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B 2401-1 : 2012
なく均質なものでなければならない。ただし,Oリングに用いる材料は,十分な耐油性及び耐寒性をもつ
とともに相手金属を腐食したり,粘り付きを生じないものが望ましい。
なお,表4に規定する以外の物理的性質は,受渡当事者間の協定による。受渡当事者間の協定は,附属
書JDを参考にしてもよい。また,製品であるOリングの物理的性質については,附属書JEを参考にす
ることが望ましい。
――――― [JIS B 2401-1 pdf 6] ―――――
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表4−Oリングに用いる材料の物理的性質
試験項目 材料の種類を表す識別記号 試験
NBR NBR NBR HNBR HNBR FKM FKM EPDM EPDM VMQ ACM 方法
-70-1 -90 -70-2 -70 -90 -70 -90 -70 -90 -70 -70
標準状態 タイプAデュロ A70 A90 A70 A70 A90 A70 A90 A70 A90 A70 A70 JC.2.2
試験 メータ硬さ ±5 ±5 ±5 ±5 ±5 ±5 ±5 ±5 ±5 ±5 ±5 によ
引張強さ 10.0 14.0 10.0 16.0 16.0 10.0 10.0 10.0 10.0 3.5 6.0 る。
MPa 最小
伸び 250 100 200 180 100 170 80 150 80 60 100
% 最小
引張応力 2.5 − 2.5 2.5 − 2.0 − − − − −
MPa 最小
(100 %伸びのとき)
熱老化試 温度及び時間 120 ℃, 120 ℃, 100 ℃, 150 ℃, 150 ℃, 230 ℃, 230 ℃, 100 ℃, 100 ℃, 230 ℃, 150 ℃, JC.2.3
験 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h によ
タイプAデュロ +10 +10 +10 +15 +15 +5 +5 +10 +10 +10 +10 る。
メータ硬さ 最大
引張強さ変化率 −15 −25 −15 −30 −30 −10 −10 −15 −15 −10 −30
% 最大
伸び変化率 −45 −55 −40 −40 −40 −25 −25 −45 −45 −25 −40
% 最大
圧縮永久 温度及び時間 120 ℃, 120 ℃, 100 ℃, 150 ℃, 150 ℃, 200 ℃, 200 ℃, 100 ℃, 100 ℃, 175 ℃, 150 ℃, JC.2.4
ひずみ 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h 72 h によ
試験 圧縮永久ひずみ 40 40 25 40 40 40 40 25 30 30 60 る。
% 最大
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――――― [JIS B 2401-1 pdf 7] ―――――
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9 試験方法
9.1 Oリングの寸法
a) 太さ 太さの測定は,ダイヤルゲージ,投影検査機などを用いて測定する。
b) 内径 内径の測定は,内径測定用円すい形ゲージ,投影検査機などを用いて測定する。
9.2 Oリングに用いる材料の物理的性質
Oリングに用いる材料の物理的性質の試験方法は,附属書JCによる。
9.3 外観
Oリングの表面の外観は,箇条7による。
10 検査方法
検査は,合理的な抜取方式を用いて行い,箇条9で試験したときに,箇条6,箇条7及び箇条8に適合
したものを合格とする。
11 製品の識別コード
製品の識別コードは,規格名称の(Oリング)略号である“OR”を冠した後に各シリーズごとに次のよ
うに表示する。
a) 寸法及び呼び番号が表5による運動用Oリング(P),表6による固定用Oリング(G)及び表7によ
る真空フランジ用Oリング(V)の製品の識別コードの表示例を,例1に示す。また,寸法及び呼び
番号が表5表7によらない運動用Oリング(P),固定用Oリング(G),及び真空フランジ用Oリ
ング(V)の製品の識別コードは,受渡当事者間の協定によるが,例2を参照して製品の識別コード
を決めることが望ましい。
例1 材料NBR-70-1,固定用Oリング呼び番号G80,品質等級Nの場合
OR□NBR-70-1□G80-N(□は,ブランクとする。)
品質等級(JIS B 2401-3参照)
呼び番号(表5表7参照)
材料の種類を表す識別記号(表2参照)
名称の略号
例2 材料FKM-70,内径86.5,太さ5.5,品質等級CSの場合
OR□FKM-70□86.5×5.5-CS(□は,ブランクとする。)
品質等級(JIS B 2401-3参照)
内径(d1)×太さ(d2)
材料の種類を表す識別記号(表2参照)
名称の略号
b) 寸法及び呼び番号が表JA.1表JA.6によるシリーズFの製品の識別コードの表示例を,例1に示す。
また,寸法及び呼び番号が表JA.1表JA.6によらない規定外のシリーズFの製品の識別コードの表
示例は,例2を参照することが望ましい。
――――― [JIS B 2401-1 pdf 8] ―――――
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B 2401-1 : 2012
例1 ISOシリーズF,呼び番号011,許容差クラスA,品質等級Sの場合
OR□ISO-F-011-A-S(□は,ブランクとする。)
品質等級(JIS B 2401-3参照)
許容差のクラス(附属書JA参照)
呼び番号(表3参照)
種類を表す記号(表1参照)
ISO表示
名称の略号
例2 ISO規定外のシリーズF,内径68.50,太さ2.62,許容差クラスA,品質等級Sの場合
OR□ISO-F-68.50×2.62-A-S(□は,ブランクとする。)
品質等級(JIS B 2401-3参照)
許容差のクラス(附属書JA参照)
内径(d1)×太さ(d2)
種類を表す記号(表1参照)
ISO表示
名称の略号
c) 寸法及び呼び番号が表JB.1表JB.5によるシリーズSの寸法識別コードの表示例を,例に示す。
例 ISOシリーズS,呼び番号C0545,品質等級CSの場合
OR□ISO-S-C0545-CS(□は,ブランクとする。)
品質等級(JIS B 2401-3参照)
呼び番号(附属書JB参照)
種類を表す記号(表1参照)
ISO表示
名称の略号
12 表示
包装には,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格名称又は規格番号
b) 製品の識別コード
c) 材料の種類を表す識別記号
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月又はその略号
f) 使用上の注意事項(作動油との適合性についての表示は,JIS B 2410による。)
――――― [JIS B 2401-1 pdf 9] ―――――
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B 2401-1 : 2012
表5−運動用Oリング(P)の呼び番号,内径及び太さの基準寸法・許容差
単位 mm
内径d1 太さd2の基準寸法・許容差
基準寸法 許容差 1.9±0.08 2.4±0.09 3.5±0.10 5.7±0.13 8.4±0.15
± 呼び番号
2.8 0.14 P3
3.8 0.14 P4
4.8 0.15 P5
5.8 0.15 P6
6.8 0.16 P7
7.8 0.16 P8
8.8 0.17 P9
9.8 0.17 P10
9.8 0.17 P10A
10.8 0.18 P11
11.0 0.18 P11.2
11.8 0.19 P12
12.3 0.19 P12.5
13.8 0.19 P14
14.8 0.20 P15
15.8 0.20 P16
17.8 0.21 P18
19.8 0.22 P20
20.8 0.23 P21
21.8 0.24 P22
21.7 0.24 P22A
22.1 0.24 P22.4
23.7 0.24 P24
24.7 0.25 P25
25.2 0.25 P25.5
25.7 0.26 P26
27.7 0.28 P28
28.7 0.29 P29
29.2 0.29 P29.5
29.7 0.29 P30
30.7 0.30 P31
31.2 0.31 P31.5
31.7 0.31 P32
33.7 0.33 P34
34.7 0.34 P35
35.2 0.34 P35.5
35.7 0.34 P36
37.7 0.37 P38
38.7 0.37 P39
39.7 0.37 P40
40.7 0.38 P41
41.7 0.39 P42
43.7 0.41 P44
材料の種類FKM,VMQ,HNBR及びACMのd1許容差は,VMQ及びACMについては上記許容差の1.5倍とし,
FKM及びHNBRについては上記許容差の1.2倍とする。
――――― [JIS B 2401-1 pdf 10] ―――――
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JIS B 2401-1:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3601-1:2008(MOD)
JIS B 2401-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.50 : シール
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.60 : ろ過器,シール及び流体の汚れ
JIS B 2401-1:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB2401-3:2012
- Oリング―第3部:外観品質基準
- JISB2410:2005
- Oリング―ゴム材料の選定指針
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6253-3:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
- JISK6257:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
- JISK6262:2013
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方