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B 8609 : 2008
附属書1(規定)冷却能力試験方法
1. 適用範囲
この附属書は,向流形及び直交流形の強制通風式クーリングタワーの冷却能力試験方法に
ついて規定する。
2. 試験方法の種類 試験方法は,次のいずれかの方法とする。
a) 試験方法1 本体表2,試験方法1の試験条件で試験を行い,その結果を利用して入口水温と入口空気
湿球温度とが標準設計温度のときの水温レンジ及び標準冷却能力を求める方法。
b) 試験方法2 本体表2,試験方法2の試験条件で試験を行い,その結果を利用して標準設計温度のとき
の水量及び標準冷却能力を求める方法。
3. 試験場所 試験場所は,できるだけ平たんで,風の影響が少なく(1),供試機の吐出し空気が再循環し
ない所とする。
注(1) 風速は,5 m/s以下とする。
4. 試験装置 試験装置は,附属書1図1 a ) 及び附属書1図1 b ) に一例を示す。
――――― [JIS B 8609 pdf 6] ―――――
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B 8609 : 2008
供試機
流 量 温度計
調整弁 流量計
F
加熱装置 湿球温度計
温度計
ポンプP
a ) 向流形クーリングタワー
流 量 温度計
供試機
調整弁 流量計
F
加熱装置 湿球温度計
温度計
ポンプ P
b ) 直交流形クーリングタワー
附属書1図 1−冷却能力試験装置
5. 試験
方法5.1 講験方法1 試験方法,標準冷却能力算出方法及び評価は,次による。a) 試験方法 供試機が本体表2,試験方法1の試験条件に達してから附属書1表1で許容される定常状
態で30分以上経過後,30分間に水量,入口水温,出口水温及び入口空気湿球温度の測定を4回行う。
附属書1表 1−定常状態における許容変動値
水量 ±2 %
入口水温 ±0.4 ℃
入口空気湿球温度 ±1 ℃
b) 標準冷却能力算出方法 各測定値の算術平均値を求め,その測定水温レンジと測定入口空気湿球温度
とを用い,標準設計入口水温のときの水温レンジを次の式で計算する。
――――― [JIS B 8609 pdf 7] ―――――
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B 8609 : 2008
tl1A-t1A'45-ΔtlA
ΔtlB=ΔtlA 1 2
(tl1Btl1A) (1)
ΔtlA
45(tl1At1A)'
3
ここに ΔtlB : 標準設計入口水温のときの水温レンジ (℃)
ΔtlA : 測定水温レンジ (℃)
t1A' : 測定入口空気湿球温度 (℃)
tl1A : 測定入口水温 (℃)
tl1B : 標準設計入口水温 (℃)
上記t1A'及びΔtlBの値を用い,標準設計入口空気湿球温度 (27℃) のときの水温レンジΔtlCを附属書
1図2 a ) 又はb ) で該当するものを用いて求める。ΔtlCは,附属書1図3に示すように,t1A'とΔtlB
の交点Bとから曲線群に平行に引いた点線とt1C'(標準設計入口空気湿球温度27 ℃)との交点Cで与
えられる。
――――― [JIS B 8609 pdf 8] ―――――
7
B 8609 : 2008
20
20
標準設計入口水温 37℃
15
設 計 水 量
10
9
8
7
水温レンジ
6
5
Δtl 4
(℃)
3
2
1.5
10
10 15 20 25 30
入口空気湿球温度 t1' (℃)
附属書 1図 2−クーリングタワーの t1'−Δt l線図
a) 標準設計温度 37℃ の場合
――――― [JIS B 8609 pdf 9] ―――――
8
B 8609 : 2008
20
15 標準設計入口水温 37.5℃
設 計 水 量
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1.5
1
0
10 15 20 25 30
入口空気湿球温度 t 1'(℃)
附属書 1図 2−クーリングタワーの 線図
t 1'−Δt l
b) 標準設計水温 37.5℃ の場合
――――― [JIS B 8609 pdf 10] ―――――
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JIS B 8609:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.200 : 冷蔵技術
JIS B 8609:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8346:1991
- 送風機及び圧縮機―騒音レベル測定方法
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法