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B 4121 : 2013
表1−種類(続き)
形状 逃げ角 等級 穴の有無 チップブレーカの有無 記号 表番号
六角形 0° M級 あり 上下面 WNMG JA.18
なし WNMA JA.19
7° M級 あり 片面 WCMT JA.31
円形 0° G級 なし なし RNGN JA.5
あり なし RNGA JA.21
M級 あり 上下面 RNMG JA.20
あり なし RNMA JA.21
7° M級 あり 片面 RCMT JA.32
11° M級 あり 片面 RPMT JA.33
5 形状,寸法及び寸法許容差
形状,寸法及び寸法許容差は,次による。
a) チップの形状及び寸法は,附属書JAによる。ポジティブチップの穴形状詳細は,表2による。
b) 基準内接円直径d及びコーナ高さ寸法m,m1及びm2の許容差は,表3による。
注記 80°ひし形ネガティブチップには,二つの異なる値のコーナ高さ寸法m1及びm2が存在する
(表JA.3などを参照)。
c) 図1及び表2に示すチップ厚さsの許容差は,±0.13 mmとする。
d) コーナ半径r 差は,表4による。
e) 刃先角 差は,±30′とする。
f) 穴径d1の許容差は,ネガティブチップの場合±0.08 mmとし,ポジティブチップの場合は,JIS B 0401-2
に規定するJS13とし,表5による。
g) 穴位置のかたよりは,0.1 mm以下とする。
図1−チップ厚さ
表2−ポジティブチップの穴形状及び厚さ
単位 mm
――――― [JIS B 4121 pdf 6] ―――――
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B 4121 : 2013
表2−ポジティブチップの穴形状及び厚さ(続き)
d チップ T,S,C,D, 4.76 5.56 6.35 7.94 9.525 12.7 15.875 19.05 25.4 −
形状 V,W
R − − 6 8 10/12 − 16 20 25 32
d1 JS13 2.15 2.5 2.8 3.4 4.4 5.5 5.5 6.5 8.6 8.6
d2 JS13 2.7 3.3 3.75 4.5 6 7.5 7.5 9 12 12
Pと穴径d1とをつなぐ曲線形状は,任意である。
Pは表2に示すd2とコーナにおける刃先からの距離tによって定義され,次の式を同時に満足するように設定さ
れなければならない。
0.05d1≦t≦0.3d1
0.15d1≦c1≦0.3d1
0.15d1≦c2≦0.3d1
Pにおける接線の開き角ψは,65°以上に設定することが望ましい。
ねじの皿頭の角度 戰 40°60°であることが望ましい。
表3−基準内接円直径(d)及びコーナ高さ(m,m1,m2)の寸法許容差
単位 mm
基準内接 形状 dの許容差 m,m1,m2の許容差
円直径 等級 等級
U G M U G M
4.76 C,W − − ±0.05 − − ±0.08
5.56 T,C,W − ±0.025 ±0.05 − ±0.025 ±0.08
6 R − − ±0.05 − − −
6.35 T,C,W ±0.08 ±0.025 ±0.05 ±0.13 ±0.025 ±0.08
D − − ±0.05 − − ±0.11
V − ±0.025 ±0.05 − ±0.025 ±0.16
7.94 T,C,W − − ±0.05 − − ±0.08
R − − ±0.05 − − −
V − − ±0.05 − − ±0.16
8 R − − ±0.05 − − −
9.525 T,S,C,W ±0.08 ±0.025 ±0.05 ±0.13 ±0.025 ±0.08
D − − ±0.05 − − ±0.11
R − ±0.025 ±0.05 − − −
V − − ±0.05 − − ±0.16
10 R − − ±0.05 − − −
12 R − − ±0.08 − − −
12.7 T,S,C,W ±0.13 ±0.025 ±0.08 ±0.20 ±0.025 ±0.13
D − ±0.025 ±0.08 − ±0.025 ±0.15
R − ±0.025 ±0.08 − − −
15.875 T,S,C,D ±0.18 ±0.025 ±0.10 ±0.27 ±0.025 ±0.15
R − ±0.025 − − − −
16 R − − ±0.10 − − −
19.05 S,C ±0.18 ±0.025 ±0.10 ±0.27 ±0.025 ±0.15
R − ±0.025 ±0.10 − − −
20 R − − ±0.10 − − −
25 R − − ±0.13 − − −
25.4 S − − ±0.13 − − ±0.18
R − +0.025 − − − −
32 R − − ±0.13 − − −
――――― [JIS B 4121 pdf 7] ―――――
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B 4121 : 2013
表4−コーナ半径の基準寸法,呼び値,記号及び許容差
単位 mm
基準寸法 呼び値 記号 許容差a)
メートル系 インチ系 メートル系 インチ系
0 0 0 00 0 −
0.03 0.03 − 003 − (±0.02)
0.05 0.05 − 005 − (±0.02)
0.08 0.08 − 008 − (±0.03)
0.1 0.1 − 01 − (±0.05)
0.203 0.2 1/125 02 Y ±0.1
0.397 0.4 1/64 04 1 ±0.1
0.794 0.8 1/32 08 2 ±0.1
1.191 1.2 3/64 12 3 ±0.1
1.588 1.6 1/16 16 4 ±0.1
1.984 2.0 5/64 20 5 ±0.1
2.381 2.4 3/32 24 6 ±0.1
3.175 3.2 1/8 32 8 ±0.1
その他の半径 − − − X −
コーナが円弧形状でない場合,メートル系記号は,00とする。
注a) 基準寸法0.1 mm以下の許容差は参考値であり,使用者と製造業者の協議により変更
することがある。
表5−穴径d1の許容差
単位 mm
穴径 d1 許容差 JS13
2.15 ±0.07
2.5 ±0.07
2.8 ±0.07
3.4 ±0.09
4.4 ±0.09
5.5 ±0.09
6.5 ±0.11
8.6 ±0.11
6 表面粗さ
チップの表面粗さは,表6による。
表6−表面粗さ
チップの部分 粗さ
Ra0.2 (Rz0.8) 程度
研削仕上げの上下面及び側面
焼結肌面 Ra0.8 (Rz3.2) 程度
7 試験方法
7.1 形状及び寸法
チップの形状及び寸法は,表7によって測定する。ただし,測定方法及び測定器具は,一般的な例を示
す。
――――― [JIS B 4121 pdf 8] ―――――
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B 4121 : 2013
表7−形状及び寸法の測定方法
番号 項目 測定方法 測定方法図 測定器具
1 基準内接円直 a) 正三角形チップ及び六角形チップの JIS B 7502に規定す
径 場合 るマイクロメータ
d V面の角度60°のVブロックの上 JIS B 7503に規定す
にチップを載せ,ネガティブチップ るダイヤルゲージ
の場合は水平面を,ポジティブチッ
プの場合は水平なりょう(稜)線を
ダイヤルゲージで読み基準ゲージa)
の読みとの差を2/3倍するか,又は3
点マイクロメータで測定する。
b) 正方形チップ及びひし形チップの場
合
対辺間の距離をマイクロメータで
測定するか,又はダイヤルゲージで
読み,基準ゲージa) の読みとの差を
測定する。
c) 円形チップの場合
直径をマイクロメータで測定する
か,又はVブロック上にチップを載
せ,最も高い母線の位置をダイヤル
ゲージで読み,基準ゲージa) の読み
との差を測定する。
2 コーナ高さ a) 正三角形チップの場合 JIS B 7502に規定す
m,m1,m2 コーナ先端から対辺までの距離を るマイクロメータ
マイクロメータで測定するか,又は JIS B 7503に規定す
ダイヤルゲージで読み基準ゲージa) るダイヤルゲージ
の読みとの差を測定する。
b) 正方形チップ及びひし形チップの場
合
チップの先端角に等しいV面をも
つVブロック上にチップを載せコー
ナ部をダイヤルゲージで読み,基準
ゲージa) の読みとの差を測定する。
c) 六角形チップの場合
V面の角度160°のVブロックの上
にチップを載せコーナ部をダイヤル
ゲージで読み,基準ゲージa) の読み
との差を測定する。
3 チップ厚さ 下面から切れ刃までの高さをマイクロメ JIS B 7502に規定す
s ータ又はダイヤルゲージで測定する。 るマイクロメータ
JIS B 7503に規定す
るダイヤルゲージ
――――― [JIS B 4121 pdf 9] ―――――
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B 4121 : 2013
表7−形状及び寸法の測定方法(続き)
番号 項目 測定方法 測定方法図 測定器具
4 穴径 穴径寸法の最大値,最小値に等しい限界 JIS B 7420に規定す
d1 プレーンゲージで測定する。 る限界プレーンゲ
ージ
5 穴位置のかた チップの穴径より若干小さく,基準面に JIS B 7503に規定す
より 直角に立てたピンにチップの穴を通し, るダイヤルゲージ
ピン上部とチップ側面の距離を各側面に JIS B 7502に規定す
ついてダイヤルゲージで測定するか,又 る歯厚マイクロメ
は歯厚マイクロメータで測定し,最大値 ータ
と最小値との差を求める。
6 刃先角攀 投影機によって刃先角の角度及びコーナ 投影機(約10倍)
及び 半径の大きさを測定する。
コーナ半径r攀
注a) 基準ゲージとは,基準内接円直径に等しい外径をもつ円筒ゲージ。
7.2 表面粗さ
チップの表面粗さは,目視によって比較用表面粗さ標準片(JIS B 0659-1参照)と比較測定する。
8 検査
チップの検査は,形状・寸法,寸法許容差及び表面粗さについて行い,それぞれ箇条5及び箇条6の規
定に適合しなければならない。
9 製品の呼び方
チップの呼び方は,JIS B 4120に規定する刃先交換チップの呼び記号,JIS B 4053に規定する切削用超
硬質工具材料の使用分類記号及び材種名称1) による。
例1 SNGA432 P10 xxx
例2 CNMA120408 P20 xxx
注1) チップの各製造業者が定める材種名称をいう。
10 表示
チップには,1個ごとにJIS B 4053に規定する切削用超硬質工具材料の使用分類記号又は材種名称1)を
表示する。ただし,チップが小さく表示することが困難な場合は表示しないでよい。
注1) チップの各製造業者が定める材種名称をいう。
――――― [JIS B 4121 pdf 10] ―――――
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JIS B 4121:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3364:2011(MOD)
- ISO 6987:2012(MOD)
- ISO 883:1985(MOD)
- ISO 9361-1:1991(MOD)
- ISO 9361-2:2011(MOD)
JIS B 4121:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4121:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0107:1991
- バイト用語
- JISB0170:2020
- 切削工具用語(基本)
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0659-1:2002
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式;測定標準―第1部:標準片
- JISB4053:2013
- 切削用超硬質工具材料の使用分類及び呼び記号の付け方
- JISB4120:2013
- 刃先交換チップの呼び記号の付け方
- JISB7420:1997
- 限界プレーンゲージ
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ