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B 6501-1975
4.6 平面度 平面度の定義,表示方法並びに試験事項及び測定方法は次による。
(1) 定義 平面であるべき機械部分の表面が幾何学的平面から狂っている程度。
(2) 表示方法 平面上において,互いに直角な2方向についての真直度で表す。
(3) 試験事項及び測定方法
試験事項番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
機械部分10-11 精密水準器 水平面を基準とする。 テーブル帯のこ盤,
の平面度 数箇所における読み かんな盤のテーブ
の最大差。 ル。
コールドプレスの定
盤又は可動定盤の上
面。
4.7 直角度 直角度の定義,表示方法並びに試験事項及び測定方法は次による。
(1) 定義 直角であるべき機械部分又は運動が,直角から狂っている程度。
(2) 表示方法
(a) 2線A,Bの場合は,一方の線Aに垂直な面を基準とし,基準面と他の線Bとの平行度で表す。
(b) 線と面との場合は,次の二つに分ける。
(i) 線に垂直な面を基準として,他の面との平行度で表す。
(ii) 面に垂直な直線を基準として,他の線との平行度で表す。
(c) 面と面との場合は,一方の面に垂直な直線を基準として,これと他の面との平行度で表す。
(3) 試験事項及び測定方法
試験事項 番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
11-11 精密角形水準器 数箇所の読みの最大 送材車のヘッドブロ
差。 ック。
ベニヤジョインタの
ベッド滑り面。
二
面
間
の 11-12 直角定規とすきまゲ直角定規と測定物と 送材車のヘッドブロ
機 直 ージ のすきまの最大値。 ック。
械 角 丸のこ盤,角のみ盤
部 度 のテーブルと定規。
分
の
直
角
軸 11-21 テストインジケータ180度離れた位置の読 丸のこ盤の主軸と定
度
と テストバーと みの差。 規面。
平 テストインジケータ 木工ボール盤,ルー
面 タの主軸とテーブル
と 上面。
の
直
角
度
――――― [JIS B 6501 pdf 11] ―――――
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B 6501-1975
試験事項 番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
軸 11-22 テストインジケータ180度離れた位置の読 立軸ほぞ取り盤のテ
と と直定規 みの差。 ーブル上面と立軸。
平
面
と
の
直
角
度
11-31 直角定規又は直角定移動距離内の読みの 帯のこ盤のせり。
運 盤(運動部品上に定最大差。 角のみ盤の主軸上下
動 置)とテストインジケ 運動とテーブル面。
と ータ(定置)
面
と
11-32 直角定規又は直角定移動距離内の読みの ダブルサイザののこ
の
盤とテストインジケ最大差。 軸台とチェーンケー
直
ータ(運動部品上に定 ス上面。
角
置) 角のみ盤の主軸上下
度
運動とテーブル面。
運 11-41 180度離れた位置の読
直角定盤(運動部品上 リッパの主軸とキャ
動 みの差。
に置く)とテストイン タピラ上面。
運 と ジケータ
動 軸
の と
直 の
角 直
度 角
度
11-51 移動距離内の沈みの
直角定規(運動部品上 角のみ盤の移動テー
二 最大差。
に定置)とテストイン ブル。
つ ジケータ(定置及び運
の 動部品上に定置)
運
動
の 11-52 移動距離内の読みの
直角定規(運動部品上 角のみ盤の移動テー
直 最大差。
に定置)とテストイン プル。
角 ジケータ(定置)
度
――――― [JIS B 6501 pdf 12] ―――――
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B 6501-1975
4.8 回転軸の振れ 回転軸の振れの定義,表示方法並びに試験事項及び測定方法は次による。
(1) 定義 回転する円筒形機械部分の回転中心の半径方向の動きの程度。
(2) 表示方法 軸を極めて低速度で回転させ,数回転中の軸表面の半径方向の動きの最大値で表す。この
場合に測定値は表面の不整の合成されたものとする。
(3) 試験事項及び測定方法
試験事項番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
外 外 12-11 テストインジケータ回転中の読みの最大 丸のこ盤,ベニヤレ
面 面 (定置) 差。 ースの主軸。
の の ベニヤナイフ研削盤
振 振 のといし軸。
れ れ
内 12-21 テストバーとテスト回転中の読みの最大 木工フライス盤の主
面 差。
インジケータ(定置) 軸。
の
振
れ
軸 12-31 テストバーとテスト回転中の読みの最大 ルータのチャック。
に 差。
インジケータ(定置)
は
内
め
面
た
の
付
振
属
れ
部
品
の
内
面
の
振
れ
4.9 回転中の軸方向の動き 回転中の軸方向の動きの定義,表示方法並びに試験事項及び測定方法は次
による。
(1) 定義 軸の回転中に軸中心線上の1点が周期的に軸方向に動く程度。
(2) 表示方法 軸を極めて低速度で回転させ,数回転中に軸が軸方向に動く量の最大値で表す。この場合,
主として働く推力の方向に遊びを除くのに要する圧力を加えることが望ましい。
なお,端面で測定する場合の測定値は,端面の不整の合成されたものとする。
(3) 試験事項及び測定方法
試験事項 番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
軸中心の13-11 テストバーとテスト回転中の読みの最大 ダブルサイザののこ
回転中に 差。
インジケータ(定置) 軸。
おける軸 ベニヤナイフ研削盤
方向の動 のといし軸。
き
――――― [JIS B 6501 pdf 13] ―――――
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B 6501-1975
試験事項 番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
軸中心線13-21 テストインジケータ回転中の読みの最大 ダブルサイザののこ
に垂直な (定置) 差。180度離れた2箇 軸。
面の回転 所の位置における測 ベニヤナイフ研削盤
中の軸方 定値のうち大きい方 のといし軸。
向の動き をとる。
4.10 同軸度 同軸度の定義,表示方法並びに試験事項及び測定方法は次による。
(1) 定義 共通の軸を持つように配置された二つの円筒の軸が一致しない程度。
(2) 表示方法 円筒の軸に直角な断面に現れる二つの円の中心間の距離で表す。
(3) 試験事項及び測定方法
試験事項 番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
二つの軸14-11 テストインジケータテストインジケータ ルータのセンターピ
中心線の とテストバー を振り回したときの ンと主軸。
読みの最大差の21
片寄り程
度
内外軸心14-21 テストバーとテスト回転中の読みの最大 角のみ盤の主軸との
の片寄り インジケータ 差の21 み受け。
4.11 ねじの進み精度 ねじの進み精度の定義,表示方法並びに試験事項及び測定方法は次による。
(1) 定義 ねじのねじ部の軸方向寸法又はねじによって送られた機械部分の移動量が正しい寸法から狂っ
ている程度。
(2) 表示方法 一つのつる巻線上の任意の2点間の軸方向寸法又はねじによって送られた機械部分の任意
の移動量と理論的寸法との差で表す。
(3) 試験事項及び測定方法
試験事項 番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
累積誤差15-11 端度器とテストイン移動距離内での読み ツィン帯のこ盤の歩
ジケータ(定置) の最大差。 出し。
ダブルサイザの幅決
め。
数値制御ルータの位
置決め。
5. 動的精度試験に関する要項
5.1 動的精度試験の目的及び項目 動的精度試験は木材加工機械を構成する重要部分の運動の動的精度
が工作精度に影響を及ぼすものについて試験するのを目的として次の項目について行う。
5.2 動的つりあい度 動的つりあい度の定義,表示方法並びに試験事項及び測定方法は次による。
(1) 定義 高速回転部分の運動が理想回転運動から狂っている程度。
(2) 表示方法 高速回転体の修正面偏心 攀 ‰ 回転体の使用最高角速度 rad/s) との積を10
――――― [JIS B 6501 pdf 14] ―――――
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B 6501-1975
除した値(つりあい良さmm/s)で表す。
つりあい良さ=1000
(3) 試験事項及び測定方法 回転体の質量M,不つりあいの大きさ (mr) を測定し,修正面偏心量攀 ‰
計算する。
試験事項 番号 測定器具 測定値の求め方 測定方法図 代表的な適用例(参考)
機械部分16-11 動的つりあい試験機二面つりあわせの場合 かんな胴,ドラムサ
の動的つ L mrL ンダのドラム。
りあい度 M
2
R mrR
――
M
2
一面つりあわせの場合 帯のこ盤ののこ車。
mr
M
6. 工作精度試験に関する要項
6.1 工作精度試験の目的及び項目 工作精度試験は,工作物を加工してその工作物の精度を試験するの
を目的とし,真直度,平行度,直角度,厚さ精度,相互差の5項目について行う。
6.2 真直度 真直度の定義,表示方法及び測定方法は次による。
(1) 定義 直線であるべき加工部分が幾何学的直線から狂っている程度。
(2) 表示方法 測定される線と基準線との間の距離の最大差で表し,距離は原則として基準線に垂直な方
向に測定する。
(3) 測定方法 次のいずれかの方法による。
(a) 試験材(5)を加工し,その面に直定規を当てて,すきまを測定し,その最大値を測定値とする。
(b) 2個の試験材(5)を同一条件で加工し,それらの加工面を相対して付き合せ,すきまを測定し,その
最大値の2分の1を測定値とする。
6.3 平行度 平行度の定義,表示方法及び測定方法は次による。
(1) 定義 平行であるべき加工部分が平行から狂っている程度。
(2) 表示方法 (a)2面A,Bの平行度の場合は,一方の面Aを基準とした2面A,B間の距離の最大差で
表し,距離は原則として基準面に垂直な方向に測定する。
(3) 測定方法 試験材(5)を加工し,相対する面の距離を少なくとも中央及び両端の3箇所で測定し,その
最大差を測定値とする。
――――― [JIS B 6501 pdf 15] ―――――
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JIS B 6501:1975の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 6501:1975の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB6003:1993
- 工作機械―振動測定方法
- JISB6004:1980
- 工作機械の騒音レベル測定方法
- JISB7411:1997
- 一般用ガラス製棒状温度計
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7506:2004
- ブロックゲージ
- JISB7509:1974
- 0.001mm目盛ダイヤルゲージ
- JISB7510:1993
- 精密水準器
- JISB7511:1972
- 精密平形水準器
- JISB7521:1979
- 携帯形時計式回転速度計
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISC1102:1981
- 指示電気計器
- JISC1301:1977
- 絶縁抵抗計(発電機式)
- JISC1601:1983
- 指示熱電温度計
- JISC1603:1983
- 指示抵抗温度計