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B 4631 : 1998
附属書1-1(規定) I型ラジオペンチの寸法及び品質
1. 適用範囲 この附属書は,I形ラジオペンチの寸法及び品質について規定する。
2. 寸法及び試験値 ここに図示しているラジオペンチは,例として示す。したがって,製造業者の設計
に影響を与えるものではない。
附属書1-1図1 形状
附属書1-1表1 寸法
単位 mm
L L3 W3 W4 T1 T2
最大 最大 最大 最大
140± 7 40±3.2 16 2.5 8 2
160± 8 50±4 18 3.2 9 2.5
200±10 80±6.3 22 5 11 4
――――― [JIS B 4631 pdf 6] ―――――
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B 4631 : 1998
附属書1-1表2 試験値
単位 mm
L L1 L2 切れ味試験 変形試験
試験用 最大切断力 荷重 最大永久変形
ワイヤの直径
D1) F1max F Smax2)
(N) (N)
140 63 12.5 1.6 570 630 1
160 71 14 1.6 570 710 1
200 90 18 1.6 570 900 1
1) 試験用ワイヤのデータは,附属書1-3に示す。
2) =W1−W2(附属書1-3参照)
ラジオペンチは,附属書1-3に従って試験する。
変形試験の後,永久変形Sは,附属書1-1表2に示す値を超えてはならない。
距離L1が変形試験に適していない場合は,次の式によってF′を求める。
F L1
F '=
L1 '
ここに, Fは,附属書1-1表2に示す荷重である。
L1は,かしめ部の中心から附属書1-1表2に示す荷重を加える位置ま
での距離である。
L1'は,かしめ部の中心から荷重を加える位置までの測定値である。
切断力F1及び試験用ワイヤの直径Dは,附属書1-1表2に示す値を超えてはならない。
附属書1-1表2に示す値と異なるレバー比をもつラジオペンチの切断力F'は,次の式による。
F2 6.1 L2 '
F '=
L1 '
ここに, F2は,試験用ワイヤの切断力である(附属書1-3参照)。
1.6は,試験用ワイヤの補正係数である。
L1'は,かしめ部の中心から荷重を加える位置までの測定距離である。
L2'は,かしめ部の中心から試験用ワイヤの位置までの測定距離である。
――――― [JIS B 4631 pdf 7] ―――――
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B 4631 : 1998
附属書1-2(規定) I形ラジオペンチの一般的な技術的要求事項
1. 適用範囲 この附属書は,I形ラジオペンチの一般的な技術的要求事項について規定する。
2. 柄部 柄部は,違和感なく握ることができるように形づくられ,手の偶発的な挟みを防止し,かつ,
次の仕上げの一つに該当していなければならない。
2.1 滑らかな仕上げ
2.2 黒染め酸化鉄仕上げ
2.3 りん酸塩皮膜仕上げ
2.4 ラッカー仕上げ
2.5 電気めっき仕上げ
2.6 プラスチックコーティング又はプラスチックスリーブ仕上げ
2.7 ローレット仕上げ
3. 頭部
3.1 接合部 接合部は,閉じた位置から開いた位置まで円滑に動かなければならない。また,どの位置
においても,ラジオペンチの機能を損なうような遊び(がた)があってはならない。
3.2 あご すべてのラジオペンチについて,あごは先端で合わなければならない。
寸法の規定において,別の仕様が定められているラジオペンチは除外する。
すべてのラジオペンチについて,くわえ面の硬さは,440HV (≒44HRC) 以上でなければならない。
硬さは,附属書1-3に従って測定する。
4. 外観及び仕上げ ラジオペンチには,きず,さび及び非機能的な鋭い突起があってはならない。また,
ラジオペンチが確実に良好な状態で使用者に届くようにするため,保護表面処理を施す。
保護表面処理は,製造業者が決めることが望ましい。
典型的な表面仕上げ又は表面処理は,次のとおりである。
4.1 化学合成酸化物皮膜
4.2 化学合成りん酸塩皮膜
4.3 磨き
4.4 電着金属皮膜
4.5 ラッカー塗り
――――― [JIS B 4631 pdf 8] ―――――
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B 4631 : 1998
附属書1-3(規定) I形ラジオペンチの試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,I形ラジオペンチの試験方法について規定する。
2. 変形試験
2.1 概要 試験は,規定事項との比較による検査に適する装置を使用して実施する。
2.2 試験方法 ラジオペンチのサイズ別に,かしめ部の中心から距離L1のところにある柄部に荷重を加
える位置を定め,くわえ部に適切な試験片を挿入する(2.3参照)。
荷重50Nをかけ,柄部の幅W1を測定する。荷重Fを指定値まで増やし,次いで50Nまで減らす。
荷重Fを4回かけ,次いで柄部の幅W2をもう一度同じ距離L1で測定する。
最初の読取値と2番目の読取値との差 (W1−W2) は,永久変形の最大値Smaxを超えてはならない。
ラジオペンチのサイズについては,対応する附属書1-3図1を参照。
附属書1-3図1 変形試験
試験後,ラジオペンチに,使用に支障をきたすような変形があってはならない。
かしめ部の中心から距離L1で変形試験を規定したように実施できない場合は,かしめ部の中心からL1'
で荷重を加える,より適切な位置を選択する。
かしめ部の中心から距離L1'で加える荷重F'は,次の式による。
――――― [JIS B 4631 pdf 9] ―――――
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B 4631 : 1998
F L1
F '=
L1 '
ここに, Fは,距離L1における荷重である(附属書1-3図1参照)。
2.3 試験片 試験片は,硬さが3040HRCとし,くわえ部の先端から8mm±1mmの長さにわたりくわ
え部と接触するような寸法及び輪郭をもっていなければならない。
試験片が挿入された状態で,くわえ部の先端の開きは,3mm±1mmとする。
3. ワイヤ切断試験
3.1 試験用ワイヤの確認 切断試験に使用するワイヤは,まず,規定事項との比較によって検査できる
装置で確認しなければならない。
試験装置に二つの超硬合金刃を組み立てる。この場合,刃部角度60°±1°,刃部の半径が0.3mmにな
るように研磨し,刃部が互いに平行になるようにし,また,試験用ワイヤと直角をなすようにする(附属
書1-3図2参照)。
ワイヤの切断に必要な力を記録する。
三つの読取値の平均値は,3.2に示す値を満足していなければならない。
附属書1-3図2 試験装値
3.2 切断力
附属書1-3表1 試験用ワイヤ
ワイヤの直径 近似引張強さ1) 切断力
D F2
mm N/mm2 N
1.6 1 600 1 800±90
1) 引張強さは,参考として示す。
3.3 切れ味試験 確認済みの試験用ワイヤを使用し,ラジオペンチを規定事項との比較によって検査で
きるように試験装置に配置する。
試験用ワイヤをラジオペンチのくわえ部に挿入し,ラジオペンチのサイズに従ってL1及びL2で定めた
柄部の位置に力F1を加える。
切れ味試験がL1及びL2で定めた位置で規定したように実施できない場合は,L1′及びL2′で定められ
る,より適切な位置を選択する。この場合,切断力F1'は,次の式による。
F2 6.1 L2 '
F '=
L1 '
――――― [JIS B 4631 pdf 10] ―――――
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JIS B 4631:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5743:1988(MOD)
- ISO 5744:1988(MOD)
- ISO 5745:1988(MOD)
JIS B 4631:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4631:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG3532:2011
- 鉄線
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法