この規格ページの目次
JIS B 7132-2:2022 規格概要
この規格 B7132-2は、無限遠補正光学系をもつ顕微鏡の対物レンズ及び接眼レンズの像までの距離,並びに基準結像レンズの焦点距離について規定。
JISB7132-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7132-2
- 規格名称
- 顕微鏡の機械筒長関連寸法―第2部 : 機械筒長無限遠
- 規格名称英語訳
- Microscopes -- Imaging distances related to mechanical reference planes -- Part 2:Infinity-corrected optical systems
- 制定年月日
- 2009年10月20日
- 最新改正日
- 2022年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9345:2019(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 37.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2009-10-20 制定日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認日, 2022-03-22 改正
- ページ
- JIS B 7132-2:2022 PDF [9]
B 7132-2 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 呼び寸法及び許容差・・・・[2]
- 5 表示・・・・[5]
- 附属書A(参考)対物レンズ及び結像レンズのOEM(相手先ブランド製品供給)に関する推奨事項・・・・[6]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 7132 pdf 1] ―――――
B 7132-2 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本顕微鏡工
業会(JMMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正
すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格であ
る。これによって,JIS B 7132-2:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 7132規格群(顕微鏡の機械筒長関連寸法)は,次に示す部で構成する。
JIS B 7132-1 第1部 : 機械筒長160 mm
JIS B 7132-2 第2部 : 機械筒長無限遠
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 7132 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 7132-2 : 2022
顕微鏡の機械筒長関連寸法−第2部 : 機械筒長無限遠
Microscopes-Imaging distances related to mechanical reference planes- Part 2: Infinity-corrected optical systems
序文
この規格は,2019年に第1版として発行されたISO 9345を基とし,我が国の実情に合わせ,技術的内
容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差
異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,無限遠補正光学系をもつ顕微鏡の対物レンズ及び接眼レンズの像までの距離,並びに基準
結像レンズの焦点距離について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9345:2019,Microscopes−Interfacing dimensions for imaging components(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8120 光学用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS Z 8120による。
3.1
対物レンズの同焦点距離,l1(parfocalizing distance of the objective)
対物レンズの取付基準面からカバーガラスがない状態の物体面までの距離
注釈1 表1の注b),図1及び図2参照。
――――― [JIS B 7132 pdf 3] ―――――
2
B 7132-2 : 2022
3.2
対物レンズから一次像面までの距離,l2(objective to primary image distance)
対物レンズの取付基準面から対物レンズ一次像面までの間が空気の場合における,対物レンズの取付基
準面から対物レンズの一次像面までの距離
注釈1 l2は,通常150 mm又は無限遠が用いられる。無限遠とは,無限遠補正光学系において物体から
の光線が対物レンズ射出後に平行光線になることを示す(表1及び図1参照)。
3.3
接眼レンズの同焦点距離,l3(parfocalizing distance of the eyepiece)
接眼レンズの取付基準面から接眼レンズの物体面(対物レンズの一次像面)までの距離
注釈1 図1参照。
注釈2 接眼レンズが顕微鏡の接眼レンズ取付面に配置されたときに,接眼レンズの物体面は,結像レ
ンズの像面に一致する。接眼レンズの同焦点距離は,通常10 mmである(表1及び図1参照)。
3.4
基準結像レンズの焦点距離,fNTL(focal length of the normal tube lens)
対物レンズの設計時に組み合わされ,その倍率及び焦点距離に関わる結像レンズの焦点距離
注釈1 表1,図1及びJIS B 7254参照。
3.5
結像レンズの結像距離,lNTL(image distance of the tube lens)
結像レンズの取付基準面から一次像までの距離
注釈1 lNTLは,顕微鏡の設計コンセプトに基づくもので,OEM用途で重要である。
3.6
対物レンズと結像レンズとの距離,d∞(distance between objective and tube lens)
対物レンズ取付基準面から結像レンズ取付基準面までの距離
注釈1 d∞は,顕微鏡の設計コンセプトに基づくもので,OEM用途での正しい光学性能を確保するため
に,最小値及び最大値の提示が推奨される。
4 呼び寸法及び許容差
呼び寸法及び許容差は,表1及び図1による。
接眼レンズ,対物レンズ及び結像レンズの特定の組合せは,しばしば収差の補正に使われる。このため,
ある製造業者の対物レンズと他の製造業者の接眼レンズ又は結像レンズとの組合せは,この規格に従った
ものであっても,倍率及び/又は光学性能に不具合を生じることがある。
多くの顕微鏡は,像の位置及び/又は倍率を変換するために,プリズム及びレンズを内蔵している。こ
の場合,顕微鏡は,この規格で規定した対物レンズとの組合せによって,観察鏡筒の接眼レンズ取付基準
面から10 mm下方に一次像を作るような構成でなければならない。
――――― [JIS B 7132 pdf 4] ―――――
3
B 7132-2 : 2022
表1−呼び寸法及び許容差
単位 mm
項目 記号 呼び寸法 許容差
開 NA≦0.1 ±0.2 c)
45+15m 口 0.1対物レンズの同焦点距離a) b) l1
(m=−1,0,1,2,3,4)数 0.25NA 0.45 対物レンズから一次像面までの距
l2 ∞ − −
離d)
接眼レンズの同焦点距離 l3 10 − ±0.2
基準結像レンズの焦点距離e) fNTL 150≦fNTL≦250 − −
注a) 対物レンズの同焦点距離の選択は,顕微鏡全体の設計思想による。対物レンズの同焦点距離l1=45 mmは,
機械筒長160 mm顕微鏡の標準値になっており(JIS B 7132-1参照),また,無限遠補正顕微鏡システムで
は,様々な値が採用されている。
注b) 対物レンズの同焦点距離はカバーガラスがない物体(標本)に用いる対物レンズに適用する。カバーガラ
スのある物体に用いる場合の対物レンズでは,カバーガラスによる物体の見かけの移動を考慮し,次の同
焦点距離とする(図2参照)。
l1+t (n−1)/n(mm)
ここで, t : カバーガラスの厚さ
n : カバーガラスの屈折率
注c) この許容差±0.2 mmは,4倍未満の倍率の対物レンズに適用しなくてもよい。
注d) 無限遠補正光学系では,一次像は対物レンズと結像レンズとを組み合わせて作られる。対物レンズと結像
レンズとの距離は,顕微鏡の設計によって決まる。この規格に基づく対物レンズと結像レンズとを組み合
わせた顕微鏡では,一次像は鏡筒の接眼レンズ基準面の10 mm下方に作られる。
注e) 基準結像レンズの焦点距離の選択は,顕微鏡システムの設計思想による。その値は,150 mm≦fNTL≦250 mm
の範囲内になければならない。
――――― [JIS B 7132 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 7132-2:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9345:2019(MOD)
JIS B 7132-2:2022の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 7132-2:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8120:2001
- 光学用語