この規格ページの目次
JIS B 2005-8-2:2008 規格概要
この規格 B2005-8-2は、調節弁を流れる液体による音圧レベルの測定方法,及びキャビテーションの発生による騒音の特徴的な増加の決定方法について規定。また,これらの特性を求めるために必要な実験室の空気中を伝ぱ(播)する音響を測定する装置,測定の方法及び手順についても規定。
JISB2005-8-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B2005-8-2
- 規格名称
- 工業プロセス用調節弁―第8部 : 騒音―第2節 : 調節弁の液体流動騒音の実験室における測定
- 規格名称英語訳
- Industrial-process control valves -- Part 8:Noise considerations -- Section 2:Laboratory measurement of noise generated by hydrodynamic flow through control valves
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60534-8-2:1991(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 17.140.20, 23.060.40, 25.040.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 配管 II(製品) 2021
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 2005-8-2:2008 PDF [16]
B 2005-8-2 : 2008(IEC 60534-8-2 : 1991)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本バルブ工業会(JVMA)から,工業標準原
案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60534-8-2:1991,Industrial-process
control valves−Part 8 : Noise considerations−Section 2 : Laboratory measurement of noise generated by
hydrodynamic flow through control valvesを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 2005の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2005-1 第1部 : 調節弁用語及び一般的必要条件
JIS B 2005-2-1 第2部 : 流れの容量−第1節 : 取付け状態における流れのサイジング式
JIS B 2005-2-3 第2部 : 流れの容量−第3節 : 試験手順
JIS B 2005-2-4 第2部 : 流れの容量−第4節 : 固有流量特性及びレンジアビリティ
JIS B 2005-3-1 第3部 : 寸法−第1節 : フランジ形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法及び
アングル形グローブ調節弁の中心−面間寸法
JIS B 2005-3-2 第3部 : 寸法−第2節 : バタフライ弁を除く回転形調節弁の面間寸法
JIS B 2005-3-3 第3部 : 寸法−第3節 : 突合せ溶接形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法
JIS B 2005-4 第4部 : 検査及び試験
JIS B 2005-5 第5部 : 表示
JIS B 2005-6-1 第6部 : 調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第1節 : 直線運動駆動部へのポジシ
ョナの取付け
JIS B 2005-6-2 第6部 : 調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第2節 : 回転運動駆動部へのポジシ
ョナの取付け
JIS B 2005-7 第7部 : 調節弁データシート
JIS B 2005-8-1 第8部 : 騒音−第1節 : 調節弁の空気力学的流動騒音の実験室における測定
JIS B 2005-8-2 第8部 : 騒音−第2節 : 調節弁の液体流動騒音の実験室における測定
JIS B 2005-8-3 第8部 : 騒音−第3節 : 調節弁の空気力学的流動騒音の予測方法
JIS B 2005-8-4 第8部 : 騒音−第4節 : 調節弁の液体流動騒音の予測方法
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 2005-8-2 pdf 1] ―――――
B 2005-8-2 : 2008(IEC 60534-8-2 : 1991)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[2]
- 3. 用語及び定義・・・・[2]
- 4. 試験システム・・・・[3]
- 4.1 一般・・・・[3]
- 4.1.1 圧力調整装置・・・・[3]
- 4.1.2 供試品の遮音・・・・[3]
- 4.1.3 試験配管・・・・[3]
- 4.1.4 圧力タップ・・・・[3]
- 4.1.5 音響的環境・・・・[3]
- 4.1.6 計測器・・・・[3]
- 5. 特性圧力比xFz・・・・[3]
- 6. 試験手順・・・・[4]
- 6.1 試験流体・・・・[4]
- 6.2 xFzの決定試験条件・・・・[4]
- 6.3 xFzの測定・・・・[4]
- 6.4 マイクロホンの位置・・・・[5]
- 6.5 試験デ-タの精度・・・・[5]
- 7. 試験デ-タ・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 2005-8-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 2005-8-2 : 2008
(IEC 60534-8-2 : 1991)
工業プロセス用調節弁−第8部 : 騒音−第2節 : 調節弁の液体流動騒音の実験室における測定
Industrial-process control valves-Part 8: Noise considerations-Section 2 : Laboratory measurement of noisegenerated by hydrodynamic flow through control valves
序文
この規格は,1991年に第1版として発行されたIEC 60534-8-2:1991,Industrial-process control valves
−Part 8 : Noise considerations−Section 2 : Laboratory measurement of noise generated by hydrodynamic flow
through control valvesを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
1. 適用範囲
この規格は,調節弁を流れる液体による音圧レベルの測定方法,及びキャビテーションの
発生による騒音の特徴的な増加の決定方法について規定する。また,これらの特性を求めるために必要な
実験室の空気中を伝ぱ(播)する音響を測定する装置,測定の方法及び手順についても規定する。空気音
響には,調節弁及び試験用流体(水)が通過する固定絞りを含む接続配管から発生する騒音が含まれる(備
考1. 参照)。
この規格の目的は,キャビテーションによる騒音の特徴的な増加を決定する方法を規定することであり,
液体の流動によって調節弁から発生する騒音の測定方法を含む。バルブ及び接続する試験用配管から発生
する騒音の測定方法は,使用者及び製造業者にとって種々の測定データの比較を提供でき,有益である。
測定しようとする騒音は,調節弁自身から発生する騒音及び調節弁で発生はするが接続する配管系から出
てくるものがあることを考慮しなければならない。試験データは,試験用流体として水を用いて,該当す
るバルブの音圧レベルで示す。音響パワーレベルの決定は,この規格の範囲外とする。
この騒音特性は,次に示す理由から有益である。
a) 調節弁の特性圧力比係数 xの決定
Fz
b) 与えられたプロセス条件における騒音の予測
c) 種々のバルブ性能の比較
d) 寿命の延長及び騒音を低減させる手段の立案
備考1. 水以外の試験用流体を使用する場合又は下流側に配管のないバルブの場合は,この規格の適
用範囲外とする。
2. 係数 xは,JIS
Fz B 2005-8-4に規定する騒音の予測方法に使用する。
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。
――――― [JIS B 2005-8-2 pdf 3] ―――――
2
B 2005-8-2 : 2008(IEC 60534-8-2 : 1991)
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60534-8-2:1991, Industrial-process control valves−Part 8 : Noise considerations−Section 2 :
Laboratory measurement of noise generated by hydrodynamic flow through control valves
(IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0203 管用テーパねじ
備考 ISO 7-1 : 1994, Pipe threads where pressure-tight joints are made on the threads−Part 1:Dimensions,
tolerances and designationからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 2005-1 工業プロセス用調節弁−第1部 : 調節弁用語及び一般的必要条件
備考 IEC 60534-1:1987, Industrial-process control valves−Part 1 : Control valve terminology and general
considerationsが,この規格と一致している。
JIS B 2005-2-3 工業プロセス用調節弁−第2部 : 流れの容量−第3節 : 試験手順
備考 IEC 60534-2-3 : 1997, Industrial-process control valves−Part 2-3 : Flow capacity−Test procedures
が,この規格と一致している。
JIS B 2005-8-4 工業プロセス用調節弁−第8部 : 騒音−第4節 : 調節弁の液体流動騒音の予測方法
備考 IEC 60534-8-4:1994, Industrial-process control valves−Part 8 : Noise considerations−section 4:
Prediction of noise generated by hydrodynamic flowが,この規格と一致している。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ (騒音計)−第1部 : 仕様
備考 IEC 61672-1 : 2002, Electro acoustics−Sound level meters−Part 1: Specificationsが,この規格と
一致している。
JIS C 1509-2 電気音響−サウンドレベルメータ (騒音計)−第2部 : 型式評価試験
備考 IEC 61672-2 : 2003, Electro acoustics−Sound level meters−Part 2: Pattern evaluation testsが,この
規格と一致している。
JIS Z 8732 音響−音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法−無響室及び半無響室におけ
る精密測定方法
備考 ISO/DIS 3745 : 2000, Acoustics−Determination of sound power levels of noise sources using sound
pressure−Precision methods for anechoic and hemi-anechoic roomsが,この規格と一致している。
JIS Z 8733 音響−音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法−反射面上の準自由音場にお
ける実用測定方法
備考 ISO 3744 : 1994, Acoustics−Determination of sound power levels of noise sources using sound
pressure−Engineering method in an essentially free field over a reflecting planeからの引用事項は,
この規格の該当事項と同等である。
ISO 65 : 1981, Carbon steel tubes suitable for screwing in accordance with ISO 7-1
ISO 4200 : 1985, Plain end steel tubes,welded and seamless−General tables of dimensions and masses per unit
length
――――― [JIS B 2005-8-2 pdf 4] ―――――
3
B 2005-8-2 : 2008(IEC 60534-8-2 : 1991)
3. 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 2005規格群によるほか,次による。
3.1 供試品(test specimen) 試験データを必要とするバルブ単体,又はバルブ及びレジューサ,エキス
パンダ若しくはその他の継手。供試品を適切に取り扱うために必要な,すべての部品及びアクセサリを含
む。
4. 試験システム
4.1 一般
図1a及び図1bに示す試験システムには,次の項目を含む。
a) 圧力調整装置
b) 供試品
c) 試験区間の配管
d) 圧力タップ
e) 音響的環境の制御手段(測定室は任意)
f) 計測器
図1aによる試験システムには,騒音発生装置として調節弁を含む。
図1bによる試験システムは,より望ましい代替方法の場合に,又は調節弁が大きすぎて試験室に収容
できない場合に用いてもよい。
4.1.1 圧力調整装置
試験圧力を調整するために,上流側の圧力調整装置及び/又は下流側の圧力調整装
置を用いる。過度の騒音を発生させる差圧,例えば,キャビテーションなどを避ける。
4.1.2 供試品の遮音
供試品は,遮音してはならない。ただし,配管及び/又はバルブの遮音効果を測定
するために,別の試験を行ってもよい。
4.1.3 試験配管
供試品に接続する上流側及び下流側の配管の最大長さには,制限を設けない。遮音を施
さない管を使用する。音響的環境の中に露出している下流側又は上流側の配管は,フランジ,継手,その
他の管壁補強材などのない直線的な一体構造とする。下流側露出配管の長さは,図2a又は図2bによる。
対応する上流側配管の長さは,最小1 mとする。PN 100以下の定格圧力をもつバルブに対して,供試品の
両側の配管は,表1による。
表1の範囲外のバルブについては,接続する配管内径と供試品の入口径と出口径とが不一致の部分は,
実際的な範囲で極力最小になるようにする。床から配管中心までの距離は,約1 mとする。
他の配管厚さ,材料及び遮音配管を使用してもよいが,その試験データには任意の試験であることを記
録する。
4.1.4 圧力タップ
圧力測定のために,JIS B 2005-2-3の5.5(圧力タップ)に規定する圧力タップを設け
る。
4.1.5 音響的環境
音響的試験環境は,暗騒音,反射音又はその他の外部からの騒音が,試験区域から放
射される騒音に比べ,少なくとも10 dB低いレベルとする。音響的環境に対する一般的注意は,JIS Z 8732
及びJIS Z 8733による。
4.1.6 計測器
音圧レベル測定用計測器及びマイクロホン特性は,JIS C 1509-1及びJIS C 1509-2による。
マイクロホンの校正及び感度試験の結果は,海抜条件で補正する。
5. 特性圧力比xFz
圧力比xFは,次の式によって求める。
p
xF
p1 pv
――――― [JIS B 2005-8-2 pdf 5] ―――――
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JIS B 2005-8-2:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60534-8-2:1991(IDT)
JIS B 2005-8-2:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.40 : 工業計測及び制御
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.060 : 弁 > 23.060.40 : 圧力調整弁
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.20 : 機械及び設備による騒音の発生
JIS B 2005-8-2:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB2005-1:2012
- 工業プロセス用調節弁―第1部:調節弁用語及び一般的必要条件
- JISB2005-2-3:2004
- 工業プロセス用調節弁―第2部:流れの容量―第3節:試験手順
- JISB2005-8-4:2008
- 工業プロセス用調節弁―第8部:騒音―第4節:調節弁の液体流動騒音の予測方法
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISC1509-2:2018
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第2部:型式評価試験
- JISZ8732:2000
- 音響―音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法―無響室及び半無響室における精密測定方法
- JISZ8732:2021
- 音響―音圧法による騒音源の音響パワーレベル及び音響エネルギーレベルの測定―無響室及び半無響室における精密測定方法
- JISZ8733:2000
- 音響―音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法―反射面上の準自由音場における実用測定方法