JIS A 6013:2005 改質アスファルトルーフィングシート | ページ 3

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単位 mm
図 5 耐熱性試験方法(例)

7.8 寸法安定性

7.8.1  試験機器 試験機器は,次による。
a) 測長器 測長器は,0.1 mm以下の目量のものとする。
b) 加熱恒温器 加熱恒温器は,7.5.1 b) による。
c) 恒温水槽 恒温水槽は,温度60±1 ℃に調節できるものとする。
d) 空気低温恒温槽 空気低温恒温槽は,温度−10±2 ℃に調節できるものとする。
7.8.2 試験方法 試験は,試験片を温度60±2 ℃の加熱恒温器内に水平にして23時間静置後,標準状態
で1時間静置し,中央部の長さを0.1 mmの単位まで測定した後,これを基準長として次の順序で行う。
a) 試験片を,温度60±1 ℃の恒温水槽に19時間浸せきした後,取り出して表面に付着した水分をふき
取る。この操作を湿潤とする。
b) 次に,試験片を温度−10±2 ℃の空気低温恒温槽に5時間静置する。この操作を冷却とする。
c) 続いて,温度60±2 ℃の加熱恒温器内に水平にして24時間静置する。この操作を乾燥とする。
d) ) c) の湿潤,冷却及び乾燥の操作を4回繰り返す。
e) さらに,5回目の湿潤,冷却及び乾燥の操作を行うが,それぞれの操作終了時に,試験片を標準状態
で1時間静置して,長さを0.1 mmの単位まで測定し,各試験片の変化率を次の式によって算出する。
寸法変化率は,湿潤,冷却及び乾燥時の試験片5個の平均値で絶対値が最大のもので表す。
外観は,繰り返し終了後の試験片について,しわ,反り及び層間はく離の有無を調べる。
なお,途中で試験を中断する場合は,乾燥の操作後とする。
l1 l0
lh 100
l0
ここに, lh : 寸法変化率 (%)
l1 : 寸法測定長さ (mm)
l0 : 寸法基準長 (mm)

7.9 接合強さ

7.9.1  試験機器 試験機器は,7.5.1 a)の引張試験機による。

――――― [JIS A 6013 pdf 11] ―――――

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7.9.2 試験体の作製方法 図6に示すように,試験片 (E-1) の上に試験片 (E-2) を置き,ルーフィング
の各縁を幅方向にR種は50 mm,N種は10 mmを重ねて接合させ,標準状態で24時間養生する。
ただし,接合に接着剤を用いたものは, 養生時間を168時間とする。この場合,接合方法及び試験片 (E-2)
の縁の処理は,製造業者指定の方法による。養生終了後に図6に示すように長手方向と直角に切断し,両
端25 mmを除いてR種は幅50 mm,N種は,10 mmの幅の試験体を5個切り取る。
7.9.3 試験方法 試験体の幅は,接合部の3か所を0.1 mmの単位まで測定し,その平均値とする。つか
み間隔が100 mmになるように試験体を引張試験機に取り付け,速度100 mm/minで試験片が破断するまで
引っ張り,最大荷重を求める。ただし,N種の場合は,つかみ間隔を20 mmとし,速度20 mm/minで引っ
張る。接合強さは,次の式によって算出し,試験体5個の平均値で表す。
PS
TS
WS
ここに, TS : 接合強さ (N/cm)
PS : 最大荷重 (N)
WS : 試験体の幅 (cm)

――――― [JIS A 6013 pdf 12] ―――――

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単位 mm
a) 種の場合
b) 種の場合
図 6 接合強さ試験体の作成方法

――――― [JIS A 6013 pdf 13] ―――――

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7.10 耐へこみ性

7.10.1 試験機器 試験機器は,次による。
a) へこみ試験器 へこみ試験器は,図7のように直径200 mmの鋼製円板に直径11.3 mmの鋼製円柱を
3個取り付けたもので,その質量は,9.0 kgとする。
b) コンクリート平板 コンクリート平板は,JIS A 5371に規定する舗装用普通平板N300とする。
7.10.2 試験方法 試験片をコンクリート平板の平滑面の上に,表側を上にして置き,その中心にへこみ試
験器を図8のように24時間静置する。24時間経過後,へこみ試験器を取り除き,貫通した穴の有無を調
べる。
単位 mm
図 7 へこみ試験器(例)
単位 mm
図 8 耐へこみ性試験方法

7.11 耐疲労性

7.11.1 試験機器 試験機器は,疲労試験機とする。疲労試験機は,試験体下地の平面を保ちながら,下地
板のき裂に所定の大きさの拡大縮小を発生させ,かつ,その回数を制御できる装置 (6) で,設定温度に対
して±2 ℃に調節できる空気恒温槽に収納されているものとする。
注(6) 繰り返しが可能な引張試験機を利用する場合には,試験体下地の平面を保つガイドを設け,ロ
ードセル側のつかみ金具を固定するなどの処置を行う。
7.11.2 試験体の作製方法 試験体の作製方法は,次による。

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a) 下地板 下地板は,JIS A 5430に規定する厚さ8 mmのフレキシブル板を幅120 mm,長さ400 mmに
切断し,その裏面中央部の幅方向に,深さ約6 mmの切込みを入れたものとする。
b) 作製方法 試験片を下地板表面の中央に,製造業者の指定する方法によって張り付けて試験体を作製
し,標準状態に24時間水平にして養生する。ただし,接着剤で張り付けるものは養生時間を168時間
とする。
7.11.3 試験方法 試験体の養生終了後,試験片を損傷しないように注意しながら,試験片を内側にして下
地板を徐々に折り曲げ,下地板の切込み部を割った試験体を槽内温度20±2 ℃の疲労試験機に固定し,槽
内温度20±2 ℃に1時間以上置く。下地板のき裂部に,0.52.5 mmの拡大縮小を2分に1回の割合で200
回繰り返した後,下地板のき裂幅を0.5 mmに閉じる。次に,槽内温度0±2 ℃の疲労試験機に試験片を取
り付けて3時間以上置いた後,先の操作を400回繰り返す。
繰り返し終了後,下地板のき裂幅を2.5 mmに拡大した状態で,試験片の表面を目視で観察し,ひび割
れ・裂け・破断の有無を調べる。

7.12 耐折り曲げ性

7.12.1 試験機器 試験機器は,次による。
a) 折り曲げ装置 折り曲げ装置は,図9に示すマンドレル,一対の支持ローラー,支持ローラー架台,
マンドレル移動装置及び恒温槽で構成されたものとする。
1) マンドレル マンドレルは,直径20.0 mmで長さ50 mm以上の円柱で上下に移動できるものとする。
2) 支持ローラー 支持ローラーは,直径19.5 mm,20.5 mm,21.5 mm,22.5 mm,23.5 mm,24.5 mm,
25.5 mm及び26.5 mmで長さ50 mm以上のものとする。
3) 支持ローラー架台 支持ローラー架台は,一対の支持ローラーをマンドレルと平行で中心間距離を
51.5 mmに設置できるものとする。
4) マンドレル移動装置 マンドレル移動装置は,マンドレルを一定速度で移動できる装置とする。
5) 恒温槽 恒温槽は,折り曲げ装置のマンドレル及び支持ローラーを液体 (7) 中に浸せきできるもの
で,槽内の液体の温度を設定温度に対して±1 ℃に調節できるものとする。
注(7) 液体は,アルコール類又は水とする。
b) 加熱恒温器 加熱恒温器は,7.5.1 b)よる。
7.12.2 試験片の加熱処理 加熱処理は,7.5.2 a) よる。
7.12.3 試験方法 厚さの表示値に応じて支持ローラーの直径を,表7から選択して設置した折り曲げ装
置及び試験片を表2の温度に設定した恒温槽内に,30分間以上養生する。試験片を水平ローラーの上に
載せ,直ちにマンドレルを300 mm/minの速度で動かし,試験片を180度に折り曲げて外面のき裂発生の
有無を調べる (8)。ただし,露出用ルーフィングの場合は,表側を内側にした試験だけを行う。
表 7 厚さの表示値に対する支持ローラーの直径
単位 mm
厚さの表示値 支持ローラーの直径
1.5以上 2.0未満 26.5
2.0以上 2.5未満 25.5
2.5以上 3.0未満 24.5
3.0以上 3.5未満 23.5
3.5以上 4.0未満 22.5
4.0以上 4.5未満 21.5
4.5以上 5.0未満 20.5
5.0以上 5.5未満 19.5

――――― [JIS A 6013 pdf 15] ―――――

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