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JIS B 4631:1998 規格概要
この規格 B4631は、電子機器などの組立に用いるラジオペンチについて規定。
JISB4631 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4631
- 規格名称
- ラジオペンチ
- 規格名称英語訳
- Round nose chain pliers with side cutters
- 制定年月日
- 1952年12月24日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5743:1988(MOD), ISO 5744:1988(MOD), ISO 5745:1988(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1952-12-24 制定日, 1955-12-16 改正日, 1958-12-16 改正日, 1961-12-12 確認日, 1962-08-01 改正日, 1965-10-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-03-01 確認日, 1975-09-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1980-02-01 改正日, 1987-02-01 確認日, 1987-10-01 改正日, 1995-03-01 改正日, 1998-03-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 4631:1998 PDF [12]
B 4631 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 4631-1995は改正されこの規格に置き換えられる。
今回の改正では,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との整合を図ることに重点を置き,対応国際規格の技術的内
容を変更することなく採用し附属書に規定した。さらに,旧JISの内容の一部を改正し,本体に規定した。
また,JIS Z 8301(規格票の様式)が1996年7月に改正されたのに伴い,それに従って規格票の様式も
変更した。
JIS B 4631には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) I形ラジオペンチ
附属書1-1(規定) I形ラジオペンチの寸法及び品質
附属書1-2(規定) I形ラジオペンチの一般的な技術的要求事項
附属書1-3(規定) I形ラジオペンチの試験方法
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 4631 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4631 : 1998
ラジオペンチ
Round nose chain pliers with side cutters
序文 この規格は,備考に示す国際規格を元に,本体には,従来,日本工業規格(日本産業規格)で規定していた種類・等
級とこれらの形状・寸法,品質,検査,製品の呼び方及び表示を規定し,附属書には,対応国際規格を翻
訳し,技術的内容を変更することなく規定した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格にはない規定項目(検
査,製品の呼び方及び表示)を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,附属書のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にない事項である。
備考 この規格の対応国際規格を次に示す。
ISO 5743 : 1988, Pliers and nippers−General technical requirements
ISO 5744 : 1988, Pliers and nippers−Methods of test
ISO 5745 : 1988, Pliers and nippers−Pliers for gripping and manipulating−Dimensions and test values
1. 適用範囲 この規格は,主に電子機器などの組立に用いるラジオペンチについて規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS G 3532 鉄線
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 形状及び寸法 ラジオペンチの形状及び寸法は,次のとおりである。
a) ラジオペンチの形状は,図1によるのがよい。
b) ラジオペンチの寸法は,図1による。
――――― [JIS B 4631 pdf 2] ―――――
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B 4631 : 1998
図1 形状及び寸法
4. 品質
4.1 外観 ラジオペンチの外観は,割れ,有害なきず,まくれ,さび,その他使用上有害な欠点がなく,
仕上げの程度は良好でなければならない。
4.2 機能
4.2.1 接合部 ラジオペンチの結合部の接触面は,すきまが少なく,開閉が円滑で,先端部の内側は,2mm
以上密着していなければならない。
4.2.2 切れ味 ラジオペンチの刃部のほぼ中央に,直径1.5mmの試験用鉄線(1)を挟み,柄部に荷重を加
えたとき,試験用鉄線を2 160 N以下で切断できなければならない(図2参照)。
注(1) 試験用鉄線は,JIS G 3532のSWM-Nとする。
図2 切れ味
4.3 機械的性質
4.3.1 変形 ラジオペンチの永久ひずみは,6.1によって試験を行ったとき,柄部最大幅の2%以下であり,
くわえ部の永久変形は先端で0.3mm以下でなければならない。
――――― [JIS B 4631 pdf 3] ―――――
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B 4631 : 1998
4.3.2 硬さ ラジオペンチの刃部の硬さは,6.2によって試験を行ったとき,5462HRCとする。
5. 材料 ラジオペンチ本体の材料は,JIS G 4401のSK7,JIS G 4051のS15CK,又は4.に規定する品質
と同等以上の材料とする。
6. 試験方法
6.1 変形試験 ラジオペンチの変形試験は,くわえ部の先端から約2mmの箇所に,直径3.4mmの試験
用鉄線を挟み,柄部最大幅のところに荷重を加えて29.4N・mのトルクを約1分間与え,荷重を加える前の
寸法の読みと荷重を除いた後の寸法の読みとの差を測定する。
6.2 硬さ試験 ラジオペンチの刃部の硬さは,JIS B 7726に規定する試験機を用いて,JIS Z 2245の試験
方法によって測定する。
7. 検査 ラジオペンチの検査は,次による。
a) 形状及び寸法の検査 ラジオペンチの形状及び寸法の検査は,直尺,ノギスなどを用いて行い,3.に
適合しなければならない。
b) 外観の検査 ラジオペンチの外観の検査は,目視によって行い,4.1に適合しなければならない。
c) 接合部の検査 ラジオペンチの接合部の検査は,適切な用具又は感触によって行い,4.2.1に適合しな
ければならない。
d) 切れ味検査 ラジオペンチの切れ味検査は,4.2.2に適合しなければならない。
e) 変形検査 ラジオペンチの変形検査は,4.3.1に適合しなければならない。
f) 硬さ検査 ラジオペンチの硬さ検査は,4.3.2に適合しなければならない。
8. 製品の呼び方 ラジオペンチの呼び方は,規格番号又は規格名称による。
例1. JIS B 4631
例2. ラジオペンチ
9. 表示 ラジオペンチには,適切な箇所に,製造業者名又はその略号を表示する。
なお,材料記号を表示することが望ましい。
参考 ラジオペンチのねじり試験について,次に示す。
ねじり試験 直径1.9mmの試験用鉄線(JIS G 3532のSWM-N)の一端を固定し,ラジオペンチのく
わえ部の先端から約3mmの箇所にこれをくわえ,左にほぼ直角に回した後,先端の変形を測定し,
その変形量は0.5mm以下である。
――――― [JIS B 4631 pdf 4] ―――――
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B 4631 : 1998
附属書1(規定) I形ラジオペンチ
1. 適用範囲 この附属書は,I形ラジオペンチ(以下,ラジオペンチという。)について規定する。この
附属書は,活線作業のための絶縁工具及び帯電防止工具には適用しない。プラスチックコーティング又は
プラスチックスリーブは,握りやすさを意図するものに限る。
2. 寸法及び品質
2.1 寸法 寸法は,附属書1-1による。
2.2 品質 品質は,附属書1-1による。
2.3 技術的要求事項 技術的要求事項は,附属書1-2による。
3. 試験方法 試験方法は,附属書1-3による。
4. 検査 ラジオペンチの検査は,次による。
a) 形状及び寸法の検査 ラジオペンチの形状及び寸法の検査は,直尺,ノギスなどを用いて行い,附属
書1-1の2.に適合しなければならない。
b) 外観の検査 ラジオペンチの外観の検査は,目視によって行い,附属書1-2の4.に適合しなければな
らない。
c) 接合部の検査 ラジオペンチの接合部の検査は,適切な用具又は感触によって行い,附属書1-2の3.1
に適合しなければならない。
d) 切れ味検査 ラジオペンチの切れ味検査は,附属書1-1の2.及び附属書1-3の4.に適合しなければな
らない。
e) 変形検査 ラジオペンチの変形検査は,附属書1-1の2.に適合しなければならない。
f) 硬さ検査 ラジオペンチの硬さ検査は,附属書1-2の3.2に適合しなければならない。
5. 製品の呼び方 ラジオペンチの呼び方は,規格番号又は規格名称,この附属書に基づいて製作された
ことを示す “I” 及び呼び寸法による。
例1. JIS B 4631 I形 140
例2. ラジオペンチ I形 160
6. 表示 ラジオペンチには,適切な箇所に,次の事項を表示する。
なお,材料記号を表示することが望ましい。
製造業者名又はその略号及び附属書に基づいて製作されたことを示すために “I” を表示する。
――――― [JIS B 4631 pdf 5] ―――――
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JIS B 4631:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5743:1988(MOD)
- ISO 5744:1988(MOD)
- ISO 5745:1988(MOD)
JIS B 4631:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4631:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG3532:2011
- 鉄線
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法