9に規定する試験を行ったとき,使用上支障となるきず,汚れ及び欠けがあってはならない。

6 試験

6.1 保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケットの寸法

6.1.1  試験片
試験片は,次による。
a) 幅及び長さの測定に用いる試験片は,製品から抽出したものとする。
b) 厚さの測定に用いる試験片は,製品から抽出したもの,又は製品から450 mm×450 mm以上の大きさ
に切り出したものとする。
6.1.2 測定器
測定器は,次による。
a) 幅及び長さの測定には,JIS B 7516に規定する目量0.5 mmの金属製直尺又はJIS B 7512に規定する
目量1 mmの鋼製巻尺を用いる。
b) 厚さの測定には,図1に示すような厚さ測定用プレート及び針を用いる。厚さ測定用プレートの質量
は100±1 gとし,荷重板の大きさは(150 mm±1 mm×150 mm±1 mm)とする。
c) 厚さ測定用プレートから突出した針の長さの測定は,JIS B 7516に規定する目量0.5 mmの金属製直尺
若しくはJIS B 7507に規定する目量0.1 mmのノギス,又はこれと同等の精度をもつノギスを用いる。
d) ) に規定した針の代わりにJIS B 7507に規定するM形ノギス又は同等の精度をもつM形ノギスのデ
プスバーを用いてもよい。

――――― [JIS A 9504 pdf 9] ―――――

8
A 9504 : 2017
単位 mm
厚さ測定用プレートの例 針の例
図1−厚さ測定用プレート及び針の例
6.1.3 測定手順
6.1.3.1 幅及び長さ
幅及び長さの測定手順は,次による。
a) 金網状の外被材があるものは外被材を取り除いてから,また,波形保温板,保温帯及びブランケット
は,平らに広げ,張力をかけない状態で測定する。
b) 6.1.1に規定した試験片の周辺から100 mm以上内側でそれぞれ各辺に平行に2か所ずつ6.1.2 a) に規
定した測定器を用いて1 mmの読取り精度で測定し,その平均値を四捨五入によって整数としたもの
を幅及び長さとする。製品寸法上それが難しい場合は,中央部1か所を測定する。
c) 3 000 mm以上の寸法の測定は,試験片中央部1か所を6.1.2 a) に規定した測定器を用いて10 mmの読
取り精度で測定する。
6.1.3.2 厚さ
厚さの測定手順は,次による。
a) 試験片は,化粧合板などの硬質平板の上に置き測定する。金網状の外被材があるものは,外被材を取
り除いたものを試験片とする。
b) 圧縮包装したものは,厚さの復元を促すため試験片の幅方向の両端を手で持ち,水平方向に波打つよ
うによく振って4時間経過した後測定する。ただし,長さの長い試験片で床に触れずに振ることが難
しい場合には,450 mm以上で適切な長さに切断して振ってもよい。
c) 圧縮包装したもの,していないもの共に,厚さの測定箇所は,図2に示すように厚さ測定用プレート
の中心が試験片の端から100 mm以上内側になる位置で,試験片全体を代表するようにほぼ均等に分
布した3か所以上とする。ただし,製品寸法上それが難しい場合には,幅及び長さを裁断する前の同
一製造条件で作製した450 mm×450 mm以上の寸法のもの,又は製品を450 mm×450 mm以上の寸法
になるように敷詰めて並べたものを試験片とする。外被材のあるものは,厚さ測定箇所にあらかじめ
測定用の孔を外被材にあける。
d) 6.1.2 b) に規定した厚さ測定用プレートが試験片に接触しないように保持したまま,針を厚さ測定用
プレートの孔を通して試験片に硬質平板に届くまで垂直に挿入する。外被材のある試験片では,c) で

――――― [JIS A 9504 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS A 9504:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 9504:2017の関連規格と引用規格一覧