JIS A 6322:2017 浮き床用グラスウール緩衝材

JIS A 6322:2017 規格概要

この規格 A6322は、建築物の床衝撃音の防止及び建築設備等の機械振動の防止を目的として浮き床構造[く(躯)体構造床及び壁と浮き床との間に,音響的架橋を生じないように緩衝材を挟むことによって,防振する構造をいう。]に使用する浮き床用グラスウール緩衝材について規定。

JISA6322 規格全文情報

規格番号
JIS A6322 
規格名称
浮き床用グラスウール緩衝材
規格名称英語訳
Glass wool isolating material for floating floors
制定年月日
1979年3月1日
最新改正日
2017年12月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.120.25
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1979-03-01 制定日, 1983-12-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1994-12-01 確認日, 2000-03-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2017-12-20 改正
ページ
JIS A 6322:2017 PDF [18]
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pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[1]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 特性・・・・[2]
  •  5.2 寸法・・・・[2]
  •  5.3 外観・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 試料及び試験片の作製・・・・[3]
  •  6.2 数値の丸め方・・・・[3]
  •  6.3 寸法・・・・[3]
  •  6.4 密度・・・・[4]
  •  6.5 単位面積当たりの静的ばね定数・・・・[4]
  •  6.6 単位面積当たりの動的ばね定数及び損失係数・・・・[6]
  •  6.7 外観・・・・[8]
  •  7 検査・・・・[8]
  •  8 製品の呼び方・・・・[9]
  •  9 表示・・・・[9]
  •  附属書A(参考)1 m2当たりの載荷質量700 kg及び900 kg時の静的変位・・・・[10]
  •  附属書B(参考)正弦波加振法による単位面積当たりの動的ばね定数及び損失係数の測定方法・・・・[11]
  •  附属書C(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 6322 pdf 1] ―――――

A 6322 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,硝子繊維協会(GFA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,
JIS A 6322:1979は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 6322 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 6322 : 2017

浮き床用グラスウール緩衝材

Glass wool isolating material for floating floors

1 適用範囲

  この規格は,建築物の床衝撃音の防止及び建築設備等の機械振動の防止を目的として浮き床構造1) に使
用する浮き床用グラスウール緩衝材(以下,グラスウール緩衝材という。)について規定する。
なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を,附属書Cに示す。
注1) 浮き床構造とは,く(躯)体構造床及び壁と浮き床との間に,音響的架橋を生じないように緩
衝材を挟むことによって,防振する構造をいう。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 9504 人造鉱物繊維保温材
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1
外被材
グラスウール緩衝材の保護,施工性の向上などを目的として,基材の外部を覆うもの。
3.2
基材
グラスウール緩衝材の繊維状多孔材料部分。

4 種類

  グラスウール緩衝材は,5.1によって次の2種類に区分する。
− 1種
− 2種

――――― [JIS A 6322 pdf 3] ―――――

2
A 6322 : 2017

5 品質

5.1 特性

  グラスウール緩衝材の特性は,6.46.6に規定する試験を行ったとき,表1に適合しなければならない。
表1−グラスウール緩衝材の特性
種類 密度 単位面積当たり 1 m2当たりの載荷 1 m2当たりの載荷 単位面積当たりの損失係数η
(kg/m3) の静的ばね定数 質量300 kg時の静 質量500 kg時の静 動的ばね定数Kd (1 m2当た
Ks(106 N/m3) 的変位(mm) 的変位(mm) (106 N/m3) りの載荷質
(参考) (参考) (1 m2当たりの載量200 kg)
荷質量200 kg)
1種 73105 3.0以上10.0未満 0.52.0 0.52.5 3.0以上 9.0未満 0.04以上
2種 106160 8.0以上20.0未満 0.01.5 0.02.0 8.0以上 10.0未満 0.30未満

5.2 寸法

5.2.1  幅及び長さ
グラスウール緩衝材の幅及び長さは,6.3.1に規定する試験を行ったとき,表2に適合しなければならな
い。表2に規定する以外の寸法は,受渡当事者間の協議によって定めてもよいが,その寸法に対する許容
差は表2による。
表2−幅及び長さ並びにこれらの許容差
単位 mm
幅×長さ 許容差
幅 長さ
605 × 910
910 × 1 820 +10 +10
1 000 × 1 000 −3 −3
1 000 × 2 000
5.2.2 厚さ
グラスウール緩衝材の厚さは,6.3.2に規定する試験を行ったとき,表3に適合しなければならない。表
3に規定する以外の寸法は,受渡当事者間の協議によって定めてもよいが,その寸法に対する許容差は表
3による。
表3−厚さ及びその許容差
単位 mm
呼び厚さ 許容差
20
±2
25

5.3 外観

  外観は,使用上支障となるきず,汚れ及び欠けがあってはならない。

――――― [JIS A 6322 pdf 4] ―――――

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A 6322 : 2017

6 試験方法

6.1 試料及び試験片の作製

  試料は,通常,製品から抜き取り,又は製品と同一製造条件で作製したものとする。試験片は,原寸2) 試
料又は原寸試料から切り出したものとする。
注2) 原寸とは,製品そのままの大きさをいう。

6.2 数値の丸め方

  数値の丸め方は,四捨五入による。

6.3 寸法

6.3.1  幅及び長さ
幅及び長さは,試験片の周辺から100 mm以上内側でそれぞれ各辺に平行に2か所ずつ1 mmの読取り
精度で測定し,その平均値を四捨五入によって整数とする。外被材のある試料は,外被材をがして測定
してもよい。測定器は,JIS B 7516に規定する目量0.5 mmの金属製直尺,又はJIS B 7512に規定する目
量1 mmの鋼製巻尺を用いる。
6.3.2 厚さ
厚さの測定手順は,次による。
a) 試験片は,化粧合板などの硬質平板の上に置き測定する。
b) 厚さの測定には,JIS A 9504に規定する厚さ測定用プレート及び針を用いる。
c) 厚さの測定箇所は,図1に示すように厚さ測定用プレートの中心が試験片の端から100 mm以上内側
になる位置で,試験片全体を代表するようにほぼ均等に分布した3か所以上とする。ただし,製品寸
法上それが難しい場合には,幅及び長さを裁断する前の同一製造条件で作製した450 mm×450 mm以
上の寸法のもの,又は製品を450 mm×450 mm以上の寸法になるように敷詰めて並べたものを試験片
とする。
d) 厚さ測定用プレートが試験片に接触しないように保持したまま,針を厚さ測定用プレートの孔を通し
て試験片に硬質平板に届くまで垂直に挿入する。試験片に挿入した針を保持したまま,針に沿って厚
さ測定用プレートを試験片上に静かに下ろす。
e) 厚さ測定用プレートから突き出した針を指などで固定した状態で厚さ測定用プレートを試験片から外
す。
f) JIS B 7516に規定する目量0.5 mmの金属製直尺,又はJIS B 7507に規定する目量0.1 mmのノギスを
用いて厚さ測定用プレート下面から突き出した針の長さを0.5 mmまで測定する。ただし,針の代わ
りにJIS B 7507に規定するM形ノギスのデプスバーを用いて厚さを測定してもよい。
g) 外被材のある製品は,f) で測定した値を厚さの測定値とする。
h) 厚さは全ての測定箇所における測定値の平均値とし,整数に丸める。

――――― [JIS A 6322 pdf 5] ―――――

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JIS A 6322:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 6322:2017の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA0202:2008
断熱用語
JISA9504:2017
人造鉱物繊維保温材
JISB7507:2016
ノギス
JISB7512:2018
鋼製巻尺
JISB7516:2005
金属製直尺