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B 8610 : 2020
注記 各管ピッチに共通
図18−冷媒R404Aを用いる場合,直径9.52 mm銅管のユニットクーラ(1回路長10 m,
113.5 kJ/kg基準)の過熱部の長さaとt
Δとの関係
――――― [JIS B 8610 pdf 26] ―――――
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B 8610 : 2020
注記 各管ピッチに共通
図19−冷媒R404Aを用いる場合,直径12.70 mm銅管のユニットクーラ(1回路長12.5 m,
113.5 kJ/kg基準)の過熱部の長さaとt
Δとの関係
――――― [JIS B 8610 pdf 27] ―――――
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B 8610 : 2020
注記 各管ピッチに共通
図20−冷媒R404Aを用いる場合,直径15.88 mm銅管のユニットクーラ(1回路長15 m,
113.5 kJ/kg基準)の過熱部の長さaとt
Δとの関係
――――― [JIS B 8610 pdf 28] ―――――
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B 8610 : 2020
7 温度差TDを用いた冷凍能力
実用上は,温度差TDについての冷凍能力を表示する必要があるので,式(1)から得られるユニットクー
ラ冷凍能力Φ0を,温度差TDについての値に換算する方法を附属書Cに示す。
8 ユニットクーラの冷凍能力計算書及び技術資料などに記載する項目
ユニットクーラの冷凍能力計算書の例及び技術資料などに記載する項目を,附属書Dに示す。
――――― [JIS B 8610 pdf 29] ―――――
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B 8610 : 2020
附属書A
(参考)
圧力損失による冷凍能力の低下
ユニットクーラ1回路長lが過大であったり,対数平均温度差t Δが過大のときは,コイル内冷媒圧力損
失Δpが大きくなる。このため,設定蒸発温度に相当する飽和圧力で冷媒蒸気を吸入圧縮すると,ユニッ
Δは減少する。
トクーラ入口冷媒飽和圧力,すなわち,飽和温度は高くなり,実際の対数平均温度差t
Δが減少すると,図9図11からK値も減少し,冷凍能力Φ0は相乗的に減少する。このため,式(1)
t
から求められた冷凍能力より実際は低い冷凍能力となる。
一般的に,直径15.88 mm銅管では,対数平均温度差t Δが5 K程度である限り,1回路長lが20 m(ベ
ンド相当長を含む。)程度では,冷媒圧力損失は考慮しなくてもよい。しかし,これ以上長い場合は,冷凍
能力が低下するため,補正する必要がある。直径12.70 mm銅管では15 m以上,直径9.52 mm銅管では11.5
m以上についても,同様である。
図A.1図A.3は,補正に必要な1回路管内冷媒流量qmrと管内冷媒圧力損失との関係を示す。
補正の方法は,次のとおりとする。
まず,対数平均温度差tΔを仮定し,次の順序で計算を行い,それによって得られるtΔとt Δとが一致
するまで計算を繰り返す。
次に,1回路長lが最適長さ15 mに対して43 mの場合の計算例を示す。
計算例の条件は,次のとおりとする。
1回路長 l=43 m,直径15.88 mm銅管製,冷媒R410A
過熱のための必要長 a=3 m
管内冷媒蒸発温度 t0=−30 ℃,冷凍効果 Δh=164.98 kJ/kg
有効内外面積比 m=5,前面風速 Uaf=3 m/s
ユニットクーラ入口での冷媒乾き度 x=0.35
管ピッチ 50×50,有効長 EL=5 m
室温 ta1=−20 ℃
(Φ1はユニットクーラ1回路の冷凍能力を示す。)
(t01はユニットクーラ入口での蒸発温度を示す。)
――――― [JIS B 8610 pdf 30] ―――――
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JIS B 8610:2020の国際規格 ICS 分類一覧
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