JIS B 7614:2010 皮革面積計 | ページ 2

4
B 7614 : 2010

5.2 零点復帰装置

  零点復帰装置は,6.1の規定によって試験を行い,デジタル表示機構にあっては計量値を零に,アナログ
指示機構にあってはその指針が零を表す目盛線から目量の1/4以内の位置に戻るものでなければならな
い。

5.3 周速度

  周速度は,6.2の規定によって試験を行い,次の規定に適合しなければならない。
a) 周速度は,周速度が固定のものにあってはその表示された周速度の1.1倍,可変のものにあっては最
高周速度が表示された最高周速度の1.1倍を超えてはならない。
b) 機械式皮革面積計(検出部が被計量物に接触する方式の皮革面積計をいう。)の最高周速度は,24 m/min
を超えるものであってはならない。

5.4 繰返し誤差

  皮革面積計は,6.3の規定によって試験を行い,各計量値及び10回の計量値の平均値を次の式に当ては
めて算出した数値が,目量又は真実の値の2 %のいずれか大きい方の値を超えるものであってはならない。
2
xi xm
r 3
9
ここに, r : 繰返し誤差
xi : 各計量値
xm : 10回の計量値の平均値

6 試験方法

6.1 零点復帰装置

  零点復帰装置の試験は,3回以上操作して行う。

6.2 周速度

  周速度の試験は,回転計及び長さ計を用いて,送りローラーの回転数を計測し,そのローラーの外周部
が1分間に移動する長さを算出する。

6.3 繰返し誤差

  繰返し誤差の試験は,基準面積板を使用して測定可能区間の測定面の中央部及び左右の両部分について,
繰り返して10回計量を行う。

7 表示

  皮革面積計には,その見やすい箇所に,次に掲げる事項を表示しなければならない。
a) 製造業者名又は登録商標
b) 製造年
c) 製造番号
d) 目量
e) 最大面積
f) 周速度。ただし,可変するものにあってはその最高の周速度。

――――― [JIS B 7614 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
B 7614 : 2010

8 器差検定の方法

  器差検定の方法は,附属書JAによる。

9 使用中検査

  使用中検査は,附属書JBによる。

10 対応関係

  このJISの項目と特定計量器検定検査規則(以下,検則という。)との対応関係は,表1による。
表1−JIS項目と検則項目との対比表
JISの項目 検則の対応項目
7 表示 第五章第一節第一款第一目“表記事項”
4 構造,5 性能(5.1を除く。) 第五章第一節第一款第二目“性能”
5.1.1 検定公差 第五章第一節第二款“検定公差”
6 試験方法 第五章第一節第三款第一目“構造検定の方法”
附属書JA 器差検定の方法 第五章第一節第三款第二目“器差検定の方法”
JB.1 性能に係る技術上の基準 第五章第二節第一款“性能に係る技術上の基準”
JB.2 使用公差 第五章第二節第二款“使用公差”
JB.3 性能に関する検査の方法 第五章第二節第三款第一目“性能に関する検査の方法”
JB.4 器差検査の方法 第五章第二節第三款第二目“器差検査の方法”

――――― [JIS B 7614 pdf 7] ―――――

6
B 7614 : 2010
附属書JA
(規定)
器差検定の方法
JA.1 一般
器差検定に使用する標準器は,基準器検査規則第4条に規定する基準面積板とする。
JA.2 器差検定の方法
a) 表示された最高周速度以下の速度で器差検定を行う。
b) 方形基準面積板を用いる場合にあっては,その進行方向がその方形基準面積板の対角線にほぼ平行に
なるようにして行う。
c) 器差検定は,零点復帰装置を作動させた後,その最大面積に近い面積の値及び任意の面積の値につい
て行う。
d) 最大面積に近い面積の値を器差検定するときは,基準面積板をステージに均等に入れて行うものとす
る。
e) 任意の面積の値を器差検定するときは,6.3による。
JA.3 器差の算出
JA.3.1 任意の面積の値の器差の算出
任意の面積の値について器差検定をする場合にあっては,JA.2 e) の規定によって計量したその計量値の
平均値を計算して行う。

――――― [JIS B 7614 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
B 7614 : 2010
附属書JB
(規定)
使用中検査
JB.1 性能に係る技術上の基準
性能に係る技術上の基準は,4.5,4.7,5.2,5.3及び5.4による。
JB.2 使用公差
使用公差は,5.1.2による。
JB.3 性能に関する検査の方法
性能に関する検査の方法は,6.1,6.2及び6.3による。
JB.4 器差検査の方法
器差検査の方法は,附属書JAによる。

――――― [JIS B 7614 pdf 9] ―――――

                                                                                                                                              B7
4
附属書JC
61
(参考)
4 : 2
JISと対応する国際規格との対比表
010
JIS B 7614:2010 皮革面積計 OIML R136-1:2004,Instruments for measuring the areas of leathers
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 番号 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び名称 の評価
1 適用範 商取引に使用する 1 適用 一致
囲 皮革面積計 1.2 商取引に使用する皮革面
積計
3 用語及 T 用語及び定義
び定義
3.1 計量値 − − 追加 計量法の定義を引用すること 用語の定義の追加であり,技術的
3.2 器差 とした。 差異はない。
3.3 目量 T.3.1 目量 一致 −
3.4 表示機構 T.2.4 表示装置 変更 用語は異なるが同じ表示機構 同左
3.5 アナログ指示機構 T.2.4.1 アナログ表示 を定義している。
3.6 デジタル表示機構 T.2.4.2 デジタル表示
3.7 目盛標識 追加 計量法の定義を引用すること 用語の定義の追加であり,技術的
とした。 差異はない。
3.8 零点復帰装置 T.2.5 ゼロ点設定装置 一致
3.9 加減調整装置 − − 追加 調整装置の規定を追加したの 用語の定義の追加であり,技術的
3.10 送りおもり調整装 で用語に記載した。 差異はない。

3.11 周速度 − − 追加 周速度の規定を追加したので 用語の定義の追加であり,技術的
用語に記載した。 差異はない。
3.12 検定 − − 追加 計量法の定義を引用すること 用語の定義の追加であり,技術的
3.13 検定公差 とした。 差異はない。
3.14 使用公差

――――― [JIS B 7614 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS B 7614:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • OIML R136-1:2004(MOD)

JIS B 7614:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7614:2010の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8103:2019
計測用語