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B 7611-2 : 2015
JA.3.4.1.5 JA.3.4.1.2JA.3.4.1.4を除くはかり
JA.3.4.1.2JA.3.4.1.4を除く,次のはかりの検定公差は,表JA.12又は表JA.13による。
− 手動天びん
− 等比皿手動はかり
− 棒はかり
− 載せ台の面積比が0.1を超えるもの
表JA.12−ひょう量が30 kg以下のはかり
表す量 検定公差
ひょう量の1/4以下 ±0.5 e
ひょう量の1/4を超え ±1 e
表JA.13−ひょう量が30 kgを超えるはかり
表す量 検定公差
ひょう量の1/2以下 ±0.5 e
ひょう量の1/2を超え ±1 e
JA.3.4.1.6 デジタル表示機構をもつはかり
デジタル表示機構をもつ載せ台の面積比が0.1を超えるはかりの検定公差は,表JA.14又は表JA.15に
よる。
表JA.14−ひょう量が30 kg以下のはかり
表す量 検定公差
ひょう量の1/4以下 ±1 e
ひょう量の1/4を超え ±1.5 e
表JA.15−ひょう量が30 kgを超えるはかり
表す量 検定公差
ひょう量の1/2以下 ±1 e
ひょう量の1/2を超え ±1.5 e
JA.3.4.2 構造に係る技術上の基準
構造に係る技術上の基準は,JA.3.3.2による[JA.3.3.2.1.1 b) 並びにJA.3.3.2.3のb) 及びc) は除く。]。
JA.3.4.3 構造検定の方法
構造検定の方法は,JA.3.3.3によって行う。
JA.3.4.4 器差検定の方法
器差検定の方法は,JA.3.3.4によって行う。
――――― [JIS B 7611-2 pdf 146] ―――――
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B 7611-2 : 2015
附属書JB
(規定)
使用中検査
JB.1 性能に係る技術上の基準
性能に係る技術上の基準は,次による。ただし,本体の引用箇所にある“検定公差”は,JB.2における
“使用公差”に読み替える。
a) 補助的な表示装置は,5.4及び6.13.7による。
b) 繰返し性は,5.6.1による。また,繰返し性は,結果のどのような変動が許容されていても,いずれの
単一計量結果の器差も,単独でその荷重に対する使用公差を超えてはならない。
c) 偏置荷重は,5.6.2及び8.1.2による。
d) 複数の表示装置は,5.6.3による。
e) 感じは,次による。
1) 手動指示はかり又は棒はかりの感じは,8.1.1による。
2) 自動指示はかり又は手動指示併用はかりのアナログ指示の感じは,5.8.2.1による。
3) 自動指示はかり又は手動指示併用はかりのデジタル表示の感じは,目量の2倍(2 e)に等しい追加
荷重を釣り合った状態のはかりに静かに載せ降ろししたときに,その表示値を明らかに変えなけれ
ばならない。補助的な表示装置又は拡張表示装置をもつはかりは,実目量の2倍(2 d)に等しい追
加荷重とする。ただし,実目量(d)が5 mg未満(d<5 mg)のはかりには適用しない。
f) 使用者に明瞭に見える場所に水平装置,水準器又は自動傾斜センサがなければならない。ただし,次
の場合,なくてもよい。
− 精度等級1級のはかり
− 固定位置に設置したはかり
− 懸垂式はかりなどの自由につり下げられたはかり
− 水平を示す装置が不要である旨があるはかり
g) アナログ指示装置は,6.3.1 a),6.3.2,6.3.5及び次による。
回転する指針を使用するものを除くアナログ指示装置の指針の先端部分と目盛板との間隔は,8 mm
を超えてはならない。
h) 拡張表示装置は,6.4.3及び6.13.7による。
i) 表示装置の複合使用は,6.4.4による。
j) 印字装置は,6.4.5による。
k) 半自動零点設定装置,非自動零点設定装置又は自動零点設定装置は,次による。
1) 零点設定装置の効果は,はかりのひょう量を変えてはならない。
2) 半自動零点設定装置又は非自動零点設定装置の精度は,零点設定後,計量結果に対する零点の偏差
の影響が,目量の1/2(±0.5 e)を超えてはならない。
3) 複目量はかりの場合は,6.5.3による。
4) 零点設定装置の制御は,6.5.4による。
5) 自動零点設定装置は,6.5.6による。
l) 風袋引き装置は,次による。
――――― [JIS B 7611-2 pdf 147] ―――――
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1) 正味量は,5.5.3.3による。
2) 風袋計量装置は,5.5.3.4による。
3) 風袋引き装置は,次の精度以内に零点を設定できなければならない。ただし,多目量はかりは,目
量(e)を最下位の部分計量範囲の目量(e1)に置き換えなければならない。
− 電気式はかり及びアナログ指示をもつはかりは,目量の1/2(±0.5 e)。
− デジタル表示をもつ機械式はかりは,目量(±1 e)。
4) 風袋引き装置の作動の可視性は,6.6.5による。
5) 減算式風袋引き装置は,6.6.6による。
6) 半自動風袋引き装置又は自動風袋引き装置は,6.6.8による。
7) 連続的な風袋引きの作動は,6.6.10による。
8) 計量結果の印字は,6.6.11による。
m) 対面販売用はかりは,次による。
1) プリセット風袋引き装置を含む風袋引き装置をもつ荷重受け部が一つの対面販売用はかりは,買い
手から次のことが確認できなければならない。
− プリセット風袋引き装置を含む風袋引き装置の作動状態
− 風袋量又はプリセット風袋量の変更
2) 対面販売用はかりにおける6.13.1の全ての主表示(対面販売用料金算出はかりの場合は,6.14.1も
適用する。)は,売り手側及び買い手側の両方に対して同時に,かつ,明確に表示しなければならな
い。これが1台の表示装置で不可能な場合は,売り手側及び買い手側にそれぞれ表示装置が必要と
なる。
3) チケット(伝票)又はラベル(値札)を印刷するセルフサービスはかりは,そのはかりが別製品の
販売に使用される場合には,主表示にその製品を指定する表示を含めなければならない。
4) 対面販売用料金算出はかりの印字は,6.14.3 e) による。
5) 対面販売用料金算出はかりの特例は,次による。
− 対面販売用料金算出はかりの追加機能の実施は,6.14.4.0Aによる。
− 接続している全てのはかりの料金の目盛間隔が同一であれば,6.14.4.0Aによって,直接的に又は
間接的に他のはかりにおいて行った取引を合計してもよい。
− 対面販売用料金算出はかりの追加情報の印字は,6.14.4.5による。
n) 値付けはかりは,次による。
1) 値付けはかりの印字は,6.14.3 e) 及び6.14.4.5による。
2) ラベルプリンタが付いた値付けはかりには,質量値用に少なくとも一つの表示がなければならない。
o) 手動指示はかりは,8.2.2.2,8.2.2.4,8.3.1及び8.9による。
p) 手動天びんは,o) によるほか,次による。
1) 静止点の変化 手動天びんは,質量を負荷していない状態及び質量を負荷した状態において,休み
装置によって休み状態と動作状態とを交互に繰り返したときに,動作状態の静止点の位置の変化の
最大が,その質量において感量に相当する質量を負荷したときに生じる変位の大きさの1/3を超え
てはならない。
2) 使用前後の静止点の変化 手動天びんは,使用する前及び使用した後において,質量を負荷してい
ない状態の静止点の位置の変化が,質量を負荷していない状態において感量に相当する質量を負荷
したときに生じる変位の大きさを超えてはならない。
――――― [JIS B 7611-2 pdf 148] ―――――
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3) 感じの開き 手動天びんは,質量を負荷していない状態において感量に相当する質量を負荷したと
きに生じる変位の大きさと,ひょう量に相当する質量を負荷した状態において感量に相当する質量
を負荷したときに生じる変位の大きさとの差が,変位の大きさのうち小さいものを超えてはならな
い。
q) 電気式はかりの場合,ソフトウェア識別番号が製造時のソフトウェア番号と一致しなければならない。
ただし,9.1.2 j) の表記のない電気式はかりは除く。
JB.2 使用公差
使用公差は,表JB.1による。
表JB.1−使用公差
使用公差 目量(e)で表した質量(m)
精度等級1級 精度等級2級 精度等級3級 精度等級4級
±1 e 0±2 e 50000 ±3 e 200000 注記 使用公差は,検定公差の2倍である。
JB.3 性能に関する検査の方法
JB.3.1 一般
性能に関する検査の方法は,目視,その他の必要と認められる適切な方法及び次による。また,JB.4.1
に規定される基準分銅等及びJB.4.1.2によって,管理された車両等を性能に関する検査に使用してもよい。
JB.3.2 器差の算出
JB.3.2.1 荷重受け部が二つある手動指示はかりを除くはかりの器差の算出
荷重受け部が二つある手動指示はかりを除くはかりの性能に関する検査における器差の算出は,次によ
る。
a) アナログ指示のはかりにおける器差は,次の式によって算出する。
E=I−L
ここに, E : 器差
I : はかりの指示値
L : 試験荷重
b) 目量の1/5(0.2 e)以下の実目量を表示する補助的な表示装置又は拡張表示装置をもつデジタル表示の
はかりは,器差を算出するために,これらの装置を用いてもよい。
c) 目量の1/5(0.2 e)を超える実目量を表示する補助的な表示装置又は拡張表示装置をもつデジタル表示
のはかり又は実目量をもたないはかりは,丸める前のはかりの計量値を決定する。
d) 試験荷重を荷重受け部に載せる前に,零点設定を行うか又は零トラッキング装置を作動させてもよい。
e) デジタル表示のはかりにおける器差は,次の式によって算出する。
1
E I e ΔL L
2
ここに, E : 器差
I : はかりの表示値
e : 目量
L : 試験荷重
――――― [JIS B 7611-2 pdf 149] ―――――
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ΔL : 追加荷重
注記 上記の式の追加荷重(ΔL)は,試験荷重において表示値が明らかに1目量増加するまで加え
た荷重である。
f) 次の条件下の場合,デジタル表示のはかりの器差の算出式は,JB.3.2.1 a) としてもよい。ただし,
JB.3.2.1 a) の“指示値”は,“表示値”に置き換える。
− 目量の1/5(0.2e)以下の補助的な表示装置又は拡張表示装置を器差の算出に使用する場合
− 試験荷重を載せ,表示値(I)と試験荷重(L)との差が,0の場合
− 使用公差が±2目量(±2e)及び±3目量(±3e)の試験の際に,試験荷重を載せ,表示値(I)と
試験荷重(L)との差が,±1目量(±1e)の場合
− 使用公差が±3目量(±3e)の試験の際に,試験荷重を載せ,表示値(I)と試験荷重(L)との差
が,±2目量(±2e)の場合
JB.3.2.2 荷重受け部が二つある手動指示はかりの器差の算出
荷重受け部が二つある手動指示はかりの器差の算出は,次のうち,いずれかによる。
a) 度表によって釣り合いを読み取るはかりは,次の式によって算出する。
Δ n1 n2 2n0
E
2 n2nΔ
ここに, Δ : はかりに表記されている感量
n0 : 空掛けの状態で3回測定したときの静止点の平均値
n1 : ひょう量又はひょう量の1/4に相当する分銅を両方の荷重受
け部に載せたときの静止点の値
n2 : n1を求めたときの分銅を交換して,両方の荷重受け部に載せ
たときの静止点の値
nΔ : n2を求めたときの状態で,感量に相当する質量の分銅を一方
の荷重受け部に載せたときの静止点の値
b) 度表以外によって釣り合いを読み取るはかりは,両方の荷重受け部に質量が同じ分銅を載せたときの
計量値と質量を負荷していないときの計量値との差を算出する。
JB.3.3 繰返し性
試験方法は,次による。ただし,手動天びん,等比皿手動はかり及び棒はかりは,試験を省略してもよ
い。
a) 試験荷重を荷重受け部に載せる前に表示装置の零点を確認する。ただし,JB.3.2.1 d) によって,自動
零点設定装置又は零トラッキング装置を作動させてもよい。
b) ひょう量の約1/4の試験荷重(ひょう量が8 tを超える懸垂式はかりの場合は,2 tの試験荷重として
もよい。)を負荷する。
c) 表示値(I)を確認する。
d) B.3.2によって器差(E)を算出し,JB.1 b) に適合するかを判断する。
e) ) d) を2回(計3回)繰り返す。ただし,精度等級1級及び精度等級2級のはかりは,a) d) を5
回(計6回)繰り返す。
f) 全ての計量結果の間の差がJB.1 b) に適合するかを判断する。
表示の読みは,はかりに荷重を負荷したとき及び各計量の間で荷重を取り除き,はかりが停止したとき
に読み取らなければならない。
試験中に零点が変動した場合には,はかりを零点に再設定しなければならない。
――――― [JIS B 7611-2 pdf 150] ―――――
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JIS B 7611-2:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- OIML R 76-1:2006(MOD)
JIS B 7611-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.100 : 力,重さ及び圧力の測定
JIS B 7611-2:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7609:2008
- 分銅
- JISB7612-1:2008
- 質量計用ロードセル―第1部:アナログロードセル
- JISB7612-2:2008
- 質量計用ロードセル―第2部:デジタルロードセル
- JISZ8103:2019
- 計測用語