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B 8032-4 : 2015
10.1.4 セミインレイドクロムめっきリング
コード : CR1E,CR2E
セミインレイドクロムめっきリングの形状及び外周エッジの寸法は,図4及び表14による。
注a) リング製造業者の選択による。
図4−セミインレイドクロムめっきリング
表14−セミインレイドクロムめっきリングの外周エッジのランド寸法h7
単位 mm
リング幅 ランド寸法
h1 h7
材料分類10,20,30 材料分類40,50,60
≦2.0 0.150.45 0.100.40
2.03.5≦h1≦4.5 0.150.55 0.100.50
10.1.5 インレイドクロムめっきリング
コード : CR1F,CR2F
インレイドクロムめっきリングの形状及び外周エッジの寸法は,図5及び表15による。
注a) リング製造業者の選択による。
図5−インレイドクロムめっきリング
――――― [JIS B 8032-4 pdf 21] ―――――
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B 8032-4 : 2015
表15−インレイドクロムめっきリングの外周エッジのグルーブ及びランドの寸法
単位 mm
リング幅 グルーブ寸法 ランド寸法
h1 h6 h7
材質分類10,20,30 材料分類40,50,60
2.0 1.3以上 0.150.45 0.100.40
2.5 1.7以上
3.0 2.2以上 0.150.50 0.100.45
3.5 2.5以上
4.0 3.0以上
0.150.55 0.100.50
4.5 3.5以上
10.1.6 クロムめっきリングの外周エッジのR面取り,C面取り及び寸法
この細分箇条は,クロムめっき付きオイルコントロールリング及びサイドレールには適用しない。
コード : CRF及びCR1CR4の上下外周エッジ部,及びコード : CR1E及びCR2Eの外周上面エッジ部
は,めっき前にR面取り又はC面取りを行ってもよい。
外周エッジの面取り寸法は,図6図8及び表16による。
単位 mm
図6−外周全面クロムめっきリング
単位 mm
図7−外周下面エッジを縮小した外周全面クロムめっきリング−コード : KU
――――― [JIS B 8032-4 pdf 22] ―――――
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B 8032-4 : 2015
単位 mm
図8−セミインレイドクロムめっきリング
表16−外周全面クロムめっきリングの外周エッジのh20及びh23並びに
セミインレイドクロムめっきリングのh20(コード : KU)
単位 mm
リング幅 軸方向寸法
h1 h20 h23
1.0≦h1<3.5 0.3以下 0.2以下
3.5≦h1≦4.5 0.4以下 0.3以下
10.1.7 クロムめっきリング及びサイドレールの合い口部の外周エッジ
合い口部の外周エッジは,めっき後にR面取り又はC面取りを行う。
外周エッジの寸法は,表17による。
表17−クロムめっきリング及びサイドレールの合い口部における外周エッジの周方向寸法
単位 mm
リング幅 周方向寸法
h1,h12 s3 縮小仕様s3
(コード : KG)
<6 0.4以下 0.15以下
≧6 0.6以下 0.25以下
10.1.8 クロムめっきの硬さ
クロムめっきの硬さは,JIS Z 2244によって,800 HV 0.1以上とする。
10.2 溶射コーティング
10.2.1 コード
溶射コーティングを施す場合は,JIS B 8032の規格群に規定するコードを用いる。
10.2.2 溶射コーティング厚さ
溶射コーティング厚さは,表18による。
――――― [JIS B 8032-4 pdf 23] ―――――
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B 8032-4 : 2015
表18−溶射コーティング厚さ
単位 mm
コード 厚さ 許容差(参考)a)
d1<160 160≦d1≦200
MO1 0.05以上
MO2 0.10以上 +0.2 +0.25
MO3 0.15以上 0 0
MO4 0.20以上
注a) 一般に,最小値を規定している規格では,許容差は不要である。許容差が
必要な場合には,この値が推奨される。
10.2.3 外周全面
コード : MO1MO4
10.2.4 セミインレイド
コード : MO1EMO4E
セミインレイド形状は,図9による。
外周下面エッジのランド寸法は,表14による。
注a) リング製造業者の選択による。
図9−セミインレイド
10.2.5 インレイド
コード : MO1FMO4F
インレイド形状は,図10による。
外周エッジのランド寸法は,表19による。
注a) リング製造業者の選択による。
図10−インレイド
――――― [JIS B 8032-4 pdf 24] ―――――
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B 8032-4 : 2015
表19−溶射コーティングリングの外周溝及びランドの寸法
単位 mm
リング幅 グルーブ寸法 ランド寸法
h1 h6 h7
材料分類10,20,30 材料分類40,50,60
1.2 0.6以上
1.5 0.8以上
0.150.45 0.100.40
1.75 1.05以上
2.0 1.3以上
2.5 1.7以上
3.0 2.2以上 0.150.50 0.100.45
3.5 2.5以上
4.0 3.0以上
0.150.55 0.100.50
4.5 3.5以上
10.2.6 溶射コーティングリングの外周エッジのR面取り,C面取り及び寸法
コード : MO1MO4のリングは上下外周面エッジを,及びコード : MO1EMO4Eのリングは外周上面
エッジを,R面取り又はC面取りにすることは製造業者の選択による。
外周エッジの面取り寸法は,図11,図12及び表20による。
単位 mm
注a) 最小膜厚の50 %以上。
図11−外周全面溶射コーティング−コード : MO1MO4
単位 mm
注a) 最小膜厚の50 %以上。
図12−セミインレイド−コード : MO1EMO4E
――――― [JIS B 8032-4 pdf 25] ―――――
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JIS B 8032-4:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6621-4:2003(MOD)
JIS B 8032-4:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 43 : 自動車工学 > 43.060 : 自動車用エンジン > 43.060.10 : エンジンブロック及び内部部品
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.020 : 内燃機関
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.240 : ロータリ往復動機構及びその部品
JIS B 8032-4:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8032-10:2014
- 内燃機関―小径ピストンリング―第10部:鋳鉄製ハーフキーストンリング
- JISB8032-11:1998
- 内燃機関―小径ピストンリング―第11部:オイルコントロールリング
- JISB8032-12:1998
- 内燃機関―小径ピストンリング―第12部:コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング
- JISB8032-13:2018
- 内燃機関―小径ピストンリング―第13部:スチール組合せオイルコントロールリング
- JISB8032-14:2014
- 内燃機関―小径ピストンリング―第14部:スチール製キーストンリング
- JISB8032-15:2014
- 内燃機関―小径ピストンリング―第15部:スチール製ハーフキーストンリング
- JISB8032-16:2014
- 内燃機関―小径ピストンリング―第16部:コイルエキスパンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリング
- JISB8032-2:2016
- 内燃機関―小径ピストンリング―第2部:測定方法
- JISB8032-3:2015
- 内燃機関―小径ピストンリング―第3部:材料
- JISB8032-6:2016
- 内燃機関―小径ピストンリング―第6部:鋳鉄製レクタンギュラリング
- JISB8032-7:2018
- 内燃機関―小径ピストンリング―第7部:スチール製レクタンギュラリング
- JISB8032-8:2018
- 内燃機関―小径ピストンリング―第8部:鋳鉄製スクレーパリング
- JISB8032-9:2018
- 内燃機関―小径ピストンリング―第9部:鋳鉄製キーストンリング
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法