JIS B 7603:2019 ホッパースケール | ページ 10

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気圧の変化を考慮しなければならない。
公称電圧においてEUTを安定させ,次のデータを記録する。
1) 日時
2) 温度
3) 相対湿度
4) C電源電圧
5) 試験荷重
6) 表示値(該当する場合)
7) 誤差
8) 機能性能
9) 気圧
EUTは,最小積算量(Σmin)以上の記録された合計値を表示しなければならないが,A.5.2.4に従う。
f) 最大許容変動 全ての機能は,設計どおりに動作しなければならない。全ての誤差は,表5に規定さ
れた最大許容誤差内でなければならない。
A.5.3.5 DC主電源電圧変動(5.7.2及び7.2.8)
外部主電源又はプラグイン主電源(AC又はDC)をもつホッパースケール及び動作中に電池の充電が可
能な充電式電池をもつホッパースケールの試験は,表A.5による
表A.5−DC主電源電圧変動試験
環境現象 試験条件及び試験順序 試験設定
DC主電源電圧変動 Unom 参照規格なし
上限 : 1.20×Unom又は1.20×Umax
下限 : 最小動作電圧(5.7.2参照)
Unom
製造事業者によってUnomが規定されておらず,電圧の範囲が表記されて
いる場合は,その範囲の平均値を公称電圧Unomとする。
a) 試験目的 DC主電源電圧変動条件下で5.7.2に適合していることを検証する。
b) 事前調整 該当なし。
c) UTの状態 EUTをDC主電源に接続して,製造業者が規定する予熱時間以上の間,通電しておく。
試験前に,EUTをできるだけゼロ点付近に調整する。
d) 試験サイクル数 1サイクル以上
e) 試験情報 大気圧の変化を考慮に入れなければならない。
EUTを公称電圧において安定させ,ゼロ点付近及び一つの試験荷重又はシミュレートした荷重にお
いて,次のデータを記録する。
1) 日時
2) 温度
3) 相対湿度
4) 電源電圧
5) 試験荷重
6) 表示値(該当する場合)
7) 誤差

――――― [JIS B 7603 pdf 46] ―――――

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8) 機能性能
9) 気圧
ホッパースケールが仕様書及び計量要件に従って正しく機能しなくなるまで,EUTへの電源電圧を
低下させ,その表示値を記録する。
EUTは,最小積算量(Σmin)以上の記録された合計値を表示しなければならないが,A.5.2.4に従う。
f) 最大許容変動 全ての機能は,設計どおりに動作しなければならない。全ての誤差は,表5に規定し
た最大許容誤差内でなければならない。
A.5.3.6 主電源に接続されていないDC電池電源(5.7.2及び7.2.8)
電池駆動のはかりの試験は,表A.6による。
表A.6−主電源に接続されていないDC電池電源
環境現象 試験条件及び試験順序 試験設定
満充電されたDC電 Unom 参照規格なし
池電圧の低電圧変 上限 : Unom又はUmax
動 下限 : 最小動作電圧(5.7.2参照)
Unom
製造業者によってUnomが規定されておらず,電圧の範囲が表記されてい
る場合は,その範囲の平均値を公称電圧Unomとする。
a) 試験目的 電池電源電圧変動条件下で5.7.2に適合していることを検証する。
b) 事前調整 該当なし。
c) UTの状態 EUTをDC電源に接続して,製造業者が規定する予熱時間以上の間,通電しておく。試
験前に,EUTをできるだけゼロ点付近に調整する。
d) 試験サイクル数 1サイクル以上
e) 試験情報 大気圧の変化を考慮に入れなければならない。
EUTを公称電圧において安定させ,ゼロ点付近及び一つの試験荷重又はシミュレートした荷重にお
いて,次のデータを記録する。
1) 日時
2) 温度
3) 相対湿度
4) 電源電圧
5) 試験荷重
6) 表示値(該当する場合)
7) 誤差
8) 機能性能
9) 気圧
ホッパースケールが仕様書及び計量要件に従って正しく機能しなくなるまで,EUTへの電源電圧を
低下させ,その表示値を記録する。
EUTは,最小積算量(Σmin)以上の記録された合計値を表示しなければならないが,A.5.2.4に従う。
f) 最大許容変動 全ての機能は,設計どおりに動作しなければならない。全ての誤差は,表5に規定し
た最大許容誤差内でなければならない。

――――― [JIS B 7603 pdf 47] ―――――

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A.5.3.7 12 V及び24 V路上走行車用電池電源の電圧変動(5.7.2)
12 V及び24 V車両用電池電源で動作するホッパースケールの試験は,表A.7による。
表A.7−12 V及び24 V車両用電池電源の電圧変動試験
環境現象 試験条件 試験設定
12 V及び24 V車両用 Unom 上限 下限 参照規格なし
電池電源の電圧変動 12 V 16 V 最小動作電圧
24 V 32 V (5.7.2参照)
注記 車両用の電気システムの公称電圧(Unom)は,通常12 V又は24 Vである。
しかし,実際のバッテリ端子における電圧は,かなり変動する可能性がある。
車両用の電気システムの公称電圧(Unom)は,通常12 V又は24 Vである。しかし,実際のバッテリ端
子における電圧は,かなり変動する可能性がある。
a) 試験目的 12 V及び24 V車両用電池電圧変動の条件下で5.7.2に適合していることを検証する。
b) 事前調整 該当なし。
c) UTの状態 EUTをDC電源に接続して,製造業者が規定する予熱時間以上の間,通電しておく。試
験前に,EUTをできるだけゼロ点付近に調整する。
d) 試験サイクル数 1サイクル以上
e) 試験情報 試験は,一つの試験荷重又はシミュレートした荷重を用いて,電池が通常大気条件下にお
いて規定する条件下にさらすことで行う。大気圧の変化を考慮に入れなければならない。
EUTを公称電圧において安定させ,ゼロ点付近及び一つの試験荷重又はシミュレートした荷重にお
いて,次のデータを記録する。
1) 日時
2) 温度
3) 相対湿度
4) 電源電圧
5) 試験荷重
6) 表示値(該当する場合)
7) 誤差
8) 機能性能
9) 気圧
ホッパースケールが仕様書及び計量要件に従って正しく機能しなくなるまで,EUTへの電源電圧を
低下させ,その表示値を記録する。
EUTは,最小積算量(Σmin)以上の記録された合計値を表示しなければならないが,A.5.2.4に従う。
f) 最大許容変動 全ての機能は,設計どおりに動作しなければならない。全ての誤差は,表5に規定し
た最大許容誤差内でなければならない。
A.5.4 妨害試験(7.1.2)
妨害試験の基準と規定項目を,表A.8に示す。

――――― [JIS B 7603 pdf 48] ―――――

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表A.8−妨害試験
試験 基準 条項
AC主電源の短時間電圧降下 sf a) A.5.4.1
バースト sf A.5.4.2
サージ sf A.5.4.3
静電気放電 sf A.5.4.4
電磁界に対するイミュニティ sf A.5.4.5
車両用電源駆動のはかりに対する特 sf A.5.4.6
別EMC要件
注a) 有意な誤り(3.4.5.6参照)
各試験前にEUTのゼロ点表示の偏差を測定し,試験においてはその偏差を補正しなければならない。
ホッパースケール(又はシミュレータ)にインタフェースがある場合,他の機器へのこのインタフェー
スの使用を試験の中でシミュレートしなければならない。このために,他の機器のインタフェースインピ
ーダンスをシミュレートするための適切な周辺装置又は3 mのインタフェースケーブルのいずれかを個々
の異なるタイプのインタフェースに接続しなければならない。
A.5.4.1 AC主電源の短時間電圧降下
試験は,JIS C 61000-4-11及び表A.9に従って行う。
表A.9−短時間電圧降下試験
環境現象 試験条件 試験設定
試験 振幅(%) 継続時間(サイクル数) JIS C 61000-4-11
電圧ディップ及び試験a 0 a) 0.5
短時間停電 試験b 0 a) 1
試験c 40 10/12 b)
試験d 70 25/30 b)
試験e 80 250/300 b)
短時間停電 0 250/300 b)
AC主電源電圧の1/2サイクル以上(ゼロクロスにおいて)の振幅を,規定した時間,降下させるのに適し
た試験装置を使わなければならない。試験装置は,EUTを接続する前に調整しておかなければならない。
電源電圧の低下は,50 Hz又は60 Hzによって,少なくとも10秒の間隔で10回繰り返さなければならない。
ただし,製造業者によって周波数が規定されている場合には,その周波数で試験を実施する。
注a) 振幅が0 %とは,停電に相当する。
b) 例えば,“10/12”の表記は,“50 Hzの試験に対しては10サイクル”及び“60 Hzの試験に対しては12
サイクル”の継続時間を適用することを意味している。
a) 試験目的 短時間主電源電圧停電及び降下の間,小さな静止試験荷重の表示が7.1.2に適合しているこ
とを検証する。
b) 事前調整 要求なし。
c) UTの状態 EUTをAC主電源に接続して,製造業者が規定する予熱時間以上の間,通電しておく。
試験前に,EUTをできるだけゼロ点付近に調整する。試験中はゼロ点設定装置を作動させず,有意な
誤りが生じた場合のリセットを除いて,再調整してはならない。
d) 試験サイクル数 1サイクル以上
e) 試験情報 全ての因子を標準条件下で安定させる。小さな試験荷重又はシミュレートされた荷重を使
用して,次のデータを記録する。

――――― [JIS B 7603 pdf 49] ―――――

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B 7603 : 2019
1) 日時
2) 温度
3) 相対湿度
4) 電源電圧
5) 試験荷重
6) 表示値(該当する場合)
7) 誤差
8) 機能性能
表A.9の試験条件に従って,電圧を対応する時間(サイクル数)中断し,JIS C 61000-4-11の8.2.1
に規定する試験を行う。中断中,EUTへの影響を観察して,該当するものがあれば記録する。
f) 最大許容変動 妨害が加わった場合の表示値と妨害なしの場合の表示値との差が1積算目量(1dt)を
超えてはならない。又はEUTが有意な誤りを検出し,対処しなければならない。短時間停電(振幅0 %,
継続時間250/300サイクル)の場合,はかりは完全に回復しなければならない。
A.5.4.2 バースト
試験は,JIS C 61000-4-4並びに表A.10及び表A.11に従って行う。
表A.10−I/O信号線,データ及び制御線
環境現象 試験条件 試験設定
高速過渡共通モード 0.5 kV(電圧ピーク) JIS C 61000-4-4
5/50 ns T1/Th
5 kHz(繰返し率)
製造業者の機能仕様書に従って,全長が3 mを超えるケーブルをもつポート又
はインタフェースだけに適用する。
表A.11−電源供給線
環境現象 試験条件 試験設定
高速過渡共通モード 1 kV(電圧ピーク) JIS C 61000-4-4
5/50 ns T1/Th
5 kHz(繰返し率)
DC電源ポートは,使用中に主電源に接続できない電池駆動機器には適用しない。
a) 試験目的 電源線及び信号線並びに通信線が高速過渡現象にそれぞれさら(曝)されている間,小さ
な静止試験荷重に対する表示が7.1.2に適合していることを検証する。
b) 事前調整 該当なし。
c) UTの状態 試験装置は,EUTを接続する前に調整しておかなければならない。EUTを電源に接続
して,製造業者が規定した予熱時間以上の間,通電しておく。試験前に,EUTをできるだけゼロ点付
近に調整する。試験中はゼロ点設定装置を作動させず,有意な誤りが発生した場合のリセットを除い
て,再調整してはならない。
d) 試験サイクル数 1サイクル以上
e) 試験情報 バーストの極性は,正及び負の両方を適用しなければならない。試験継続時間は,各振幅
及び各極性に対して1分未満であってはならない。主電源線路への結合回路網は,その主電源線路に
分散するバーストエネルギーを防止するためのブロッキングフィルタを備えていなければならない。

――――― [JIS B 7603 pdf 50] ―――――

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JIS B 7603:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • OIML R 107-1:2007(MOD)

JIS B 7603:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7603:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8103:2019
計測用語