JIS B 0420-1:2016 製品の幾何特性仕様(GPS)―寸法の公差表示方式―第1部:長さに関わるサイズ | ページ 6

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つの文字記号は,サイズの公差の後に“区間指示”記号とともに記載する[図23 b) 参照]。
限定した部分の範囲及び位置は,理論的に正確な寸法(TED)によって定義する。
注記 限定した部分を指定する寸法は,公差なしで指示する。
a) 太い一点鎖線によって定義付けられた限定部分b) 記号によって定義付けられた限定部分
注記 指示された指定演算子は,標準演算子である。サイズ形体の限定した部分の,任意の横断面における2点間サ
イズ(直径)は,上及び下の許容サイズの両方に適用する。
図23−サイズ形体の特定の限定した部分に対する指示例

7.3 サイズ形体の任意の限定した部分に特定の長さ当たりを適用

  指定条件を,完全なサイズ形体又は(固定された)限定した部分に,任意の位置で特定の長さ当たりに
適用する場合,特定の長さの値(TEDとみなす)を指定条件記号“/”の後に続けて指示する[図24 a) 参
照]。
サイズ形体の限定した部分の範囲及び位置の指示方法は,7.2による[図23及び図24 b) 参照]。
a) “/長さ”記号の使用 b) “ ”記号の使用
注記 図24 a) に示す指定演算子は,円筒形体の任意の場所で,長さ10 mm当たりの最大内接サイズ(直径)を,上
及び下の許容サイズの両方に適用することを表している。
図24−サイズ形体の任意の限定した部分に特定の長さ当たりを指示した例

7.4 サイズ形体の任意の横断面

  指定条件を,完全なサイズ形体又は(固定された)限定した部分の,任意の横断面に適用する場合は,
指定条件記号“ACS”を指示する[図25 a) 参照]。また,横断面は図面上に公差を付けて指示し,指定条
件記号“ACS”はその公差に追加する[図25 b) 参照]。さらに,任意の横断面を完全なサイズ形体の限定
した部分から採る場合は,限定した部分は太い一点鎖線又は区間指示記号によって指示する。限定した部
分の適用に関する関連付けは,図24 b) に示す。

――――― [JIS B 0420-1 pdf 26] ―――――

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a) (正)投影図での指示
b) 断面図での指示
注記 円筒形体の任意の横断面に対する指定演算子“最小二乗サイズ(直径)”は,上及び下の許容サイズの両方に適
用する。
図25−サイズ形体の任意の横断面の要件を表す指定条件ACSの使用例

7.5 サイズ形体の特定の横断面

  指定条件を,完全なサイズ形体に定義された一つの横断面に適用する場合には,その横断面の位置は理
論的に正確な寸法を用いて形体に明示し,指定条件は図面の横断面に,指定条件記号“SCS”を用いて指
示する[図26 a) 及びc) 参照]。特定の横断面に対する指示が明らかな場合は,指定条件記号“SCS”は
省略できる[図26 b) 参照]。

――――― [JIS B 0420-1 pdf 27] ―――――

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注記 理論的に正確な寸法(TED)10 mmは,幾何学的な位置の指定に用いる。
a) 横断面の位置と同じ投影図に指定条件記号“SCS”を用いて指示した例
b) 横断面の位置と同じ投影図に指定条件記号“SCS”を用いないで指示した例
c) 投影図に横断面の位置を指示して断面図に指定条件記号“SCS”を指示した例
図26−完全なサイズ形体の特定の横断面への指示例

7.6 複数のサイズ形体に個別に要件を適用

  指定条件を,複数のサイズ形体に対して個別の要件として適用する場合は,適用する形体の数を指示す
るために,指定条件記号“形体の数×”を,指定条件の最初の要素として記載する(図27参照)。

――――― [JIS B 0420-1 pdf 28] ―――――

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注記 指定演算子“最小外接サイズ(直径)”は,二つの直径(図示サイズ150 mm),すなわち,上及び下の許容サイ
ズの両方に適用する。
図27−二つの分断されたサイズ形体に同じ要件を指示 −個別に評価する例−
注記 指定条件記号“形体の数×”は,指定条件を適用する形体が明らかな場合にだけ用いることが
できる。

7.7 複数のサイズ形体(サイズ特性は同一)を一つの(つながった)サイズ形体とみなして要件を適用

  指定条件を,複数のサイズ形体を包括した一つのサイズ形体とみなして適用する場合には,適用する形
体の数を指示するために,指定条件記号“形体の数×”を,指定条件の最初の要素として記載する。指定
条件記号“CT”は,適切な位置(適用するサイズ特性の後)に記載する(図28参照)。
注記 指定演算子“最小外接サイズ(直径)”は,二つの直径(図示サイズ150 mm),すなわち,上及び下の許容サイ
ズの両方に共通の要件として適用する。
図28−二つの分断されたサイズ形体に同じ要件を指示 −それぞれに共通な複数連続サイズ形体の公差
(共通の公差)を指示した例−

7.8 非剛性部品

  指定条件を非剛性部品に適用する場合には,指定条件記号  (JIS B 0026参照)を,自由状態の形体又
は加工物に指定条件を適用したことを示すために付加する(図29参照)。
注記 重力の方向については,JIS B 0026を参照。

――――― [JIS B 0420-1 pdf 29] ―――――

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注記 指定演算子“包絡の条件”は,自由状態で上及び下の許容サイズの両方に適用する。
図29−可とう性のある加工物(非剛性部品)の自由状態の指示例

――――― [JIS B 0420-1 pdf 30] ―――――

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JIS B 0420-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14405-1:2010(MOD)

JIS B 0420-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0420-1:2016の関連規格と引用規格一覧