JIS B 7001:2018 時計―試験方法 | ページ 7

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同一の姿勢で測定した歩度の差を算出し,その最大値を残留影響とする。
D.5 試験装置
D.5.1 仕様
試験装置の仕様は,次による。
a) 衝突の速さは,規定の高さ(h)から自由落下させたときの衝突の速さV 2gh m/sとする。
b) 時計を打つ衝撃板の材料は,四ふっ化エチレン樹脂とする。また,衝撃つい及び衝撃板の全質量は3 kg
以上とし,衝撃板の寸法は,図D.1による。
1 : 衝撃板
2 : 衝撃つい
a≧30 mm
e≧10 mm
図D.1−衝撃つい
D.5.2 衝撃後の時計捕捉装置
衝撃後,時計をその軌道に沿って自由に飛ばし,以後いかなる衝撃も受けない方法で,緩衝的に捕捉す
る。
D.5.3 衝撃ついの始動位置
衝撃ついの始動位置の角度αは,式(D.2)によって算出する(図D.2参照)。
VT 2gh
cos T (D.2)
2 4 πr 4 πr
ここに, V : 衝突の速さ 2gh (m/s)
T : 衝撃ついの周期(s)
r : 衝撃ついの長さ(m)
g : 重力加速度 9.81(m/s2)
h : 衝撃ついの落下高さ(m)
周期Tは,小さな振幅での1振動に要する時間とする(図D.3参照)。

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1 : 衝撃点 βmax=10°
図D.2−衝撃ついの始動位置 図D.3−衝撃ついの周期
例 衝撃ついの長さr=50 cmの場合の始動角αを,次に示す。
− 落下高さ h=75 cm 始動角 α= 60°
− 落下高さ h=50 cm 始動角 α= 90°
− 落下高さ h=25 cm 始動角 α= 120°
D.5.4 時計の位置
時計の位置は,次による。
a) 時計を,水平な支持台に拘束されないように置く。
b) 指示台に時計を置く位置は,衝撃ついが平衡点を通る瞬間に衝撃を受けるようにする。
D.5.5 衝撃の条件
衝撃の条件は,次による。
a) 衝撃時における衝撃板の面は,垂直で,かつ,衝撃ついの回転軸を含む垂直面に対し平行とする。
b) 衝撃板は,定期的に取り替えるか,又は平らに研磨する。

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