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B 2401-1 : 2012
表JD.4−EPDM-70,EPDM-90に用いるブレーキ液
ブレーキ液の配合剤 配合比率 配合剤の症状
[体積分率(%)]密度 kg/m3 留分
へキシレングリコール 80 0.9200.925 190197 ℃
体積分率95 %以上
エチレングリコールモノ 15 0.9300.936 130136 ℃
エチルエーテル 体積分率95 %以上
エチレングリコールモノ 5 0.9000.905 166173 ℃
ブチルエーテル 体積分率95 %以上
注記 配合剤の密度及び留分の測定は,JIS K 8001を参照。
b) 油の試験温度及び試験時間 油の試験温度及び試験時間を,表JD.5に示す。
表JD.5−油の試験温度及び時間
材料の種類を表す識別記号 試験温度 試験時間
℃ Hr
NBR-70-1,NBR-90 120±1 0
72−2
NBR-70-2 23±1 0
72−2
HNBR-70,HNBR-90 150±2 0
72−2
FKM-70,FKM-90 175±2 0
72−2
EPDM-70,EPDM-90 100±1 0
72−2
VMQ-70 175±2 0
72−2
ACM-70 150±2 0
72−2
c) 体積変化 試験片は,製品と同一条件で製造されたものを用い,JIS K 6258の5.5(試験方法)を参照
することが望ましい。
なお,体積変化率(%)は,JIS K 6258の5.6.1(質量変化率及び体積変化率)及び5.7(試験結果
のまとめ方)を参照。
JD.3.1.3 低温弾性回復試験
低温弾性回復試験は,JIS K 6261の7.(低温弾性回復試験)を参照することが望ましい。
JD.3.1.4 腐食試験
製品と同一条件で製造した板材から,幅25 mm,長さ50 mmの試験片を採取し,これを幅25 mm,長さ
50 mm,厚さ3 mmの表面をよく磨いた黄銅板,鋼板及びステンレス鋼板の間に交互に挟み,密着させて
積み重ね,70±1 ℃に保った恒温槽に24時間入れた後,金属面の状態を目視によって調べる。
注記 この試験に用いる黄銅板は,JIS H 3100,鋼板はJIS G 3101及びステンレス鋼板は,JIS G 4305
を参照。
JD.4 参考文献
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS K 6258 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐液性の求め方
JIS K 6261 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−低温特性の求め方
JIS K 8001 試薬試験方法通則
――――― [JIS B 2401-1 pdf 41] ―――――
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B 2401-1 : 2012
附属書JE
(参考)
製品であるOリングの物理的性質及びその試験方法
JE.1 一般
この附属書は,製品であるOリングの物理的性質及びその試験方法について記載する。試験試料として
運動用Oリングの呼び番号P26によって行う。
JE.2 製品であるOリングの物理的性質
製品であるOリングの物理的性質を,表JE.1に示す。
表JE.1−製品であるOリングの物理的性質
試験項目 材料の種類を表す識別記号
NBR NBR NBR HNBR HNBR FKM FKM EPDM EPDM VMQ ACM
-70-1 -90 -70-2 -70 -90 -70 -90 -70 -90 -70 -70
引張強さ 8.0 11.5 8.0 13.0 13.0 8.0 8.0 8.0 8.0 3.5 4.5
MPa 最小
伸び 200 80 160 160 80 160 60 120 60 50 80
% 最小
引張応力 2.5 − 2.5 2.5 − 2.0 − − − − −
MPa 最小
(100 %伸
びのとき)
JE.3 製品であるOリングの物理的性質の試験方法
製品であるOリングの物理的性質の試験は,次による。
a) 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS K 6250の6.(試験室の標準条件)による。
b) 試料の測定
1) 太さ(断面直径) ダイヤルゲージ,投影検査機などの測定機を用い,測定は円周上の数箇所で行い,
その最小値を,その試料の太さとする。
2) 内径 内径測定用円すい形ゲージ,投影検査機などを用いて,円周上の数箇所を測定し,平均値を
内径とする。
c) 試験装置 試験装置は,試料取付金具を除き,JIS K 6251の箇条7(試験装置)を参照することが望
ましい。試料取付金具は,外径12.7 mmの玉軸受付きローラを用い,2個のローラの中心距離は,18 mm
以下とする。また,試料を引っ張りながら回転させる装置を備えていなければならない。
d) 試料の取付け 試料は,できる限り引張応力のかからないように,取付金具のローラに取り付けるこ
とが望ましい。
e) 引張強さ,伸び及び引張応力の測定 引張強さの測定は,試料の切断時に至るまでの最大荷重を,引
張応力の測定は,100 %伸びに相当するローラの中心間の距離に達したときの荷重を,引張試験機の
ひずみゲージからそれぞれ読み取る。また,伸びの測定は,切断時のローラの中心間の距離を測定し,
式(JE.1)によって計算することが望ましい。
――――― [JIS B 2401-1 pdf 42] ―――――
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B 2401-1 : 2012
L1=2LR+πDR (JE.1)
ここに, L1 : 切断時の内径側の長さ(mm)
LR : 切断時のローラの中心間の距離(mm)
DR : 玉軸受付きローラの外径(12.7 mm)
f) 計算 引張強さ,伸び及び引張応力の計算式を,次に示す。
1) 引張強さ(TB)は,式(JE.2)による。
B FB
T (JE.2)
A
π 2
A 2 d2 (JE.3)
4
ここに, TB : 引張強さ(MPa)
FB : 切断時に引張試験機から読み取った引張荷重(N)
A : 試料の断面積(mm2)
d2 : Oリングの太さ(mm)
2) 伸び(EB)は,式(JE.4)による。
(L1 L0 )
EB 100 (JE.4)
L0
ここに, EB : 切断時の伸び(%)
L1 : 切断時の内径側の長さ(mm)
L0 : 試験前に測定した内径側の長さ(mm)
3) 引張応力(M100)は,式(JE.5)による。
100 F100
M (JE.5)
A
ここに, M100 : 100 %伸びのときの引張応力(MPa)
F100 : 100 %伸びのときに引張試験機から読み取った荷重(N)
g) 試験結果のまとめ方 試験結果のまとめ方は,JIS K 6251の箇条16(結果の表記)を参照することが
望ましい。
――――― [JIS B 2401-1 pdf 43] ―――――
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B 2401-1 : 2012
B2
4
附属書JF
2
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(参考)
1-
1 : 2
JISと対応国際規格との対比表
012
JIS B 2401-1:2012 Oリング−第1部 : Oリング ISO 3601-1:2008 Fluid power systems−O-rings−Part 1: Inside diameters,
cross-sections, tolerances and designation codes
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の理
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇
国際 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範 ISO一般工業用Oリング, 1 一般工業用Oリング及 追加 一般機器に用いるOリング JIS独自の寸法規定を追加した。
囲 ISO精密機器用Oリング及 び精密機器用Oリング JIS B 2401:2005に規定されていたISO一
(P),(G),(V)を追加し
び一般機器に用いるOリン の内径,太さ,許容差及 た。 般工業用Oリング(シリーズG)及びISO
グ(P),(G),(V)につい び寸法識別コードにつ また,一般工業用Oリング及精密機器用Oリング(シリーズA)は,
て規定。 いて規定。 び精密機器用Oリングは,附我が国では普及していない。一般工業用
属書(規定)とした。 Oリング及び精密機器用Oリングは,普
及度に応じて,附属書から本文へ移す。
2 引用規 2
格
3 用語及 主な用語及び定義は,JIS B 3 主な用語及び定義は, 一致 −
び定義 0142による。 4 ISO 5598による。
4 種類 Oリングの用途別種類及び − − 追加 国際規格にない項目 我が国の実情に合わせ,JIS B 2401:2005
材料別種類を分類する。 で規定している項目を残し,ゴム材料は,
5種類を新たに追加した。
5 形状 形状を規定 5 JISと同じ 一致 −
6 基準寸 寸法,予備番号を規定, 6 内径,太さ及び許容差を追加 一般機器用Oリング(P), 一般機器用Oリング(P),(G),(V)の
法及び呼 FKM,VMQ,HNBR及び 規定 寸法は,JIS B 2401として広く普及して
(G),(V)の寸法を追加し
び番号 ACMのd1許容差は,VMQ た。また,FKM,VMQ,HNBR いるため追加した。ISOではメートル系
及びACMについては上記 及びACMのd1許容差を見直 のOリングを規定する動きがあることか
許容差の1.5倍,FKM及び した。 ら,ISOにP,G,Vを提案する。
HNBRについては上記許容
差の1.2倍とする。
――――― [JIS B 2401-1 pdf 44] ―――――
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B 2401-1 : 2012
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の理
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇
国際 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
7 外観 Oリングの品質等級を規 − − 追加 国際規格にない項目 我が国の実情に合わせ,JIS B 2401:2005
定。 で規定している項目を残す。一般機器用
8 材料 材料は,表4による。 − − 追加 国際規格にない項目 Oリング(P),(G),(V)の寸法は広く
9 試験方 製品の物理的性質に関する − − 追加 国際規格にない項目 普及しているため追加した。ISOではメ
法 試験方法について規定。 ートル系のOリングを規定する動きがあ
10 検査方 基準寸法,外観及び材料の − − 追加 国際規格にない項目 ることから,ISOにP,G,Vを提案する。
法 検査方法について規定。
11 製品の Oリングの寸法識別コード 7 寸法識別コードを規定 追加 一般機器に用いるOリング JIS独自の寸法識別記号を追加した。ISO
識別コー について規定。(P),(G), ではメートル系のOリングを規定する動
(P),(G),(V)及び寸法表
ド (V),(シリーズF),(シ にないOリングのOリング きがあることから,ISOにP,G,Vを提
リーズS)及び呼び番号に 識別コードを追加した。 案する。
ないOリング寸法識別コー
ドを規定した。
12 表示 包装時の表示方法を規定。 − − 追加 国際規格にない項目 我が国の実情に合わせ,JIS B 2401:2005
で規定している項目を残す。
− − 8 受入れ検査方法を規定 削除 −
− − 9 規格適合表示を規定 削除 − JISマークの表示認定品のため削除
附属書JA ISO一般工業用Oリング(シ 6及 ISO一般工業用Oリン 追加 ISO一般工業用Oリングの名 JIS B 2401:2005 ISO一般工業用Oリン
(規定) リーズF)及び規定外のシ び附 グの内径,太さ及び許容 称をシリーズFとした。 グ(シリーズG)との識別のためシリー
リーズFの寸法許容差を規 属書 差を規定。また,附属書 ズFとした。
定。 A JAで規定外のOリング
の寸法公差を規定。
附属書JB ISO精密機器用Oリング(シ 6 ISO精密機械用Oリン 追加 ISO精密機器用Oリングの名 JIS B 2401:2005 ISO精密機器用Oリン
(規定) リーズS)の寸法許容差を グの内径,太さ及び許容 称をシリーズSとした。 グ(シリーズA)との識別のためシリー
規定。 差を規定。 ズSとした。
附属書JC Oリング材料の物理的性質 − − 追加 国際規格にない項目 JISマークの表示認定品のため,試験方
B2
(規定) に関する試験方法を規定。 法を追加した。
401-
1
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 3601-1:2008,MOD
: 20
4
12
3
――――― [JIS B 2401-1 pdf 45] ―――――
次のページ PDF 46
JIS B 2401-1:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3601-1:2008(MOD)
JIS B 2401-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.50 : シール
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.60 : ろ過器,シール及び流体の汚れ
JIS B 2401-1:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB2401-3:2012
- Oリング―第3部:外観品質基準
- JISB2410:2005
- Oリング―ゴム材料の選定指針
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6253-3:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
- JISK6257:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
- JISK6262:2013
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方