JIS B 0090-12:2012 光学素子及び光学システム用の製図手法―第12部:非球面

JIS B 0090-12:2012 規格概要

この規格 B0090-12は、JIS B 0090の規格群は,製造及び検査に用いる製図における光学素子及び光学システムに対する設計上及び機能上の要求事項の表示方法について規定。

JISB0090-12 規格全文情報

規格番号
JIS B0090-12 
規格名称
光学素子及び光学システム用の製図手法―第12部 : 非球面
規格名称英語訳
Preparation of drawings for optical elements and systems -- Part 12:Aspheric surfaces
制定年月日
2001年3月20日
最新改正日
2017年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 10110-12:2007(IDT)
国際規格分類

ICS

01.100.20, 37.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2001-03-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2012-10-22 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 0090-12:2012 PDF [16]
                                                              B 0090-12 : 2012 (ISO 10110-12 : 2007)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 非球面の数学的な記述・・・・[2]
  •  3.1 一般・・・・[2]
  •  3.2 面形状の分類・・・・[3]
  •  3.3 特定面の種類・・・・[3]
  •  4 図面内の表示・・・・[6]
  •  4.1 理論面の表示・・・・[6]
  •  4.2 表面形状公差の表示・・・・[6]
  •  4.3 偏心公差の表示・・・・[7]
  •  4.4 表面欠陥及び面の肌の表示・・・・[7]
  •  5 例・・・・[7]
  •  5.1 対称的な非球面をもち,機械的な軸と光軸とが一致する部品・・・・[7]
  •  5.2 対称的な非球面をもち,光軸と機械的な軸とが一致しない部品・・・・[9]
  •  5.3 回転非対称な非球面部品・・・・[11]
  •  附属書A(規定)非球面タイプの要約・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0090-12 pdf 1] ―――――

B 0090-12 : 2012 (ISO 10110-12 : 2007)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本光学工業協会
(JOIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 0090-12:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0090の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0090-1 第1部 : 通則
JIS B 0090-2 第2部 : 材料欠陥−応力複屈折
JIS B 0090-3 第3部 : 材料欠陥−泡及び異物
JIS B 0090-4 第4部 : 材料欠陥−不均一性及び脈理
JIS B 0090-5 第5部 : 表面形状公差
JIS B 0090-6 第6部 : 偏心公差
JIS B 0090-7 第7部 : 表面欠陥
JIS B 0090-8 第8部 : 面の肌
JIS B 0090-9 第9部 : 表面処理及びコーティング
JIS B 0090-10 第10部 : 光学素子及び接合部品のデータ表示表
JIS B 0090-11 第11部 : 公差表示のないデータ
JIS B 0090-12 第12部 : 非球面
JIS B 0090-14 第14部 : 波面形状公差
JIS B 0090-17 第17部 : レーザ放射による損傷しきい値

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0090-12 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0090-12 : 2012
(ISO 10110-12 : 2007)

光学素子及び光学システム用の製図手法−第12部 : 非球面

Preparation of drawings for optical elements and systems- Part 12: Aspheric surfaces

序文

  この規格は,2007年に第2版として発行されたISO 10110-12を基に,技術的内容を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施している参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  JIS B 0090の規格群は,製造及び検査に用いる製図における光学素子及び光学システムに対する設計上
及び機能上の要求事項の表示方法について規定している。
この規格は,非球面の形状,寸法及び公差の表示方法について規定する。
この規格は,フレネル面又は回折格子のような不連続な面には適用しない。
この規格は,仕様に準拠しているかどうかを検査する方法を規定するものではない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10110-12:2007,Optics and photonics−Preparation of drawings for optical elements and systems
−Part 12: Aspheric surfaces(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
注記1 対応国際規格 : ISO/DIS 1101:1996,Geometrical Product Specifications (GPS) −Geometrical
tolerancing−Tolerances of form, orientation, location and run-out(IDT)
注記2 対応国際規格 : ISO 1101は,2012年版が発行されている。
JIS B 0090-5 光学素子及び光学システム用の製図手法−第5部 : 表面形状公差
注記 対応国際規格 : ISO 10110-5,Optics and photonics−Preparation of drawings for optical elements
and systems−Part 5: Surface form tolerances(IDT)
JIS B 0090-6 光学素子及びシステム用の製図手法−第6部 : 偏心公差

――――― [JIS B 0090-12 pdf 3] ―――――

2
B 0090-12 : 2012 (ISO 10110-12 : 2007)
注記 対応国際規格 : ISO 10110-6,Optics and optical instruments−Preparation of drawings for optical
elements and systems−Part 6: Centring tolerances(IDT)
JIS B 0090-7 光学素子及び光学システム用の製図手法−第7部 : 表面欠陥
注記 対応国際規格 : ISO 10110-7,Optics and photonics−Preparation of drawings for optical elements
and systems−Part 7: Surface imperfection tolerances(MOD)
JIS B 0090-8 光学素子及びシステム用の製図手法−第8部 : 面の肌
注記 対応国際規格 : ISO 10110-8,Optics and optical instruments−Preparation of drawings for optical
elements and systems−Part 8: Surface texture(IDT)

3 非球面の数学的な記述

3.1 一般

3.1.1  座標系
非球面は,Z軸を光軸とする右手直交座標系で記述する。
特記しない限り,Z軸は図面の平面内にあり,正の方向は左から右へ向かう方向とする。
注記 製作(例えば,機械のプログラミング)のため,Z軸の方向を逆にする必要があるとき,半径
の符号及び多項式の非球面係数の符号は共に変化する。しかし,円すい(錐)係数(conic constant)
κの符号は変わらない。
ただ一つの断面を描く場合には,YZ断面を描き,Y軸は図面の平面内にあり,正の方向は下から上へ向
かう方向とする。
二つの断面を描く場合には,XZ断面はYZ断面の下に描く(図5参照)。X軸及びY軸を,明確にするた
めに図面中に示すことができる。
座標系の原点は,非球面の頂点にある(図1参照)。

――――― [JIS B 0090-12 pdf 4] ―――――

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B 0090-12 : 2012 (ISO 10110-12 : 2007)
Y X
Z
図1−座標系
3.1.2 符号の約束
注記1 3.3に規定するように,様々な非球面は数式によって表す。図面には,選択した数式と対応す
る定数及び係数を指定する。明確な指示を実現するために,定数及び係数の符号の約束を導
入する。
曲率半径(通常,面の頂点で規定する。)の符号は,曲率中心が面の頂点の右側に位置する場合は正であ
り,面の頂点の左側に位置する場合は負である。
非球面上の任意の点の変位量は,その点が面の頂点の右側に位置する場合は正の値であり,面の頂点の
左側に位置する場合は負の値である。
注記2 この変位量をサジッタ量又はサグ量ともいう。

3.2 面形状の分類

  光学分野では,次の2種類の非球面を一般的に使用しているため,特に重要である。
− 2次の一般化された面
− 高次関数の面
2次の一般化された面は,円すい面,2次曲面及び放物面を含む。
高次関数の面は,多項式,トーリック面及び面形状の組合せ(例えば,他の面形状に多項式を付加した
ような形状)を含む。
注記 トーリック面には,円環面,トロイダル面などがある。

3.3 特定面の種類

3.3.1  2次関数面
3.3.1.1 2次曲面及び放物面
2次曲面及び放物面の標準形は,式(1)及び式(2)で表す。

――――― [JIS B 0090-12 pdf 5] ―――――

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