JIS B 7540:1972 規格概要
この規格 B7540は、機械部品の加工および測定に使用するVブロックのうちで,V面の角度90度のものについて規定。
JISB7540 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7540
- 規格名称
- Vブロック
- 規格名称英語訳
- Vee blocks
- 制定年月日
- 1972年7月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.060.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械計測 2021
- 改訂:履歴
- 1972-07-01 制定日, 1975-08-01 確認日, 1978-07-01 確認日, 1983-11-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1994-02-01 確認日, 1999-10-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 7540:1972 PDF [5]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 7540-1972
Vブロック
Vee Blocks
1. 適用範囲 この規格は,機械部品の加工および測定に使用するVブロックのうちで,V面の角度90
度のものについて規定する。
2. 種類 Vブロックは,鋼製および鋳鉄製の2種類とする。
3. 等級 Vブロックの等級は,その精度によって1級および2級の2等級とする。
4. 主要部の名称 Vブロックの主要部の名称は,図1による。
図1 主要部の名称
関連規格 JIS B 7513 (精密鋳鉄定盤)
JIS B 7519 (指針測微器)
JIS B 7536 (電気マイクロメータ)
JIS G 4401 (炭素工具鋼鋼材)
JIS G 5501 (ねずみ鋳鉄品)
5. 形状・寸法 Vブロックの形状・寸法は,原則として表1による。
――――― [JIS B 7540 pdf 1] ―――――
2
B 7540-1972
表1 形状・寸法
単位mm
使用できる円筒
呼び 幅 高さ 長さ
最大径 最小径
38 38 5 38 38 50
50 50 5 50 50 50
75 75 5 75 75 50
100 100 8 100 100 65
150 150 8 150 150 65
備考1. 必要によって,クランプ用のみぞまたはねじ穴を設けることができる。
2. 呼び100以上のものは端面および底面に逃げを設けることができる。
6. 材料およびかたさ Vブロックの材料およびかたさは,表2による。
なお,これらの材料は均一で,巣,ピンホール,われなどの有害な欠点のないものとする。
表2 材料およびかたさ
種類 材料 かたさ
鋼製 JIS G 4401のSK3またはこれと同等以上の品質のもの HRC58以上
鋳鉄製 JIS G 5501のFC20またはこれと同等以上の品質のもの −
7. 仕上げ Vブロックの各面は,研削仕上げ,きさげ仕上げ,または,これと同等以上の仕上げとする。
なお,底面およびV面は,定盤とすり合わせた場合,じゅうぶんなあたりをもっていなければならない。
鋼製VブロックのV面の表面あらさは,1.6S,底面の表面あらさは,3.2Sとする。
8. 精度 Vブロックの精度は,表3による。
表3 精度
単位
許容値
番号 項目
1級 2級
呼び100未満 10 20
1 底面の平面度(1)
呼び100以上 15 30
呼び100未満 10 20
2 V面の平面度
呼び100以上 15 30
呼び100未満 10 20
3 底面とV面上の円筒との平行度
呼び100以上 15 30
呼び100未満 10 20
4 Vみぞの底面に対する倒れ
呼び100以上 15 30
呼び100未満 20 40
5 側面とV面上の円筒との平行度
呼び100以上 30 60
呼び100未満 10 20
6 一対のVブロックにおけるV面の高さの相互差
呼び100以上 15 30
注(1) 中高を許さない。
9. 測定方法 Vブロツクの測定方法は,表4による。ただし,測定は呼び100未満のものは,各面の周
辺1mm,呼び100以上のものは,各面の周辺2mmを除いた範囲について行なう。
――――― [JIS B 7540 pdf 2] ―――――
3
B 7540-1972
表4 測定方法
番号 項目 測定方法 測定方法図 測定用具
1 底面の平 定盤上にVブロックの上面 定盤 (JIS B 7513の
面度 を置き,底面の各部にスタン 1級に相当する精度
ドに取り付けた測微器を当 のもの)
て,読みの差から底面の平面 指針測微器 (JIS B
度を求める。 7519)または電気マ
イクロメータ (JIS
B 7536)
スタンド
2 V面の平 定盤上に45度の傾斜面を持 定盤 (JIS B 7513の
面度 つ支持台を置き,この上にV 1級に相当する精度
ブロックをのせ,V面の各部 のもの)
にスタンドに取り付けた測 指針測微器 (JIS B
微器を当て,読みの差からV 7519) または電気マ
面の平面度を求める。 イクロメータ (JIS
B 7536)
スタンド
3 底面とV 定盤上にVブロックの底面 平行テストバー指
面上の円 を置き,任意の直径のテスト 針測微器 (JIS B
筒との平 バーをそれぞれV面に支持 7519) または電気マ
行度 し,スタンドに取り付けた測 イク戸メータ (JIS
微器の読みの差からVブロ B 7536)
ックの長さに対する平行度 定盤 (JIS B 7513の
を求める。 1級に相当する精度
のもの)
スタンド
4 Vみぞの 定盤上に45度の傾斜面を持 指針測微器 (JIS B
底面に対 つ支持台を置き,この上にV 7519) または電気マ
する倒れ ブロックをのせ,スタンドに イクロメータ (JIS
取り付けた測微器を矢印の B 7536)
方向に動かし定盤に対する 支持台
各V面の傾きを読み,両者の 定盤 (JIS B 7513の
差の21を求める。 1級に相当する精度
のもの)
スタンド
5 側面とV 定盤上にVブロックの側面 平行テストバー
面上の円 を置き,任意の直径のテスト 指針測微器 (JIS B
筒との平 バーをそれぞれV面に支持 7519) または電気マ
行度 し,スタンドに取り付けた測 イクロメータ (JIS
微器の読みの差からVブロ B 7536)
ックの長さに対する平行度 定盤 (JIS B 7513の
を求める。 1級に相当する精度
のもの)
スタンド
――――― [JIS B 7540 pdf 3] ―――――
4
B 7540-1972
番号 項目 測定方法 測定方法図 測定用具
6 一対のV, 定盤上にVブロックの底面 平行テストバー
ブロック を置き,任意の直径のテスト 指針測微器 (JIS B
における バーをそれぞれV面に支持 7519) または電気マ
V面の高 し,スタンドに取り付けた測 イクロメータ (JIS
さの相互 微器によりそれぞれ図示の B 7536)
差 高さhの差を求める。なお, 定盤 (JIS B 7513の
この測定は,大小2種類のテ 1級に相当する精度
ストバーについて行なう。 のもの) スタンド
10. 検査 Vブロックの検査は,形状・寸法,材料,かたさ,仕上げおよび精度について行ない,5.(形
状・寸法),6.(材料およびかたさ),7.(仕上げ),8.(精度)の規定に適合しなければならない。
11. 製品の呼び方 Vブロックの呼び方は,規格番号または規格名称,種類,呼びおよび等級による。
なお,一対で使用する場合には,末尾に一対を加える。
例 : JIS B 7540 鋼製 50 1級
Vブロック 鋳鉄製 150 2級 一対
12. 表示 図2に示すVブロックの側面の(1),(2),(3),(4)の位置に,つぎの事項を刻印する。
(1) 呼び
(2) 等級
(3) 製造番号(一対の場合はA,Bを付ける)
(4) 製造業者名またはその略号
図2 表示の位値
――――― [JIS B 7540 pdf 4] ―――――
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B 7540-1972
精密機械部会 測定基準具専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 青 木 保 雄 千葉工業大学
福 島 公 夫 工業技術院標準部
桜 井 好 正 工業技術院計量研究所
新 井 市 彦 通商産業省重工業局
田 村 五 郎 東京都立工業技術センター
伊 佐 正 司 三井精機工業株式会社
上 野 光 男 株式会社不二越
川 口 広 株式会社科学計器研究所
小 林 孝 治 株式会社藤田製作所
高 内 国 士 黒田精工株式会社
広 瀬 藤 司 株式会社三豊製作所
雨 倉 佑 次 いすゞ自動車株式会社
五十嵐 敬 一 日産自動車株式会社
池 田 信 夫 三菱重工業株式会社
杉 浦 守 彦 石川島播磨重工業株式会社
(専門委員) 杉 谷 武 工業技術院標準部
(関係者) 市 川 忠 治 日本精密測定機器工業会
(事務局) 高 橋 和 治 工業技術院標準部機械規格課
大 磯 義 和 工業技術院標準部機械規格課
JIS B 7540:1972の国際規格 ICS 分類一覧
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