JIS A 6321:2000 浮き床用ロックウール緩衝材

JIS A 6321:2000 規格概要

この規格 A6321は、建築物の床衝撃音の防止及び建築設備の機械振動などの固体伝ぱ(播)音の防止を目的として,浮き床構造に使用する浮き床用ロックウール緩衝材について規定。

JISA6321 規格全文情報

規格番号
JIS A6321 
規格名称
浮き床用ロックウール緩衝材
規格名称英語訳
Rock wool isolating material for floating floors
制定年月日
1979年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 9502-1:1989(MOD)
国際規格分類

ICS

91.120.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1979-03-01 制定日, 1983-12-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1994-12-01 確認日, 2000-01-20 改正日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS A 6321:2000 PDF [11]
A6321 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,ロックウール工業会 (RWA) /財団法人日本
規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
今回の改正では,日本工業規格(日本産業規格)に緩衝材の動的ばね定数の測定法に関する国際規格を取り入れた。これ
によってJIS A 6321 : 1979は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS A 6321 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A6321 : 2000

浮き床用ロックウール緩衝材

Rock wool isolating material for floating floors

序文 この規格は1989年に発行されたISO 9052-1, Acoustics−Determination of dynamic stiffness−Part 1 : 
Materials used under floating floors in dwellingsを元に対応する部分(動的ばね定数の測定方法)については
対応する国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規
格にない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格の点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,建築物の床衝撃音の防止及び建築設備の機械振動などの固体伝ぱ(播)音の
防止を目的として,浮き床構造(1)に使用する浮き床用ロックウール緩衝材(以下,ロックウール緩衝材と
いう。)について規定する。
注(1) 浮き床構造とは,く(躯)体構造床及び壁と,浮き床との間に,音響的架橋(サウンド・ブリ
ッジ)を生じないように緩衝材をはさみ,防振する構造をいう。緩衝材の施工では2層重ねが好
ましい。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 9052-1 Acoustics−Determination of dynamic stiffness−Part 1 : Materials used under floating
floors in dwellings
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ
れらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS A 9504 人造鉱物繊維保温材
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3. 種類 ロックウール緩衝材は,静的ばね定数によって次の3種類に分類する。
ロックウール緩衝材 1種
ロックウール緩衝材 2種
ロックウール緩衝材 3種
4. 製造方法 ロックウール緩衝材は,JIS A 9504に規定するロックウールを原料とし,熱硬化性樹脂を
接着剤として用い,板状に成型加工したものとする。
5. 寸法及び密度

――――― [JIS A 6321 pdf 2] ―――――

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A6321 : 2000
5.1 ロックウール緩衝材の長さ,幅及びその許容差は,表1のとおりとする。
表1
単位 mm
長さ×幅 許容差
長さ 幅
910×605 +15 +5
1 210×605 −3 −3
1 820×910
備考1. 注文品の幅及び長さは,
受渡当事者間の協議によ
って定めてもよい。この
場合の許容差は表1によ
る。
5.2 ロックウール緩衝材の厚さ及びその許容差は,表2のとおりとする。
表2
単位 mm
厚さ 許容差
25 +5
−2
5.3 ロックウール緩衝材の種類による密度の範囲は,表3(参考)とする。
表3
単位 kg/m3
種類 密度
ロックウール緩衝材1種 100150
2種 100200
3種 150250
6. 製品の呼び方 製品の呼び方は,次の例による。
例 浮き床用ロックウール緩衝材 2種 25mm
7. 品質 ロックウール緩衝材は,表4及び表5の規定に適合しなければならない。
表4
種類 単位面積当たりの静的ばね定数 (参考)
106N/m3 1m2当たりの載荷質量
300kg時の静的ひずみ
(mm)
ロックウール緩衝材1種 1.0以上3.0未満 1.03.5
2種 3.0以上5.0未満 1.02.0
3種 5.0以上8.0未満 1.01.5

――――― [JIS A 6321 pdf 3] ―――――

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A6321 : 2000
表5
種類 単位面積当たりの動的ばね定数 損失係数
106N/m3 1m2当たりの載荷質量
(1m2当たりの載荷質量200kg) 200kg
ロックウール緩衝材 1種 2.0以上7.0未満 0.050.17
2種 7.0以上13.0未満
3種 8.0以上17.0未満
8. 試験方法
8.1 試験条件 試験は,特に指定のない限り,JIS Z 8703に定める常温,常湿で行うものとする。
8.2 試料及び試験片の作製 試料は原則として製品から抜き取り,試験片は原寸(2)試料又は試料から切
り出したもの,又は製品と同一製造条件で製作したものとする。
注(2) 原寸とは,製品そのままの大きさをいう。
8.3 数値の丸め方 数値の丸め方は,特に指定のない限り,JIS Z 8401による。
8.4 寸法
8.4.1 幅及び長さ 幅及び長さの測定は,原寸(2)試料の周辺から100mm以上内側を2か所2辺に平行に
なるように測定し,その平均値をとる。ただし,長さ及び幅は1mmまで測る。外被材のある試料は,外
被材を除いた基材の幅及び長さを測定する。
8.4.2 厚さ 厚さの測定は,大きさ450×450mm以上の試験片を硬質平板の上に置き,試験片の端から
100mm以上内側で,a)又はb)のいずれかによって質量100gで150×150mmの剛性のある荷重板を用い,
荷重板の中央に開けたあなを通して針状のものを差し込み,荷重板の沈下が止まってから測定する。測定
精度は1mmとする。
a) 試験片の上に荷重板を載せてから,針状のものを差し込む。
b) 針状のものを差し込んでから,荷重板を試験片の上に降ろす。
測定箇所は,均等に分布した3か所以上とし,厚さは,その平均値をとる。
外被材のある試料は,外被材の厚さを除く。
8.5 密度 密度の測定は,原寸(2)又は1m2以上の試料について質量及び体積を求め,次の式によって密
度を求める。
m
= (1)
V
ここに, 密度 (kg/m3)
m : 質量 (kg)
V : 体積 (m3)
なお,体積を求める場合,厚さ,幅及び長さは8.4に規定する方法による。
外被のある試料は外被の質量を除く。
8.6 単位面積当たりの静的ばね定数 静的荷重による単位面積当たりの静的ばね定数の試験方法は,次
のとおりとする。
a) 試験体 試験体は,損傷のない大きさ200×200mm以上のものとし,加圧板の寸法を下回らないもの
とする。
b) 試験装置 試験装置の仕様は,次のとおりとする。
1) 定盤 平面度0.5mm以下,水平面に対する傾斜±1°で,十分荷重に耐え,かつ変形の無視できる

――――― [JIS A 6321 pdf 4] ―――――

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A6321 : 2000
ものとする。
2) 加圧板 平面度0.2mm以下,大きさ200±3mm角の正方形で,質量0.5kg程度のもので変形の無視
できるものとする。
例 アクリル樹脂板の12mm厚さのもの。
3) 荷重板 設定質量4,12,20kg(1m2当たりの載荷質量100,300,500kg)になるように,加圧板の
中央に追加する方式のものとし,誤差は設定値の±1%のものとする。
4) ひずみ測定器 精度±0.02mmで荷重条件に影響を与えないものとする。測定点は加圧板の対角線
上に3か所以上設ける。
c) 静的ひずみの測定方法 試験体の上に加圧板を載せ,加圧板の中央に設定質量4,12,20kg(1m2当
たりの載荷質量100,300,500kg)になるように適当な荷重板を順次静かに追加する過程,及び20kg
(1m2当たりの載荷質量500kg)まで達した後,順次静かに減じていく過程を2回以上繰り返し,2回
目以降の各ステップで,2分後のひずみを0.05mmまで測る。各ステップでのひずみは,加圧板の平
均変位から求める。
図1 静的ひずみ測定装置 例
d) 単位面積当たりの静的ばね定数の算出方法 単位面積当たりの静的ばね定数は,次の式によって算出
する。
1 Δm Δm
Ks= + g (2)
2 Δt500−Δt100 100
Δt500−Δt
ここに, Ks : 単位面積当たりの静的ばね定数 (N/m3)
1m2当たりの載荷質量の変化量で400kg
質量4kg(1m2当たりの載荷質量100kg)を載せたときの
ひずみ量 (m)
質量を20kg(1m2当たりの載荷質量500kg)に増したとき
のひずみ量 (m)
質量を20kgから質量4kgにもどしたときのひずみ量 (m)
g : 重力の加速度9.8 (m/s2)
静的ばね定数は0.1の桁まで求める。
8.7 単位面積当たりの動的ばね定数及び損失係数 単位面積当たりの動的ばね定数及び損失係数の試験
方法は,次のとおりとする。
a) 試験体 試験体は,損傷のない大きさ200×200mm以上のものとし,各辺が荷重板の寸法を下回らな

――――― [JIS A 6321 pdf 5] ―――――

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JIS A 6321:2000の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9502-1:1989(MOD)

JIS A 6321:2000の国際規格 ICS 分類一覧

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規格番号
規格名称
JISA9504:2017
人造鉱物繊維保温材
JISZ8401:2019
数値の丸め方
JISZ8703:1983
試験場所の標準状態