JIS B 8674:2017 空気圧用継手―ポート及び継手端部

JIS B 8674:2017 規格概要

この規格 B8674は、空気圧用の平行ねじをもつポート及び継手端部の要求性能,試験方法及び寸法について規定。

JISB8674 規格全文情報

規格番号
JIS B8674 
規格名称
空気圧用継手―ポート及び継手端部
規格名称英語訳
Pneumatic fluid power -- Connections -- Ports and stud ends
制定年月日
2017年5月22日
最新改正日
2017年5月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 16030:2001(MOD), ISO 16030:2001/AMENDMENT 1:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

23.100.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2017-05-22 制定
ページ
JIS B 8674:2017 PDF [18]
                                                                                   B 8674 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  3A 種類及び記号・・・・[2]
  •  4 寸法・・・・[2]
  •  5 性能要求事項・・・・[2]
  •  5.1 定格圧力範囲・・・・[2]
  •  5.2 定格温度範囲・・・・[2]
  •  5.3 性能検証・・・・[2]
  •  5.4 シール材・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 一般事項・・・・[2]
  •  6.2 破壊圧力試験・・・・[3]
  •  6.3 漏れ試験・・・・[4]
  •  6.4 耐衝撃圧力試験・・・・[4]
  •  6.5 過剰締付トルク試験・・・・[5]
  •  6.6 長期クリープ試験・・・・[5]
  •  7 呼び方・・・・[6]
  •  8 規格適合表示・・・・[6]
  •  附属書A(参考)シール例・・・・[11]
  •  附属書B(参考)参考文献・・・・[12]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8674 pdf 1] ―――――

B 8674 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本フルードパワー工業会
(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8674 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8674 : 2017

空気圧用継手−ポート及び継手端部

Pneumatic fluid power-Connections-Ports and stud ends

序文

  この規格は,2001年に第1版として発行されたISO 16030及びAmendment 1:2005を基とし,日本の実
情に合わせて技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。ただし,追補(amendment)について
は,編集し,一体とした。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,空気圧用の平行ねじをもつポート及び継手端部の要求性能,試験方法及び寸法について規
定する。
注記1 この規格に適合するポート及び継手端部は,ISO 7-1に適合するねじ又はISO 1179に適合す
るポート及び継手端部をもつ接続部に対するものではない。空気圧利用における新しい設計
で規定されたねじポート及び継手端部に対してだけ,この規格が適用される。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16030:2001,Pneumatic fluid power−Connections−Ports and stud ends及びAmendment
1:2005(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598:2008,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 0202 管用平行ねじ
注記 対応国際規格 : ISO 228-1:1994,Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads
−Part 1: Dimensions, tolerances and designation(MOD)
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部 : 全体系
注記 対応国際規格 : ISO 261:1998,ISO general purpose metric screw threads−General plan(IDT)
JIS B 8393 空気圧−標準参考空気
注記 対応国際規格 : ISO 8778:1990,Pneumatic fluid power−Standard reference atmosphere(IDT)

――――― [JIS B 8674 pdf 3] ―――――

2
B 8674 : 2017
JIS K 2001 工業用潤滑油−ISO粘度分類
注記 対応国際規格 : ISO 3448:1992,Industrial liquid lubricants−ISO viscosity classification(IDT)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。

3A 種類及び記号

  ポート及び継手端部の種類及び記号は,定格圧力範囲及び定格温度範囲などによって,I形(記号I)及
びJ形(記号J)の2種類に区分し,J形はシール例によって,J1形(記号J1)及びJ2形(記号J2)の2
種類に区分する。
注記 ISOに適合したポート及び継手端部をI形とし,従来から国内で使用されてきたポート及び継
手端部をJ形として規定する。

4 寸法

  ポートの寸法は,図1及び表1による。継手端部の寸法は,図2及び表2による。継手は継手端部及び
シール材で構成される。シール方法の例については附属書Aに示す。

5 性能要求事項

5.1 定格圧力範囲

  ポート,継手端部及びシール材は,I形の場合は,−0.09 MPa1.6 MPaの圧力範囲で使用できるように
設計しなければならない。J形の場合は,−0.09 MPa1 MPaの圧力範囲で使用できるように設計しなけれ
ばならない。
ただし,製造業者による特別な規定がある場合は,この限りではない。
注記 この場合は,圧力を保持するのに十分なポート周辺材料であることを保証することが重要であ
る。

5.2 定格温度範囲

  ポート,継手端部及びシール材は,I形の場合は,−20 ℃80 ℃の使用温度範囲で使用できるように
設計しなければならない。J形の場合は,−5 ℃50 ℃の使用温度範囲で使用できるように設計しなけれ
ばならない。
ただし,製造業者による特別な規定がある場合は,この限りではない。

5.3 性能検証

  ポート,継手端部及びシール材は,箇条6に規定した全ての要求事項を満足しなければならない。

5.4 シール材

  シール材は,長期性能(確実な保持,再使用など)を保証しなければならない。

6 試験方法

6.1 一般事項

6.1.1  基本原則
この箇条に規定する試験は,ポート及び継手端部の設計並びに材料を限定するための形式試験である。
形式試験は通常一度だけ実施するが,ポート又は継手端部の材質が変更となった場合は再試験が必要と

――――― [JIS B 8674 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 8674 : 2017
なる。試験で使用した部品は,以後の試験及び製品に使用してはならない。
6.1.2 試験流体
試験流体は,破壊圧力試験では液体を使用し,耐衝撃圧力試験では空気又は液体を使用しなければなら
ない。漏れ試験及び長期クリープ試験では空気を使用しなければならない。
6.1.3 温度
特別な規定がない限り,試験は室温(23 ℃±5 ℃)で実施しなければならない。
6.1.4 材料
6.1.4.1 ポート試験
試験を実施するポートは,実際の製品と同じでなければならない。試験ポートに使用する継手端部は低
炭素鋼製又はステンレス鋼製で,長さL4(図2参照)は最小値でなければならない。
6.1.4.2 継手端部及びシール材試験
試験を実施する継手端部及びシール材は,実際の製品と同じでなければならない。試験ポートの付いた
試験ブロックは低炭素鋼製又はステンレス鋼製でなければならない。
6.1.5 ねじの潤滑
I形については,試験に限り,最大締付トルクを正確に測定するために,試験前にJIS K 2001に規定す
る粘度VG 32の作動油をねじ及び接触面に塗布しなければならない。
J形については,潤滑剤の塗布は,製造業者による特別な規定がない限り,実施しなくてもよい。

6.2 破壊圧力試験

6.2.1  規定
I形は,供試品3個を試験して,ポート,継手端部及びシール材が破壊することなく最高定格圧力の最
低5倍の圧力に耐えることを確認する。
J形は,供試品3個を試験して,ポート,継手端部及びシール材が破壊することなく最高定格圧力の最
低3倍の圧力に耐えることを確認する。
6.2.2 材料及び要求トルク
6.2.2.1 継手端部試験
I形及びJ1形は,表3に示したトルクで試験ブロックポート(6.1.4.2参照)に取り付けた製品と同じ継
手端部によって確認する。
J2形は,表3Aに示したトルクで試験ブロックポート(6.1.4.2参照)に取り付けた製品と同じ継手端部
によって確認する。
6.2.2.2 ポート試験
I形及びJ1形は,表3に示したトルクの2倍で試験用継手端部(6.1.4.1参照)を取り付けた製品と同じ
ポートによって確認する。
J2形,表3Aに示したトルクの1.5倍で試験用継手端部(6.1.4.1参照)を取り付けた製品と同じポート
によって確認する。
6.2.3 手順及び圧力上昇率
規定トルクで締め付ける。
I形は,3秒15秒の間に規定試験圧力に達するまで一定の割合で圧力を上昇させる。規定試験圧力に
達した時点で,少なくとも2分間,この圧力を保持する。
J形は,0.10.2 MPa/sの一定割合で圧力を増加させる。

――――― [JIS B 8674 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8674:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 16030:2001(MOD)
  • ISO 16030:2001/AMENDMENT 1:2005(MOD)

JIS B 8674:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8674:2017の関連規格と引用規格一覧