JIS B 6501:1975 木材加工機械の試験方法通則 | ページ 4

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B 6501-1975

6.4 直角度 直角度の定義,表示方法及び測定方法は次による。
(1) 定義 加工された2平面のなす角が,直角から狂っている程度。
(2) 表示方法 一つの平面に直角な直線と他の平面との平行度で表す。
(3) 測定方法 次のいずれかの方法による。
(a) 試験材(5)を加工し,直角定規の一辺と試験材の一辺を一つの基準面にあて,試験材(5)の他の一辺と
直角定規の他の一辺との距離の最大差を測定値とする(図1)。
(b) 2個の試験材(5)を同一条件で加工し,試験材の対応する一辺を基準面にあて他の各一辺をつき当て
そのすきまを測定し,最大値の21を測定値とする(図2)。
図1 図2
6.5 厚さ精度 厚さ精度の定義,表示方法及び測定方法は次による。
(1) 定義 加工された一つの工作物内における厚さの不ぞろいの程度。
(2) 表示方法 厚さの最大値と最小値の差で表す。
(3) 測定方法 少なくとも中央及び両端(6)で測定し,その最大差を測定値とする。
注(5) 試験材は良質材とする。
(6) だれ,ばりなどの部分を避けて測定する。
6.6 相互差 相互差の定義,表示方法及び測定方法は次による。
(1) 定義 同一形状に加工した工作物の当該測定項目についての形状又は寸法の不ぞろいの程度。
(2) 表示方法 工作物全数について当該測定項目に対する測定値(7)の最大値と最小値との差で表す。
注(7) 必要あるときは,一つの工作物についての当該測定項目に対する測定値の平均値とする。

――――― [JIS B 6501 pdf 16] ―――――

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附属書
1 運転試験に使用する測定器具
1. 絶縁抵抗の測定 JIS C 1301〔絶縁抵抗計(発電機式)〕に規定する絶縁抵抗計
2. 線速度の測定 テストインジケータとストップウォッチ,度数計とストップウォッチ又は回転速度計
3. 回転数の測定 JIS B 7521(携帯形時計式回転速度計)に規定する回転速度計又はストロボスコープ
4. 温度の測定 JIS B 7411〔ガラス製棒状温度計(全浸没)〕に規定する棒状温度計,JIS C 1601(指示
熱電温度計)に規定する熱電対温度計,又はJIS C 1603(指示抵抗温度計)に規定する抵抗温度計
5. 電力の測定 JIS C 1102(指示電気計器)に規定する電力計,又はJIS C 1102に規定する電圧計,電
流計と力率計
6. 振動の測定 JIS B 6003に規定する振動計
7. 騒音の測定 JIS B 6004に規定する指示騒音計
8. 剛性の測定 てこ,おもりとテストインジケータ,又は荷重計とテストインジケータ
9. その他 拡大鏡,含水率計など

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2 精度試験に使用する測定器具の精度
1. テストインジケータの指示の精度は,使用範囲内で0.003mm以下とする。
ダイヤルゲージを使用する場合は,JIS B 7503(0.01mm目盛ダイヤルゲージ)に規定する1級又は,JIS
B 7509(0.001mm目盛ダイヤルゲージ)に規定するものを使用する。
L
.0001
2. テストバーの真直度及び円筒度の許容値は mmとする。ただし,Lは円筒部の有効長さ
(mm) を表す。
3. テストバーの円筒部とテーパ部との振れの許容値は,0.004mmとする。
4. テストバーのセンタ穴と円筒部との振れの許容値は,0.004mmとする。
5. テストバーの直径は,自重によるたわみが測定値に影響を及ぼさないようなものを選ばなければなら
ない。
L
.0001
6. 直定規及び直角定盤の真直度の許容値は mmとする。ただし,Lは有効長さ (mm) を表す。
直定規は,被測定長さより長いものとする。
7. 真直度の測定に使用する鋼線の直径は,0.16mm以下とし,引張った鋼線の真直度は,直定規の場合
に準じなければならない。
なお,鋼線の自重によるたわみが測定値に影響を及ぼす恐れのある場合には,この方法を用いない。
8. 測微顕微鏡の読みの精度は,±0.002mmとする。
9. 端度器の寸法の精度は,JIS B 7506(ブロックゲージ)に規定するB級に準ずる。
L
.0002
10. 直角定規及び直角定盤の直角度の許容値は,頂点より距離Lmmにある辺上の位置で± mm
とする。
11. すきまゲージはJIS B 7524(すきまゲージ)に規定するものを使用する。
12. 精密水準器は,JIS B 7510(精密角形水準器)又はJIS B 7511(精密平形水準器)に規定する第1種又
は第2種を使用する。

――――― [JIS B 6501 pdf 18] ―――――

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引用規格 :
JIS B 6003 工作機械の振動検査方法
JIS B 6004 工作機械の騒音レベル測定方法
JIS B 7411 ガラス製棒状温度計(全浸没)
JIS B 7503 0.01mm目盛ダイヤルゲージ
JIS B 7506 ブロックゲージ
JIS B 7509 0.001mm目盛ダイヤルゲージ
JIS B 7510 精密角形水準器
JIS B 7511 精密平形水準器
JIS B 7521 携帯形時計式回転速度計
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS C 1102 指示電気計器
JIS C 1301 絶縁抵抗計(発電機式)
JIS C 1601 指示熱電温度計
JIS C 1603 指示抵抗温度計
関連規格 : JIS B 7502 外側マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7513 精密鋳鉄定盤
JIS B 7514 直定規
JIS B 7526 直角定規
JIS G 3521 硬鋼線
JIS G 3522 ピアノ線
JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方

――――― [JIS B 6501 pdf 19] ―――――

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工作機械部会 木工機械専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 林 大九郎 東京農業大学林産科
杉 原 彦 一 京都大学農学部林産工学科
福 井 尚 名古屋大学農学部木材加工学科
野 田 茂 職業訓練大学校木材加工科
鈴 木 寧 農林省林業試験場木材部
安 田 佳 三 通商産業省機械情報産業局
逢 坂 国 一 工業技術院標準部
窪 田 雅 男 工業技術院機械技術研究所
谷 尻 正 三 株式会社中国機械製作所
木 村 荘十三 株式会社筒井工業製作所
上 杉 正 株式会社ウロコ製作所
伊 藤 幸 夫 株式会社菊川鉄工所
大 石 善 策 株式会社富士製作所
内 藤 義 雄 株式会社太平製作所
谷 野 八 郎 庄田鉄工株式会社
児 玉 実 木材加工技術コンサルタント
佐 藤 正 徳 株式会社佐藤製材所
広 瀬 清 野田合板株式会社
池 谷 一 好 日本楽器製造株式会社
酒 巻 高 一 社団法人全国家具工業連合会
村 上 勝 社団法人全国木工機械工業会
(事務局) 藤 田 富 男 工業技術院標準部機械規格課

JIS B 6501:1975の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6501:1975の関連規格と引用規格一覧