JIS B 8472:2008 蒸気用電磁弁

JIS B 8472:2008 規格概要

この規格 B8472は、蒸気を流す管路に使用し,開閉機能をもつ,作動圧力差(0~1.0MPaの範囲の間にあるもの);最高許容圧力(1.0MPa以下);周囲温度(5~50℃);許容流体温度(184℃以下)の仕様の蒸気用電磁弁について規定。

JISB8472 規格全文情報

規格番号
JIS B8472 
規格名称
蒸気用電磁弁
規格名称英語訳
Steam pipe line -- Solenoid valves
制定年月日
1978年2月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

23.060.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1978-02-01 制定日, 1986-10-01 確認日, 1992-06-01 確認日, 1994-02-01 改正日, 2001-08-20 確認日, 2008-06-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 8472:2008 PDF [10]
                                                                                   B 8472 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 性能・・・・[3]
  •  6 構造・・・・[3]
  •  7 外観・・・・[5]
  •  8 材料・・・・[5]
  •  9 試験方法・・・・[5]
  •  9.1 作動試験・・・・[5]
  •  9.2 耐圧試験・・・・[5]
  •  9.3 内部漏れ試験・・・・[5]
  •  9.4 流量特性試験・・・・[5]
  •  9.5 許容最高温度試験・・・・[5]
  •  9.6 絶縁抵抗試験・・・・[5]
  •  9.7 耐電圧試験・・・・[5]
  •  9.8 耐久試験・・・・[6]
  •  10 検査方法・・・・[6]
  •  10.1 形式検査・・・・[6]
  •  10.2 受渡検査・・・・[6]
  •  11 包装・・・・[7]
  •  12 製品の呼び・・・・[7]
  •  13 表示・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8472 pdf 1] ―――――

B 8472 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本自動機器工業
会 (JAC) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8472 : 1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8472 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8472 : 2008

蒸気用電磁弁

Steam pipe line-Solenoid valves

1 適用範囲

  この規格は,蒸気を流す管路に使用し,開閉機能をもつ,次の仕様の蒸気用電磁弁(以下,電磁弁とい
う。)について規定する。
a) 作動圧力差 01.0 MPaの範囲の間にあるもの。
b) 最高許容圧力 1.0 MPa以下
c) 周囲温度 550 ℃
d) 許容流体温度 184 ℃以下
注記 圧力の値は,ゲージ圧とする。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0100 バルブ用語
JIS B 0203 管用テーパねじ
JIS B 2005-2-3 工業プロセス用調節弁−第2部 : 流れの容量−第3節 : 試験手順
JIS B 2220 鋼製管フランジ
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS B 2240 銅合金製管フランジ
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 4003 電気絶縁の耐熱クラス及び耐熱性評価

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0100によるほか,次による。
3.1
蒸気
水蒸気であって,飽和蒸気及び過熱蒸気。
3.2
作動圧力差
電磁弁が作動し得る入口側圧力と出口側圧力との差。
3.3
作動圧力差範囲

――――― [JIS B 8472 pdf 3] ―――――

2
B 8472 : 2008
作動圧力差の上限と下限との範囲。

4 種類

  電磁弁の種類は,作動方式,電源,口径の呼び及び接続方法によって表1,表2及び表3のとおり区分
する。
表1−作動方式による種類
種類 区分内容
直動式 電磁力によって直接弁体を開閉する方式(図1参照)。
パイロット 電磁力によってパイロット弁を作動し,弁体上部圧力と入口側
作動式 圧力との圧力差で弁体を開閉する方式(図2参照)。
表2−電源による種類
定格電圧 交流24 V,100 V,110 V,200 V,220 V
定格周波数 50 Hz専用形,60 Hz専用形,50/60 Hz共用形,50/60 Hz選択形
表3−口径の呼び及び接続方法による種類
口径の呼び 接続方法
ねじ継手 フランジ継手
8A Rc −
10A Rc −
15A Rc 15A
20A Rc 20A
25A Rc 1 25A
32A Rc 1 32A
40A Rc 1 40A
50A Rc 2 50A

――――― [JIS B 8472 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 8472 : 2008

5 性能

  電磁弁の性能は,箇条9に規定する試験を行ったとき,表4の規定に適合しなければならない。
表4−性能
項目 性能 試験方法
作動 円滑に作動し,異常音が生じてはならない。 9.1
耐圧 破壊,き裂,外部漏れ又は異常な変形が生じてはならない。 9.2
内部漏れ 口径の呼び 空気漏れ量L/min (ANR) ) 9.3
8A20A 0.6 以下
25A 1.2 以下
32A,40A 2.5 以下
50A 3.7 以下
流量特性 受渡当事者間の協定による値を満足しなければならない。ただし,その値は, 9.4
KV値又はCV値による。
許容最高温度 電気絶縁部の耐熱クラスb) 許容最高温度 (℃) 9.5
F 155
H 180
絶縁抵抗 5 MΩ以上でなければならない。 9.6
耐電圧 1分間耐えなければならない。 9.7
耐久 10万回の開閉動作を行った後,上記の全項目を満足しなければならない。 9.8
注記1 KV値とは, 容量係数の一つで,特定のトラベルにおいて圧力差が105 Pa (1 bar) のときバルブを流れる5
40 ℃の温度の水の流量をm3/hで表す数値をいう。
注記2 CV値とは,容量係数の一つで,特定のトラベルにおいて圧力差が1 lbf/in2のときバルブを流れる40100 °F
の温度の水の流量をUSgal/minで表す数値をいう。
注a) 標準参考空気の状態(温度20 ℃,絶対圧100 kPa,相対湿度65 %の空気の状態)を示す。
b) 電気絶縁部の耐熱クラスは,JIS C 4003による。

6 構造

  電磁弁は,図1及び図2に示すような構造で,かつ,次による。
a) 電源の接続が容易な構造でなければならない。
b) 充電部と非充電金属部とは,十分に絶縁されていなければならない。また,裸の充電部分は,カバー
などで人体から保護しなければならない。
c) 通常の工具で,電磁コイルの交換並びに弁体及び弁座の分解点検ができ,かつ,リサイクルがしやす
い構造でなければならない。
d) 電磁弁の弁箱に使用するねじ継手のねじはJIS B 0203,フランジ継手のフランジはJIS B 2220,JIS B
2239又はJIS B 2240による。

――――― [JIS B 8472 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8472:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8472:2008の関連規格と引用規格一覧