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B 8008-10 : 2006
することを考慮している。これらの附属書の試験方法は,JIS B 8008-9の附属書の試験方法と密接な関係
がある。
附属書Aに示す試験方法は,JIS B 8008-4の試験サイクルに対応する機関に当てはまる代表的な試験方
法である。附属書Aの適用範囲は,これまでに,定格出力1 500 kWまで確認されている。この規格を他
の用途へ拡大する場合は附属書を追加する。他の出力レベル及び他の用途へ適用を拡大するには,相当な
研究が必要である。機関サイズによる加速度の制限及び機関の始動などの他の運転条件を含むことに関し
ては,更に定義が必要になる。さらに,機関によっては,附属書A,附属書B及び附属書Cに示す試験方
法の運転をできなくする速度制御システム及び/又は負荷制御システムが装備されているものがある。こ
れらの制御システムは,少なくとも部分的に,排気煙濃度を抑制するためにあることを認識する必要があ
る。このような状況では,特別な試験手順が必要になる。
使用過程での排気煙濃度試験は,特定の機械で実施できないことがあり,注意すべきである(特に,機
械に設置された機関の無負荷加速時間FATが,JIS B 8008-9の9×FATを超える機械の場合)。
使用過程の機関が,排気煙試験で不合格となる状況は数多く存在する。機関が,製造業者の仕様を満た
さない小さな吸気系,排気系又は冷却系をもった機械に搭載されている可能性もある。さらに,メンテナ
ンスの頻度不足,又は不適切なメンテナンスによって排気煙濃度試験が不合格になることがある。また,
使用過程の燃料によって,排気煙濃度が高くなる可能性もある。
――――― [JIS B 8008-10 pdf 36] ―――――
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B 8008-10 : 2006
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
ISO 8178-10 : 2002,往復動内燃機関−排気排出
JIS X 8008-10 : 2006 往復動内燃機関−排気排出物測定−第10部 :
物測定−第10部 : 圧縮点火機関の過渡状態にお
圧縮点火機関の過渡状態における排気煙濃度の現地測定での試験サ
イクル及び試験方法 ける排気煙濃度の現地測定での試験サイクル及
び試験方法
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規
(IV) ISと国際規格との技術的
国際 差異の項目ごとの評価及びそ格との技術的差
規格 の内容 異の理由及び今
番号 表示箇所 : 本体,附属書 後の対策
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内
番号 番号 評価 容
1.適用範囲 適用範囲 ISO 1適用範囲 JISに同じ。 IDT − −
2.引用規格 引用規格 8178 2引用規格 JISに同じ。 IDT − −
3.定義 定義 -10 3定義 JISに同じ。 IDT − −
4.記号及び単 記号と単位 4記号及び JISに同じ。 IDT − −
位 単位
5.試験条件 試験条件につい 5試験条件 JISに同じ。 IDT − −
ての規定
6.試験燃料 試験燃料につい 6試験燃料 JISに同じ。 IDT − −
ての規定
7.測定器及び 測定器及びその 7測定器及 JISに同じ。 IDT − −
精度 精度についての び精度
要求事項
8.不透過率メ 測定器の校正に 8校正手順 JISに同じ。 IDT − −
ータの校正 ついての規定
9.試験 試験の準備,試 9試験 JISに同じ。 IDT − −
験のサイクル及
び注意事項
10.データの 試験データの計 10データ JISにほぼ同 MOD/変更 JISは式(16)に ISO規格の次回
評価及び計 算方法及び評価 の評価及 じ。 ついて,ISO規 見直し時に提案
算 方法 び計算 格の間違いを修 する予定。
正して規定。
11.排気煙濃 排気煙の測定方 11排気煙 JISに同じ。 IDT − −
度の測定 法 の測定
――――― [JIS B 8008-10 pdf 37] ―――――
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B 8008-10 : 2006
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格
(IV) ISと国際規格との技術的
国際 との技術的差異の
差異の項目ごとの評価及びその
規格 内容 理由及び今後の対
番号 表示箇所 : 本体,附属書 策
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内
番号 番号 の評価 容
附属書A 可変回転速度オフロ 附属書A JISに同じ。 IDT − −
(規定) ード機関の試験方法 (規定)
について規定
附属書B 試験サイクルE機関 附属書B JISに同じ。 MOD/変更 ISO規格は,図B.1 ISO規格の図中の
(規定) の試験方法について (規定) ただし,図中 及び図B.2の中の 説明が本体の規定
規定 の説明に不 説明で,“機関製 と異なるため,よ
明確な部分 造業者が申告した り明確になるよう
がある。 時間”とあるが, に表現した。
JISでは本体の記 ISO規格の見直し
述に合わせて“機 時に変更を提案す
関の管理若しくは る。
制御システムによ
る時間”に変更し
た。
附属書C 試験サイクルF機関 附属書C JISに同じ。 MOD/変更 ISO規格は,図C.1 ISO規格の図中の
(規定) の試験方法について (規定) ただし,図中 の中の説明で, 説明が本体の規定
規定 の説明に不 “機関製造業者が と異なるため,よ
適切な部分 申告した時間”と り明確になるよう
がある。 あるが,本体の記 に表現した。
述に合わせてJIS ISO規格の見直し
では“機関の管理 時に変更を提案す
若しくは制御シス る。
テムによる時間”
に変更した。
附属書D 加速試験方法に関す 附属書D JISに同じ。 IDT − −
(参考) る注意事項を記述 (参考)
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 技術的差異がない。
― MOD/変更········· 国際規格の規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD··············· 国際規格を修正している。
JIS B 8008-10:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8178-10:2002(MOD)
JIS B 8008-10:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.020 : 内燃機関
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.50 : 交通機関からの排気ガス
JIS B 8008-10:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8008-4:2009
- 往復動内燃機関―排気排出物測定―第4部:各種用途の定常状態における試験サイクル
- JISB8008-5:2009
- 往復動内燃機関―排気排出物測定―第5部:試験燃料
- JISB8008-6:2000
- 往復動内燃機関―排気排出物測定―第6部:試験報告
- JISB8008-7:2000
- 往復動内燃機関―排気排出物測定―第7部:エンジンファミリの定義及び決定方法
- JISB8008-8:2000
- 往復動内燃機関―排気排出物測定―第8部:エンジングループの定義及び決定方法
- JISB8008-9:2004
- 往復動内燃機関―排気排出物測定―第9部:圧縮点火機関の過渡状態における排気煙濃度の台上測定での試験サイクル及び試験方法