JIS B 0125-2:2018 油圧・空気圧のシステム及びその機器―図記号及び回路図―第2部:回路図 | ページ 3

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B 0125-2 : 2018 (ISO 1219-2 : 2012)
b) 供給圧力範囲 : 単位はキロパスカル(kPa)又はメガパスカル(MPa)
6.4.3 油圧ポンプ
6.4.3.1 定容量形ポンプに対しては,次のいずれかの情報を回路図に示さなければならない。
a) 呼び流量 : 単位はリットル毎分(L min−1)
b) 1回転当たりの押しのけ容積 : 単位は立方センチメートル(cm3)
c) ) 及びb) の両方
6.4.3.2 速度制御を行う原動機によって駆動する定容量形ポンプに対しては,次の情報を回路図に示さな
ければならない。
a) 最大回転速度 : 単位は毎分当たりの回転数(min−1)
b) 1回転当たりの押しのけ容積 : 単位は立方センチメートル(cm3)
6.4.3.3 可変容量形ポンプに対しては,次の情報を回路図に示さなければならない。
a) 呼び最大流量 : 単位はリットル毎分(L min−1),又は1回転当たりの最大押しのけ容積 : 単位は立方
センチメートル(cm3),又は両方
b) 圧力,流量など制御量の設定値
6.4.4 原動機
原動機については,次の情報を回路図に示さなければならない。
a) 定格出力 : 単位はキロワット(kW)
b) 呼び同期回転速度 : 単位は毎分当たりの回転数(min−1)
6.4.5 方向制御弁
6.4.5.1 制御機構
2位置及び多位置の方向制御弁の制御機構は,機器に表示している文字記号を回路図に示し,識別しな
ければならない。
制御機構の役割を明確にする必要があるときには,全ての制御機構の識別を回路図上の機器又はその近
傍に追加しなければならない。
6.4.5.2 機能
方向制御弁の切換位置の違いによるそれぞれの機能を,回路図に示さなければならない。
6.4.6 流量制御弁,オリフィス及び固定絞り弁
6.4.6.1 流量制御弁に対しては,設定値(例えば,角度位置,回す回数)又は流量調整の結果として生じ
るパラメータ(例えば,シリンダの移動に要する時間)を回路図に示さなければならない。
6.4.6.2 オリフィス及び固定絞り弁に対しては,流路の直径を回路図に“φ”の記号の後に寸法を続けて
表さなければならない(例えば,φ1.2 mm)。
6.4.7 圧力制御弁及び圧力スイッチ
設定圧力及び必要に応じて公差範囲を,回路図にキロパスカル(kPa)又はメガパスカル(MPa)で示さ
なければならない。
6.4.8 シリンダ
次の情報を回路図に示さなければならない。
a) シリンダ内径 : 単位はミリメートル(mm)
b) ロッド径 : 単位はミリメートル(mm)(油圧シリンダには必要であるが,空気圧シリンダには不要)
c) 最大ストローク : 単位はミリメートル(mm)例えば,内径100 mm,ロッド径56 mm及び最大ストロ
ーク50 mmの油圧シリンダは,φ100/56×50と表す。

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B 0125-2 : 2018 (ISO 1219-2 : 2012)
6.4.9 揺動形アクチュエータ
次の情報を回路図に示さなければならない。
a) 1行程当たりの押しのけ容積 : 単位は立方センチメートル(cm3)
b) 回転角度 : 単位は度(°)
6.4.10 モータ
6.4.10.1 定容量形モータに対しては,次の情報を回路図に示さなければならない。
− 1回転当たりの押しのけ容積 : 単位は立方センチメートル(cm3)
6.4.10.2 可変容量形モータに対しては,次の情報を回路図に示さなければならない。
a) 最大及び最小押しのけ容積 : 単位は立方センチメートル(cm3)
b) 呼びトルク : 単位はニュートン・メートル(Nm)
c) 呼び回転速度 : 単位は毎分当たりの回転数(min−1)
6.4.11 アキュムレータ
6.4.11.1 全ての種類のアキュムレータに対しては,容器の全容積をリットル(L)で回路図に示さなけれ
ばならない。
6.4.11.2 気体式アキュムレータに対しては,6.4.11.1の規定のほか,次の情報を回路図に示さなければな
らない。
a) セルシウス度(℃)で表した指定温度範囲における気体の封入圧力 : 単位はメガパスカル(MPa)
b) 最高使用圧力及び最低使用圧力 : 単位はメガパスカル(MPa)
c) 気体の種類
6.4.12 フィルタ
6.4.12.1 油圧フィルタに対しては,ろ過比率を回路図に示さなければならない。ろ過比率は,JIS B 8356-8
によって決定することが望ましい。
6.4.12.2 空気圧フィルタに対しては,公称ろ過度精度をマイクロメートル(μm),又は可能な場合には,
ろ過システムにおける各対象汚染物質に対する特性値を回路図に示さなければならない。
6.4.13 配管
6.4.13.1 チューブに対しては,呼び外径及び肉厚をミリメートル(mm)(例えば,φ38×5),又は必要に
応じて外径及び内径をミリメートル(mm)(例えば,φ8/5.5)で回路図に示さなければならない。
6.4.13.2 ホース及びホースアセンブリに対しては,ホースの呼び径(例えば,φ16)を回路図に示さなけ
ればならない。
6.4.14 液面計
液量の警告液面レベル及び最低液面レベルを適切な単位で回路図に示さなければならない。
6.4.15 温度計
流体の警告温度及び最高温度をセルシウス度(℃)で回路図に示さなければならない。
6.4.16 サーモスタット
温度の設定値をセルシウス度(℃)で回路図に示さなければならない。
6.4.17 圧力計
最高圧力又は圧力範囲をキロパスカル(kPa)又はメガパスカル(MPa)で回路図に示さなければならな
い。
6.4.18 タイマ
遅延時間又はタイミングの範囲を秒(s)で回路図に示さなければならない。

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7 補足資料

  機器の識別コード及びその部品仕様との関係を明確にするため,部品表などの補足資料を回路図上又は
回路図とは別に提供することが望ましい。
部品表は,最低でも次の情報を含むのが望ましい。
a) 識別コード
b) 機器名称
c) 機器の形式番号
この箇条に基づいて作成した部品表の例を附属書Eに示す。

8 回路図の例

  この規格に基づいて作成した回路図の例を,油圧の場合は附属書Bに,空気圧の場合は附属書Cに,潤
滑の場合は附属書Dに示す。
注記 この例の回路図は,規格紙面の制約上縮小しているので,図記号はJIS B 0125-1に規定してい
る大きさにはなっていない。

9 規格適合表示

  この規格に適合していることを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記載する場合は,次の文言を用
いる。
“回路図は,JIS B 0125-2:2018,油圧・空気圧のシステム及びその機器−図記号及び回路図−第2部 :
回路図に適合する。”

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B 0125-2 : 2018 (ISO 1219-2 : 2012)
附属書A
(参考)
機器及びホースアセンブリの識別コードの各部分間の関係(図A.1参照)
装置
回路
機器
図A.1−機器及びホースアセンブリの識別コードの各部分間の関係

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B 0125-2 : 2018 (ISO 1219-2 : 2012)
附属書B
(参考)
油圧回路図の例(図B.1参照)
a) 油圧ユニット
図B.1−油圧回路図の例

――――― [JIS B 0125-2 pdf 15] ―――――

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JIS B 0125-2:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1219-2:2012(IDT)

JIS B 0125-2:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0125-2:2018の関連規格と引用規格一覧