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JIS B 1584-4:2010 規格概要
この規格 B1584-4は、巻きブシュの単層材料,複層材料及びその記号について規定。
JISB1584-4 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1584-4
- 規格名称
- 滑り軸受―巻きブシュ―第4部 : 材料
- 規格名称英語訳
- Plain bearings -- Wrapped bushes -- Part 4:Materials
- 制定年月日
- 2010年12月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3547-4:2006(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 21.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2010-12-20 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 1584-4:2010 PDF [7]
B 1584-4 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 巻きブシュに用いる材料, 硬さ, 記号及び分類・・・・[2]
- 4.1 材料・・・・[2]
- 4.2 硬さ・・・・[2]
- 4.3 記号・・・・[2]
- 4.4 分類・・・・[2]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 1584-4 pdf 1] ―――――
B 1584-4 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本機械学会(JSME)及び財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 1584の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 1584-1 第1部 : 寸法
JIS B 1584-3 第3部 : 油穴,油溝及び油だまり
JIS B 1584-4 第4部 : 材料
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 1584-4 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 1584-4 : 2010
滑り軸受−巻きブシュ−第4部 : 材料
Plain bearings-Wrapped bushes-Part 4: Materials
序文
この規格は,2006年に第2版として発行されたISO 3547-4を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,我
が国の実状を反映させるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,巻きブシュの単層材料,複層材料及びその記号について規定する。ただし,軸受合金鋳物
及び鋼管に軸受合金を付けたものには適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3547-4:2006,Plain bearings−Wrapped bushes−Part 4: Materials (MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0162-1 滑り軸受−用語,定義及び分類−第1部 : 設計,軸受材料及びその特性
注記 対応国際規格 : ISO 4378-1,Plain bearings−Terms, definitions and classification−Part 1: Design,
bearing materials and their properties (MOD)
JIS B 0163-2 滑り軸受−記号−第2部 : 応用記号
JIS B 1584-1 滑り軸受−巻きブシュ−第1部 : 寸法
注記 対応国際規格 : ISO 3547-1,Plain bearings−Wrapped bushes−Part 1: Dimensions (MOD)
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験−試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0162-1及びJIS B 0163-2による。
――――― [JIS B 1584-4 pdf 3] ―――――
2
B 1584-4 : 2010
4 巻きブシュに用いる材料, 硬さ, 記号及び分類
4.1 材料
巻きブシュに使用する材料は,単層材料及び複層材料に区分し,表1及び表2による。
4.2 硬さ
表1及び表2の素材の硬さの値は,該当する材料の加工前の素材の代表的な値である。製品の硬さは,
受渡当事者間の協定による。
4.3 記号
巻きブシュに使用する単層材料の記号は表1に,複層材料の記号は表2による。
4.4 分類
材料分類は,軸受材料によって区分し,表1及び表2による。
表1−単層材料
材料分類 素材の硬さb)
肉厚許容差 軸受材料 (参考値) 記号 用途例
シリーズc) HBW 2.5/62.5/10
鋼 鋼 a)
− Z1 軽荷重用に適している。
(シリーズA) (硬化)
良好な低摩擦特性があり,非常
120 Y1
CuSn8P に高い許容面圧をもつ。自動車,
変速機,コンベアシステム,農
非鉄金属 150 Y2
業機械などに用いる。
(シリーズA,C及びW)
110 W1 良好な低摩擦特性があり,高い
CuZn31Si 許容面圧をもつ。自動車,農業機
140 W2 械,リフトなどに用いる。
注a) 鋼の炭素含有量は0.25 %以下とし,その他の成分は,受渡当事者間の協定による。
b) 硬さ試験はJIS Z 2243による。
c) 肉厚許容差については,JIS B 1584-1の表9及び表10による。
表2−複層材料
材料分類 素材の硬さb)
肉厚許容差 構成材料 (参考値)
記号 用途例
シリーズd) HBW(HV)
裏金a) 軸受材料 裏金c) 軸受材料
非常に優れたなじみ性があ
1724 り,中位の許容面圧をもつ。
130
鋼 SnSb8Cu4 (HV) T2 ポンプ,コンプレッサ,自動
非鉄金属 変速機,スタータ,カムシャ
(シリーズA,C及 フトなどに用いる。
びW) CuPb24Sn 高い許容面圧をもつ。一般に
鋼 125 5580 S1
(鋳造) 硬い軸が必要な自動変速機,
CuPb24Sn ステアリング,カムシャフト,
鋼 125 4060 S2
(焼結) ポンプなどに用いる。
――――― [JIS B 1584-4 pdf 4] ―――――
3
B 1584-4 : 2010
表2−複層材料(続き)
材料分類 素材の硬さb)
肉厚許容差 構成材料 (参考値)
記号 用途例
シリーズd) HBW(HV)
裏金a) 軸受材料 裏金c) 軸受材料
CuPb24Sn4 S1及びS2と比べて溝などを打
鋼 125 6090 S3
(鋳造) ち出すのに適している。
CuPb24Sn4 非常に高い許容面圧をもつ。一
鋼 125 4590 S4
(焼結) 般に硬い軸が必要なガジョン
CuPb10Sn10 ピン(ピストンピン),ロッカ
鋼 125 70130 S5
(鋳造) ーアーム軸受,変速機の軸,ス
テアリング,ポンプなどに用い
CuPb10Sn10 る。
鋼 125 6090 S6
(焼結) 特殊な用途にはより高い硬さ
のものを用いる。
高荷重用途。
コネクティングロッド小端部
非鉄金属 100160
鋼 CuSn6P 125 S7 ブシュ(ピストンピンブシュ),
(続き) (HV) 振動の多いジョイント部など
(シリーズA,C に用いる。
及びW) 高い許容面圧をもつ。一般に硬
鋼 AlSn6Cu 170 3545 R1 い軸が必要な変速機,油圧ポン
プなどに用いる。
優れたなじみ性があり,普通の
許容面圧をもつ。冷蔵装置,コ
鋼 AlSn20Cu 170 3040 R2
ンプレッサ,ポンプなどに用い
る。
良好な耐焼き付き性があり,高
い許容面圧をもつ。変速機,カ
鋼 AlSn12SiCu 170 4060 R3
ムシャフト,油圧ポンプなどに
用いる。
鋼 AlZn5 185 60100 R4 高い許容面圧をもつ。
多孔焼結青銅
低い摩擦係数をもつ。自動車の
に添加物入り
鋼 140 P1 サスペンション支柱,ギヤレバ
ポリテトラフ
ー,ピボット軸受,ポンプ,リ
ルオロエチレ
フティングマグネットなどに
ポリテトラフルオ ンを含浸して,
― 用いる。使用温度範囲は200 ℃
ロエチレン含浸材 コーティング
280 ℃である。ハウジングに
(シリーズB) (初期なじみ
組付け後,軸受内径を機械加工
用皮膜)したも
青銅 100 B1 するのには適していない。ドラ
の
イベアリング材としての使用
に適している。
多孔焼結青銅 高い許容面圧をもつ。組付け時
鋼 に熱可塑性樹 140 P2 にグリースを封入して使用す
熱可塑性樹脂コー
脂を含浸して, る。例えば,クレーン,ホイス
ト材
コーティング − ト,昇降機,こん(梱)包機,
(シリーズD及び
したもの 農業機械などに使用する。連続
E) 青銅 100 B2
使用温度限界の例を注e)に示
す。
――――― [JIS B 1584-4 pdf 5] ―――――
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JIS B 1584-4:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3547-4:2006(MOD)
JIS B 1584-4:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.10 : 平軸受
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- 規格名称
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- 滑り軸受―用語,定義及び分類―第1部:設計,軸受材料及びその特性
- JISB0163-2:2007
- 滑り軸受―記号―第2部:応用記号
- JISB1584-1:2010
- 滑り軸受―巻きブシュ―第1部:寸法
- JISZ2243:2008
- ブリネル硬さ試験―試験方法
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法