JIS B 7541:2001 標準尺

JIS B 7541:2001 規格概要

この規格 B7541は、測定機器の校正及び下位の線度器に長さの単位を移すために使用するガラス製の標準尺について規定。

JISB7541 規格全文情報

規格番号
JIS B7541 
規格名称
標準尺
規格名称英語訳
Standard scales
制定年月日
1973年1月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

17.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械計測 2021, 計測標準 2019
改訂:履歴
1973-01-01 制定日, 1976-01-01 確認日, 1979-01-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1994-02-01 確認日, 2001-03-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 7541:2001 PDF [7]
B 7541 : 2001

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本光学測定機工
業会から工業標準改正原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審
議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS B 7541 : 1973は改正され,
この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 7541 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7541 : 2001

標準尺

Standard scales

1. 適用範囲 この規格は,測定機器の校正及び下位の線度器に長さの単位を移すために使用するガラス
製の標準尺について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 7513 精密定盤
JIS Z 8103 計測用語
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。
a) 測定軸 アライメントマークを含み目盛面に垂直な平面と目盛面の交線。
b) 標準尺の長さ 測定軸に沿った任意の二本の目盛線の中心間における長さ。
4. 各部の名称 標準尺の各部の名称は,図1による。
図1 各部の名称
5. 等級 標準尺の等級は,性能によって0級,1級及び2級の3等級とする。
6. 材料 標準尺の材料は,ガラス材料の線膨張係数を明記する。
備考 線膨張係数は温度1530℃の範囲で決定する。

――――― [JIS B 7541 pdf 2] ―――――

2
B 7541 : 2001
7. 断面形状及び寸法 標準尺の断面形状は,長方形又は正方形とし,目盛の長さに応じ,標準尺の長さ
の許容差を満足する適切な方法をもつものとする。
断面寸法は,幅×厚さで表し,その値は,表1による。
表1 断面寸法
単位 mm
幅 20 30
厚さ 10 20 15 20 30
8. 目盛
8.1 目盛の長さ 標準尺の目盛の長さは,表2による。
表2 目盛の長さ
単位 mm
目盛の長さ 50 100 150 200 250 300 400 500 600 750 800 1 000
全長(参考) 70 120 170 220 280 330 430 530 640 790 840 1 040
8.2 目盛線の太さ及びその直角度 標準尺の目盛線の太さは,表3による。
表3 目盛線の太さ
単位
等級 目盛線の太さ
0級,1級 310
2級 1020
一本の目盛線の太さの均一性は,測定軸の近傍で目盛線の太さの100倍の長さの範囲で10%以下とする。
目盛線の測定軸に対する直角度は,測定軸の近傍で目盛線の太さの100倍の長さの範囲で1′以下とする。
8.3 目盛線の様式 標準尺の目盛線の様式は,通常図2に示す種類とし,目盛の長さ方向に測定軸を示
すアライメントマークを付記する。
図2 目盛線の様式
9. 性能
9.1 形状精度
a) 目盛面の表面粗さ 目盛面の表面粗さは,JIS B 0601に規定する最大高さRyで表し,0.05 下と
する。
b) 目盛面の真直度 目盛面の真直度は,目盛面を上に向けて,JIS B 7513に規定する精密定盤上に直接
置くか又は指示のある場合には支点で支持して置いた場合,その値が表4の値を超えてはならない。

――――― [JIS B 7541 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
B 7541 : 2001
表4 目盛面の真直度
単位
等級 真直度
0級,1級 20
2級 40
9.2 長さの許容差 標準尺の長さの許容差は,温度20℃での絶対値で表示するものとし,その値は,表
5の値を超えてはならない。
表5 長さの許容差
単位
長さ 等級
(mm) 0級 1級 2級
100以下 1.1 2.2 4.4
100を超え 200以下 1.2 2.4 4.8
200を超え 300以下 1.3 2.6 5.2
300を超え 400以下 1.4 2.8 5.6
400を超え 500以下 1.5 3.0 6.0
500を超え 600以下 1.6 3.2 6.4
600を超え 800以下 1.8 3.6 7.2
800を超え 1 000以下 2.0 4.0 8.0
備考 表5の値は,次の式で算出し,丸めたものである。式中のL (mm)
は,標準尺の長さである。
L
0級 1
1
2L
1級 2
1
4L
2級 4
1
9.3 長さの安定度 標準尺の長さの安定度は,経年による長さの変化で表し,等級0級において,年間
1
で長さの 1 000 000 を超えてはならない。
10. 性能の測定方法
10.1 目盛面の真直度測定 標準尺の目盛面を上に向けて,JIS B 7513に規定する精密定盤上に直接置く
か又は指示のある場合には支点で支持して置き,測微器を用いて読み取る(図3参照)。

――――― [JIS B 7541 pdf 4] ―――――

4
B 7541 : 2001
図3 真直度の測定方法
10.2 長さの許容差の測定 測定方法は,レーザ干渉測長器を利用する方法又は校正された基準となる標
準尺若しくはこれに準じるものと比較する方法による。
10.2.1 測定条件
a) 標準尺の目盛面又は側面を上に向けて,移動テーブル上に直接置くか又は指示のある場合には支点で
支持して置く。
b) 標準尺の測定は,標準温度20℃において,標準尺及び測定装置がその温度に十分順応した後に行う。
備考 異なる温度で測定する場合には,熱膨張量の補正を加える。
10.2.2 操作手順
a) レーザ干渉測長器を利用する方法は,測定装置の移動テーブル上の標準尺の測定軸とレーザ光軸とが
一直線上又は平行になるようにレーザ干渉測長器の反射鏡を定置し,移動テーブルを送り,測定する
標準尺の長さに対応するレーザ干渉測長器の指示値又はその指示値から測定する標準尺の公称の長さ
を引いた値を求める(図4参照)。
備考 レーザ干渉測長器は,環境条件によってその指示値が変化するので,空気の屈折率の補正を加
える。

――――― [JIS B 7541 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 7541:2001の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7541:2001の関連規格と引用規格一覧