この規格ページの目次
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B 8674 : 2017
6.2.4 合否判定基準
I形は,亀裂,破砕及びポートからの継手端部の分離があってはならない。
J形は,規定試験圧力以下で亀裂,破砕及びポートからの継手端部の分離があってはならない。
6.3 漏れ試験
6.3.1 規定
I形は,供試品3個を試験して,最高定格圧力の1.5倍を2分間加えている間,漏れのないことを確認す
る。
J形は,供試品3個を試験して,最高定格圧力の1.5倍を30秒間加えている間,漏れのないことを確認
する。
6.3.2 材料及び要求トルク
材料及び要求トルクは,継手メーカによって規定されている最小締付トルクで試験ブロックポート
(6.1.4.2参照)に締め付けた製品と同じ継手端部によって確認する。
6.3.3 手順
I形は,最高定格圧力の1.5倍の圧力を2分間加える。
J形は,最高定格圧力の1.5倍の圧力を30秒間加える。
6.3.4 合否判定基準
圧力を加えている間に漏れが発生してはならない。
6.4 耐衝撃圧力試験
6.4.1 規定
I形は,供試品10個に,+20 %0の許容誤差内の規定定格圧力を1 000 000サイクル与えた後,許容漏
れ量を超えないことを確認する。
J形は,供試品10個に,0.5 MPaの圧力を1 000 000サイクル与えた後,許容漏れ量を超えないことを確
認する。
6.4.2 材料及び要求トルク
供試品数は,6.1.4に規定する試験継手端部(6.1.4.1参照)に合わせたポートと,試験ブロックポート
(6.1.4.2参照)に合わせた継手端部とをそれぞれ10個とする。
I形及びJ1形は,継手端部は表3に示したトルク値,ポートにはその2倍のトルク値によって確認しな
ければならない。
J2形は,継手端部は表3Aに示したトルク値,ポートにはその1.5倍のトルク値によって確認しなけれ
ばならない。
6.4.3 手順及び衝撃圧力サイクル
I形は,最初に1 000 000サイクルの間,図3に示す波形の衝撃圧力サイクルを与え,その後,漏れ試験
(6.3参照)を実施する。ただし,供試品の数は6.4.1に,合否判定基準は6.4.4による。
J形は,最初に1 000 000サイクルの間,図3Aに示す波形の衝撃圧力サイクルを与え,その後,漏れ試
験(6.3参照)を実施する。ただし,供試品の数は6.4.1に,合否判定基準は6.4.4による。
6.4.4 合否判定基準
試験後,各供試品は,漏れ試験(6.3参照)に合格しなければならない。ただし,漏れ量は,空気を使用
した場合,最高定格圧力において,1 cm3/min (ANR)(JIS B 8393参照)以下でなければならない。
――――― [JIS B 8674 pdf 6] ―――――
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B 8674 : 2017
6.5 過剰締付トルク試験
6.5.1 規定
I形及びJ1形は,ポート及び継手端部の供試品3個に,表3に示すトルク値の2倍のトルクを与え,極
端な変形がないことを確認する。
J2形は,ポート及び継手端部の供試品3個に,表3Aに示すトルク値の1.5倍のトルクを与えた後に,
漏れ試験(6.3.16.3.3参照)を行って許容漏れ量(6.5.4参照)を超えないことを確認する。
6.5.2 材料及び要求トルク
6.5.2.1 継手端部
I形及びJ1形は,表3に示すトルク値で試験ブロックポート(6.1.4.2参照)に締め付けた製品と同じ継
手端部によって確認する。
J2形は,表3Aに示すトルク値で試験ブロックポート(6.1.4.2参照)に締め付けた製品と同じ継手端部
によって確認する。
6.5.2.2 ポート
I形及びJ1形は,表3に示すトルク値の2倍で試験用継手端部(6.1.4.1参照)を締め付けた製品と同じ
ポートによって確認する。
J2形は,表3Aに示すトルク値の1.5倍で試験用継手端部(6.1.4.1参照)を締め付けた製品と同じポー
トによって確認する。
6.5.3 手順
I形は,表3に示すトルク値の2倍のトルクを与える。ポート試験ブロックを固定し,レンチは,継手
端部又は継手の六角部に合わせなければならない。
J1形は,表3に示すトルク値の2倍のトルクを与える。その後,漏れ試験(6.3参照)を実施する。ポ
ート試験ブロックを固定し,レンチは,継手端部又は継手の六角部に合わせなければならない。
J2形は,表3Aに示すトルク値の2倍のトルクを与える。その後,漏れ試験(6.3参照)を実施する。ポ
ート試験ブロックを固定し,レンチは,継手端部又は継手の六角部に合わせなければならない。
6.5.4 合否判定基準
I形は,ポート及び継手端部が使用できない状態になるような,目視によって分かるクラック又は極端
な変形があってはならない。
J形は,漏れ試験(6.3参照)に合格しなければならない。ただし,漏れ量は,空気を使用した場合,最
高定格圧力において,1 cm3/min (ANR)(JIS B 8393参照)以下でなければならない。
6.6 長期クリープ試験
6.6.1 規定
試験ブロックポートに締め付けた製品と同じ継手端部の供試品6個に,トルクを与え,継手端部に最高
定格圧力と最高定格温度とを一定時間かけた後,漏れ試験(6.3.16.3.3参照。ただし,供試品は6個)を
行って許容漏れ量(6.6.4参照)を超えないことを確認する。
6.6.2 材料及び要求トルク
6.6.2.1 継手端部
I形及びJ1形は,表3に示すトルク値で試験ブロックポート(6.1.4.2参照)に締め付けた製品と同じ継
手端部によって確認する。
J2形は,表3Aに示すトルク値で試験ブロックポート(6.1.4.2参照)に締め付けた製品と同じ継手端部
によって確認する。
――――― [JIS B 8674 pdf 7] ―――――
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B 8674 : 2017
6.6.2.2 ポート
I形及びJ1形は,表3に示すトルク値の2倍で試験用継手端部(6.1.4.1参照)を締め付けた製品と同じ
ポートによって確認する。
J2形は,表3Aに示すトルク値の1.5倍で試験用継手端部(6.1.4.1参照)を締め付けた製品と同じポー
トによって確認する。
6.6.3 手順
I形は,表3に示すトルク値の2倍のトルクを与え,1 000時間,製品最高定格圧力及び最高定格温度で
放置(エージング)する。その後,漏れ試験(6.3参照)を実施する。ただし,供試品の数は6.6.1に,合
否判定基準は6.6.4による。
J1形は,表3に示すトルク値の2倍のトルクを与え,1 000時間,製品最高定格圧力及び最高定格温度
で放置(エージング)する。その後,漏れ試験(6.3参照)を実施する。ただし,供試品の数は6.6.1に,
合否判定基準は6.6.4による。
J2形は,表3Aに示すトルク値の1.5倍でトルクを与え,1 000時間,製品最高定格圧力及び最高定格温
度で放置(エージング)する。その後,漏れ試験(6.3参照)を実施する。ただし,供試品の数は6.6.1に,
合否判定基準は6.6.4による。
6.6.4 合否判定基準
試験終了後,室温(23 ℃±5 ℃)において,継手端部に定格圧力の1.5倍の圧力をかけたとき,漏れ量
が1 cm3/min (ANR)(JIS B 8393参照)を超えてはならない。
7 呼び方
この規格に適合するポート及び継手端部は,次のように呼ぶ。
a) “ポート”及び“継手端部”
b) “JIS B 8674”に適合
c) ねじの呼び(表1又は表2)
d) 5.2に規定する温度範囲への適応
例 ポート JIS B 8674-M7
継手端部 JIS B 8674 G1/8
継手端部 JIS B 8674 G1(−40 ℃/50 ℃)
8 規格適合表示
この規格に適合していることを試験報告書,カタログ及び販売資料に表示する場合には,次の一文を記
載する。
“ポート及び継手端部は,JIS B 8674,空気圧用継手−ポート及び継手端部に適合する。”
――――― [JIS B 8674 pdf 8] ―――――
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B 8674 : 2017
単位 寸法 : mm
表面性状 : μm
φd2
b) c)
φd3
d1a) L
L1
2
注a) ねじの呼び径
b) 表面上にばり及び径方向のきずがあってはならない。
c) この値は,表面が同心溝となっている場合に適用する。その他の場合は,Ra2.4とする。
図1−ポート
表1−ポート寸法
単位 mm
ねじの呼びa) d2 d3 L1 L2
(d1×P) 最小 最大 最小
M3×0.5 7.0 3.1 +0.3 0.5 3.5
M5×0.8 9 5.1 0 0.5 4.5
M6×1 10.5 6 0.5 6
M7×1 12 7.1 0.5 6
G1/16 13 7.8 +0.4 0.5 6
G1/8 15 9.8 0 0.5 6
G1/4 19 13.3 1 7
G3/8 23 16.8 1 8
G1/2 27 21 1 9.5
G3/4 33 26.5 1 11
G1 40 33.4 1 12
G1 1/4 50 42.1 +0.5 2 17
G1 1/2 56 48 0 2 18
G2 69 60 2 20
注a) メートルねじはJIS B 0205-2,管用平行ねじはJIS B 0202による。
――――― [JIS B 8674 pdf 9] ―――――
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B 8674 : 2017
φd4
L
L3
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Xb)
c)
d1a)
注a) ねじの呼び径
b) シールによって異なる シール例は附属書A参照
c) 通し穴の大きさ及び形状は,材料及び構造による。
図2−継手端部
表2−継手端部寸法
単位 mm
ねじの呼びa) d4 L3 L4
(d1×P) 最大 最小
M3×0.5 6.5 1 3 0
−0.5
M5×0.8 8.5 1 4 0
−0.8
M6×1 10 1 5.5 0
−0.5
M7×1 11.5 1 5.5 0
−1
G1/16 13 1 5.5 0
−0.9
G1/8 14.5 1 5.5 0
−0.9
G1/4 18.5 1.5 6.5 0
−1.3
G3/8 22.5 1.5 7.5 0
−1.3
G1/2 26.5 1.5 9 0
−1.8
G3/4 32.5 1.5 10.5 0
−1.8
G1 39 1.5 11.5 0
−2.3
G1 1/4 49 2.5 16.5 0
−2.3
G1 1/2 55 2.5 17.5 0
−2.3
G2 68 2.5 19.5 0
−2.3
注a) メートルねじはJIS B 0205-2,管用平行ねじはJIS B 0202による。
――――― [JIS B 8674 pdf 10] ―――――
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JIS B 8674:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16030:2001(MOD)
- ISO 16030:2001/AMENDMENT 1:2005(MOD)
JIS B 8674:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.40 : 配管及びカップリング
JIS B 8674:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB8393:2000
- 空気圧―標準参考空気
- JISK2001:1993
- 工業用潤滑油―ISO粘度分類