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B 7001 : 2018
附属書B
(規定)
試験装置及び測定装置
試験に用いる試験装置及び測定装置は,表B.1の仕様及び精度と同等以上のものとする。
表B.1−試験装置及び測定装置
試験装置及び測定装置 仕様及び精度
歩度測定器 a) 水晶式の時計の測定
1) 高精度の時計の測定
源振精度 : ±2×10−8(約±0.002 s/d)
測定分解能 : 0.001 s/d
2) 高精度以外の時計の測定
源振精度 : ±2×10−7(約±0.02 s/d)
測定分解能 : 0.01 s/d
b) 水晶式以外の時計の測定
源振精度 : ±2×10−5(約±2 s/d)
測定分解能 : 60 s/d以内の読みに対し5 s/d
恒温槽 a) 設定温度範囲 : −10 ℃+60 ℃の範囲で設定可能
b) 設定温度に対する誤差 : ±0.5 ℃
恒温恒湿槽 a) 設定温湿度範囲 : +30 ℃+55 ℃,35 %95 %の範囲で設定可能
b) 設定温湿度に対する誤差 : ±0.5 ℃,±5 %
直流電圧計 測定誤差 : ±0.5 %
定電圧電源装置 a) 出力電圧 : 0 Vから0.01 V刻みで設定可能
b) リプル : 3 mV
c) 内部抵抗 : 最大出力電流を流したとき,出力電圧の降下量は1 mV
防水試験機 JIS B 7021及びJIS B 7023による。
耐衝撃試験装置 D.5による。
耐磁試験機 JIS B 7024による。
振動試験機 a) 設定振動数の範囲 : 10 Hz200 Hzの判定で設定可能
b) 設定振動数に対する誤差 : ±3 %
c) 設定加速度の範囲 : 0 m/s2150 m/s2の範囲で設定可能
d) 設定加速度に対する誤差 : ±5 %
自記温湿度計 設定誤差 温度 : ±0.5 ℃
湿度 : ±3 %
耐光性試験機 紫外線カーボンアーク灯式耐光性試験機 : JIS B 7751による。
サンシャインカーボンアーク灯式耐光性試験機 : JIS B 7753による。
音圧計 a) 周波数測定範囲 : 50 Hz15 kHzの範囲で測定可能
b) 測定範囲 : 50 dB100 dBの範囲で測定可能
信号発生器 標準周波数での周波数精度 : ±0.5 ppm以下
――――― [JIS B 7001 pdf 26] ―――――
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B 7001 : 2018
附属書C
(規定)
耐静電気試験
C.1 耐静電気試験
この附属書は,時計の耐静電気試験について規定する。ただし,ウオッチ及び携帯用クロックで水晶式
のものに限って適用する。
C.2 一般
耐静電気試験は,時計の耐静電気性を試験する。
C.3 試験方法
試験は,次による。
a) ウオッチのバンドは,試験の結果に影響を与えない場合は,取り外して試験してもよい。
b) 試験室の温度は室温とし,相対湿度は50 %以下とする。
c) 電圧を加える装置は,C.4又はC.5の規定で適合する試験装置とする。
d) 試験の手順は,次による。
1) 消費電流などの特性を測定する。
2) 2時間のならし運転後に,文字板上又は文字板下の姿勢で,歩度を測定する。
3) 表示状態,運転状態などの機能について,目視での確認及び規定の操作を行い,指示差を測定する。
4) 時計を試験装置に取り付けて,ショート法又は誘電法によって,電圧を加える。
5) 電圧を加えた後,直ちに,文字板上又は文字板下の姿勢で,歩度を測定する。
6) 指示差を測定した後,表示状態,運転状態などの機能について,目視での確認及び規定の操作を行
う。
7) 消費電流などの特性を測定する。
C.4 ショート法
ショート法は,次による。
a) 図C.1に示すように,時計を接地した導通板の上に置く。時計の姿勢は,文字板上及び文字板下の2
姿勢とする。文字板下の姿勢の場合,導通板と時計とが導通するようにする。
――――― [JIS B 7001 pdf 27] ―――――
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B 7001 : 2018
図C.1−ショート法
b) 時計の任意の位置に,電圧を加える端子を接触させ,電圧を加える。
抵抗値(R2),コンデンサ容量(C)及び加電圧は,時計に対する要求事項によって選択する。
c) ショート法の基本回路を,図C.2に示す。
R2 : 0, 100, 330, 500, 800 Ω
C : 100, 150, 250, 500 pF
加電圧 : 2, 3, 4, 6, 8, 10, 14 kV
図C.2−ショート法の基本回路
C.5 誘電法
誘電法は,次による。
a) 図C.3に示すように,接地した導通板に絶縁シートを載せ,その上に時計を置く。時計の姿勢は,文
字板上及び文字板下の2姿勢とする。
――――― [JIS B 7001 pdf 28] ―――――
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B 7001 : 2018
図C.3−誘電法
b) 時計の任意の位置に,電圧を加える端子を接触させ,電圧を加える。
抵抗値(R2),コンデンサ容量(C)及び加電圧は,時計に対する要求事項によって選択する。
c) 誘電法の基本回路を,図C.4に示す。
R2 : 0, 100, 330, 500, 800 Ω
C : 100, 150, 250, 500 pF
加電圧 : 2, 3, 4, 6, 8, 10, 14 kV
図C.4−誘電法の基本回路
C.6 確認項目
確認項目は,止まり,指示違いなどの運転状態,表示部の表示状態,その他の機能,消費電流などの特
性及び残留影響とする。
なお,耐静電気試験による残留影響の歩度変化量EEは,式(C.1)によって算出する。
EE ME MO (C.1)
ここに, M :
E 試験後の歩度(s/d)
M :
O 試験前の歩度(s/d)
――――― [JIS B 7001 pdf 29] ―――――
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B 7001 : 2018
附属書D
(規定)
衝撃つい試験
D.1 衝撃つい試験
この附属書は,時計の衝撃つい試験について規定する。ただし,耐衝撃の表示がある時計については,
JIS B 7027による。
D.2 一般
衝撃つい試験は,時計を誤って落下させたときに相当する衝撃に耐える特性を試験する。
D.3 試験方法
試験は,次による。
ウオッチは,バンド一体形のものを除き,バンドを外して試験を行う。
a) 衝撃前後の歩度及び指示差の測定は,次による。
1) てんぷ式の時計は,ぜんまいを全巻きにしてから試験前のならし運転を60分間行う。このならし運
転後に指示差を測定した後,文字板下,6時上及び9時上の姿勢で,歩度測定器によって各1分間
以上,順次歩度を測定する。
2) 水晶式の時計は,試験前のならし運転を2時間以上行う。このならし運転後に指示差を測定した後,
歩度測定器によって文字板上又は文字板下の姿勢で歩度を測定する。
b) 第1回目の衝撃は,時計面に平行にケース胴の9時側に,衝撃ついによる衝撃を1回与える。衝撃つ
いの落下高さは25 cm,50 cm又は75 cmとし,ウオッチに対する要求事項によっていずれかを選択す
る。
c) 第2回目の衝撃は,時計面(ガラス面)に垂直に,衝撃ついによる衝撃を1回与える。衝撃ついの落
下高さはb)と同じとする。
d) 衝撃後の歩度及び指示差の測定は,次による。
1) てんぷ式の時計は,2回目の衝撃を与えてから5分間後,指示差を測定した後,文字板下,6時上及
び9時上の姿勢で,歩度測定器によって各1分間以上,順次歩度を測定する。
2) 水晶式の時計は,2回目の衝撃を与えてから5分間後,指示差を測定した後,歩度測定器によって
文字板上又は文字板下の姿勢で歩度を測定する。
e) 時計の運転状態,機能及び外観について目視での確認及び規定の操作を行う。
D.4 確認項目
確認項目は,止まり,指示違いの運転状態,操作部の操作機能,表示部の表示状態,その他の機能,外
観の変化及び残留影響とする。
なお,衝撃つい試験による残留影響の歩度変化量 Eは,式(D.1)によって算出する。
S
ES MS MO (D.1)
ここに, M :
S 試験後の歩度(s/d)
M :
O 試験前の歩度(s/d)
――――― [JIS B 7001 pdf 30] ―――――
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JIS B 7001:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 7001:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7010:2013
- 時計部品―名称
- JISB7021:2013
- 一般用防水携帯時計―種類及び防水性能
- JISB7023:2014
- 潜水用携帯時計―種類及び性能
- JISB7023:2021
- 潜水用携帯時計―種類及び性能
- JISB7024:2012
- 耐磁携帯時計―種類及び性能
- JISB7027:2018
- 耐衝撃携帯時計―衝撃性能及び試験方法
- JISB7751:2007
- 紫外線カーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
- JISB7753:2007
- サンシャインカーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機