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(3) 長さの標準器と比較して内径を測定する場合,標準器より寸法が短いと,一般の測定の場合と反対に,
指示器の指針が時計方向に動くから,標準器に対する正負の取り方の配慮が必要である。
付図 誤差線図
――――― [JIS B 7515 pdf 6] ―――――
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附属書
1. 適用範囲 この附属書は,シリンダゲージ用の換えロッド及び換え座金について規定する。
2. 形状・寸法 換えロッドの測定面の形状・寸法は,次による。
(1) 換えロッドの測定面はJIS B 1501(玉軸受用鋼球)に適合するもの,又は滑らかな球面とする。
(2) 換えロッドの測定面の曲率半径は測定範囲の最小寸法の31以下とする。
3. 換えロッドの呼び寸法 換えロッドの呼び寸法は,換えロッドを本体に取り付けて測定子を有効測定
範囲の中央まで押し込んだときの測定寸法に近いミリメートルの単位の整数値とする。
4. 機能 換えロッド及び換え座金の機能は,次による。
(1) 換えロッド及び換え座金を取り付けたとき,シリンダゲージの測定範囲内で有効測定範囲はそれぞれ
互いに重なり合っていること。
(2) 換えロッドに鋼球を取り付けたものは,その取付けが確実であって,容易に回転又は脱落しないこと。
5. 材料及び硬さ 換えロッドの測定面の材料及び硬さは附属書表に示すもの,又は機械的性質がそれと
同等以上のものとする。
附属書表
− 材料 硬さ
測定面に鋼球を用いる場合JIS B 1501(玉軸受用鋼球) −
測定面に鋼球を用いない場合 JIS G 4404(合金工具鋼鋼材)のSKS 3(S3種) 測定面部HV 600以上
6. 表示 換えロッドには呼び寸法(単位は省略してもよい。)を表示しなければならない。ただし,格納
箱に呼び寸法を表示する場合には,それに対応する記号に代えることができる。
――――― [JIS B 7515 pdf 7] ―――――
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精密機械部会 精密測定機器専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 沢 辺 雅 二 工業技術院計量研究所
大 園 成 夫 東京大学工学部
石 神 政 司 財団法人機械振興協会
大 村 昌 弘 通商産業省機械情報産業局
吉 沢 均 工業技術院標準部
朝 倉 利 雄 東京測範株式会社
市 川 忠 治 日本精密測定機器工業会
井 上 宏 日本測定工具株式会社
川 口 廣 株式会社科学計器研究所
矢 島 宣 明 株式会社東京精密
羽 田 勝 彦 株式会社津上
柳 沢 兵 平 株式会社三豊製作所
矢 島 忠 夫 株式会社テクロック
吉 木 汎 黒田精工株式会社
板 野 信 彌 三菱重工業株式会社
津 川 浩 造 日本精工株式会社
堤 俊 忠 石川島汎用機械株式会社
内 藤 邦 夫 三井精機工業株式会社
本 間 顕 日産自動車株式会社
畑 明 株式会社日立製作所
松 永 輝 雄 日本光学工業株式会社
高 内 国 士 株式会社猪俣製作所
森 吉 雄 東京芝浦電気株式会社
(事務局) 横 溝 眞一郎 工業技術院標準部機械規格課
富 永 潤 一 工業技術院標準部機械規格課
JIS B 7515:1982の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.30 : 測定機器
JIS B 7515:1982の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB7509:1974
- 0.001mm目盛ダイヤルゲージ
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材
- JISG4404:2015
- 合金工具鋼鋼材
- JISZ8103:2019
- 計測用語